彼が女性との飲み会に行くのが嫌…【令和乙女のハッピーサプリ~もっと幸せになる方法】
「彼が女性のいる飲み会に行くことにモヤモヤする」
「やめてほしいけど、束縛って思われないかな?」
「どうしたら嫌な気持ちにならずに済むだろう」
彼が女性のいる飲み会に行くようですね。
大丈夫ですよ。あれこれ心配してしまうのは決しておかしなことではありません。好きな人が、女性のいる場所に行くと聞けば落ち着いていられないのは当然です。貴女のなかに「信じたい」という気持ちと「でも、本当に大丈夫なの?」という疑いが入り混じっていることでしょう。
しかし、ここで見失ってはいけない考えがあります。
ここで大事なのは「飲み会をやめさせること」ではなくて「どうすれば安心できるか」なのですよ。
現実的に、一切、女性のいない場所にしか顔を出さない、というのも難しいからです。仕事や、付き合いや、場の空気などもあるでしょうから。
だからこそ「飲み会に行かないで!」と主張するより「こうしてくれたら安心できる」という提案をした方が建設的になるのです。彼も納得しやすくなります。問題の本質は彼が飲み会に行くことではなく、それによって貴女が不安を感じることだからです。例えば、何時ごろ帰る予定かを教えてもらったり、帰宅後に電話をくれたら嬉しいなどと伝えてみてはどうでしょうか?
あくまで一例です。もしかすると次のデートで、トッピングたっぷりのアイスクリームを買ってもらうことが一番の解決法になることもあるでしょう。
ただ不安だと伝えるのではなくて「何をしてもらえると不安は消えるか?」を考えてみましょう。そこまで具体的な形にしたものを伝えることが大切です。
その上で、あと一つだけポイントがあります。
彼が飲み会に行っているときに〝自分を暇な人にしない〟ことも大切です。
ひたすらスマホを握りしめて「もう帰ったかな?」「まだ飲んでるのかな?」と考えてしまう時間になっているのはもったいないわけです。私たちは暇なときほどネガティブなことを考えがちですから。恋愛以外に集中できることを持つことが大切です。
人と会ったり、カフェに行ったり、好きな映画を観たり、趣味に没頭したり、やりたいことを楽しむ時間にしましょう。いろんなアイデアが思い浮かぶはずです。
恋愛だけを重視していると、どうしても彼の言動に振り回されてしまいます。恋愛以外にも夢中になれるものがあれば心に余裕が生まれます。生きることの不安は、ある程度は、自分で片付けるのも乙女の作法なのです。
女性のいる飲み会は行かないでほしいという気持ち自体は間違いではありません。
ただ現実的に、対処できるものと、対処できないものがあります。だからこそ「彼が飲み会にいくことが原因ではなく、それで不安になるのが原因なのだ」と掘り下げて対処法を考えるのが大切です。
指針としては「彼には、飲み会に行ったとしても不安にならない行動をしてもらう」「自分も不安が生まれないように楽しいことをする」という二軸になります。
どうすれば二人にとってベストな形になるのかを、ぜひ考えてみてくださいね。

(@ASD_ELEGANT)
マジシャン&恋愛コラムニスト。女性メディアに連載中の「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が2020年に書籍&漫画化。自身のSNSが「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれだし、恋に悩める乙女たちの参拝メッセージによってDMが24時間ナイアガラの滝のように流れている。この瞬間にも流れている。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。