婚活に疲れました…やめてもいい?【令和乙女のハッピーサプリ~もっと幸せになる方法】
「婚活に疲れました」
「いい人はどこにいるんですか」
「婚活やめてもいいですか?」
ははあ、婚活に疲れちゃったんですね。
その気持ちはものすごくわかります。婚活は体力も時間も奪われますし、なによりメンタルを削られるものですよね。疲れも溜まって当然というものです。本当にしんどいことだと思います。
今回のコラムは婚活をがんばっているのに、うまくいかなくて、つらい想いをしている貴女のために書くことにいたしますね。
まずは、お伝えしたいことがあります。
それは「しんどくなったら休んだらいい」というものです。
よく考えてください。勉強だって、仕事だって、スポーツだって、しんどくなったら休むのは当たり前のことじゃないですか。そうじゃないと心や体を壊してしまいますよね。
婚活だって同じことです。罪悪感を抱く必要はありません。しんどくなったら休むのは大切なことです。
婚活という名のもとに、毎月、何人もの異性と会って「この人と一生を過ごせるだろうか」と悩まなくてはいけないなんて、かなりのストレスがかかるはずです。ちゃんと自分のために休んであげてほしいのです。
1ヶ月や、3ヶ月というように期間を決めて休むぶんには何も悪いことではないと思います。
その上で、いまは婚活をやめるべきかについても悩んでいるかもしれません。
それは、すごく重要な問いです。貴女の残りの人生を左右しますから。貴女が考えて、答えを出さなくてはいけません。ただ、それもしっかり休んだあとで答えを出すべきだと思います。その方がより見えてくるものもあるでしょうから。
さらには婚活疲れの理由のひとつに「良いと思う人・合う人に出会えない」というものがあります。実際、婚活で心がすり減るのはここなのかもしれません。
この悩みを軽くするためにも、休んでいる間に、ぜひ考えてほしいことがあります。
それは「良い人・合う人」の定義を明らかにしておくことです。いわゆる「優しい人」「フィーリングが合う人」といった感覚的なものを、もっと具体的な言葉にしてみてほしいのです。
例えば「予定を立てるときに、こちらの都合も確認してくれる人」「会話のなかで謝罪や自虐などの自分を下げる発言もできる人」「いそがしくても1日1通は連絡をくれる人」というように。
このくらいまで言葉にできると、実際の出会いのなかでも判断しやすくなります。
漠然とした「良い人がいない」という感覚が、少しずつ「こういう人とは合わない」「こういう人なら合いそう」というふうに細かく切り分けられるようになるからです。
もちろん、こうしたワークも休んでいる間に動けそうだと思ったときで構いません。
なにより大事なのは、婚活に疲れた時は休んでいいんだということですから。疲れたら休む、この当たり前の考え方を婚活に持ちこんでもいいんですよ。
どうせ幸せになれることは決まってるんですから、白馬の王子様を待たせるくらいの気持ちで、ちょっと休んでやりましょう。そのあとで動けばいいんですよ。

(@ASD_ELEGANT)
マジシャン&恋愛コラムニスト。女性メディアに連載中の「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が2020年に書籍&漫画化。自身のSNSが「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれだし、恋に悩める乙女たちの参拝メッセージによってDMが24時間ナイアガラの滝のように流れている。この瞬間にも流れている。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。