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2015年10月05日

大学生のうちに投資をはじめたほうがいい理由:3つ

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夏休み期間中、アルバイトをがんばったおかげで、ちょっとまとまったお金を手にした人も多いはず。せっかくなら貯金しないで「投資」をはじめてみませんか? 大学生こそ、投資をはじめたほうがいい理由をご紹介します。

理由1.就活対策になる

「大学生のうちに投資をはじめるメリットといえば、就職活動の企業研究に役立つことと、貯めグセをつけておけること」と話すのは、経済ジャーナリストの酒井富士子さん。

「就職活動前になって業界研究や企業研究をしても、知っている企業も限られているし、ピンとこない場合も多いでしょう。でも投資にチャレンジすることで、日々のニュースにも興味が湧くし、日本経済の動向や業界のトレンド、企業を知る機会が増え、就活をはじめる前から業界や企業の知識を身につけることができます」とアドバイスします。

たとえば、ある企業が好調だとして、それは一企業だけなのか、それとも業界全体なのかなど、投資をしていると自然と分析力が身につき、それが就職活動でも役立つのだとか。確かに、自分のお金を投資していると思うと、気になるのが人間。説得力がありますね。

理由2.自己分析にもなる

また、投資をすると自分の性格もわかり、自己分析にもつながるとか。

「たとえば価格変動のある株式投資をはじめると、たいていの人は、1週間くらいドキドキしているもの。すると、自分の素の性格が出てくるんです。もう怖くて株はいいやという人、いやいやどんどん投資をしたいという人、いろんなタイプがいますから、自分の性格にあった投資をすればいいでしょう」といいます。

加えて、株式投資をするなら、うれしい特典がつく「株主優待目当て」がいいそう。
「株の醍醐味は1年間くらい保有してみないとわかりません。株を持っていると、各種優待がうけられる‘株主優待’はおトクですし、楽しみがあると続けやすいですよ」。

また、多少ならソンを出しておくのもいい経験だとか。
「就職したあと、仕事の失敗でも落ち込まなくなるし、度胸もつく。社会人になってから、これも大きく役立ちますよ(笑)」と笑い飛ばします。

理由3.貯めグセがつく

また、投資をはじめるのなら、毎月アルバイト代が入ってくる口座から、一定額が天引きされる積み立て型商品ではじめるのがいいそう。具体的には投資信託や純金積立などです。

「天引き貯蓄は聞いたことがあると思いますが、この投資版です。貯蓄では0.02%程度の利息しかつきませんが、積み立ての商品なら2%程度の利益があることも。毎月5000円程度からはじめられます」といいます。

このように天引き投資で、知らず知らずのうちにお金がたまっていくクセを大学生のうちからつけておくと、社会人になってから困らないというのです。

「就職直後は忙しくてなかなか投資をはじめられないもの。学生時代に投資をはじめておけば、その貯めグセが活きてきて、結婚資金や住宅購入資金など、その後の人生で役立つんですよ」。

最近では、銀行でも投資信託や株を購入できるようになっているほか、ネットバンキングでもはじめられるようになり、大学生にもはじめやすい環境だそう。気になる人は、一度、調べてみてもソンはなさそうですよ。

◆投資信託と純金積立の特徴
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■取材協力
酒井富士子(さかいふじこ)
経済ジャーナリスト。株や積み立てなどの投資商品はもちろん、住宅ローンなどの暮らしのお金の話をわかりやすく解説する。近著には「10分の1貯金」などがある。

◆酒井富士子・回遊舎公式HP
http://ameblo.jp/kaiyusha/

取材・文/嘉屋恭子

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