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2016年03月28日

イモトアヤコに学ぶ「行動を起こすためのヒント」

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珍獣ハンターと言えば、この方!イモトアヤコさん。どんなムチャブリにも「イエス!」の精神でさまざまなチャレンジを続ける姿が大人気。好評の近著『イモトの元気の素 88の言葉』から、せちがらい世の中を笑って切り抜けるためのスペシャルメッセージを語ってくださいました。イモトさんのお話から、何か行動を起こすヒントを見つけてみて。

養成所に通う資金作りは、居酒屋バイトで

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―アイドルになりたかったって本当ですか?

そうそう! 小学生の頃はSPEEDさんや安室さんに憧れていたんですよ(笑)。
でも、アイドルになりたいと言うよりは「テレビの中の人になりたい」って感じ。実は幼稚園の頃から目立つことが好きで。発表会の役にも自分から手を挙げて「やりますっ」っていう子供だったんですね。

―では、お笑いへ進むことにしたのはどうして?

目立ちたがり屋さんの子供が、中学、高校と進むうちに憧れの人が青木さやかさんに変わっていって。じゃあ、青木さんがいる事務所の養成所に入ろうかなって。高校生くらいになると、さすがにアイドルじゃないって気づき初めましたから(笑)。

で、大学進学をタテマエに、鳥取から東京に来たわけですが、その時にはすでにお笑いがやりたいことは決まっていました。養成所の学費は、居酒屋ホールのバイトで稼いで。
あの頃は深夜までバイトを頑張りましたね。もちろん、親にはナイショでしたけど。

結果が出るのは案外、肩の力が抜けているとき

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―珍獣ハンターになったきっかけは何ですか?

番組も内容も知らないまま、オーディションに行って。陸上部だったこともあって50m走で一番に。それが珍獣ハンターとの最初の接点。
養成所時代は結構いきがって「やってやるぜ!」的な空気も出してたんですけど、このオーディションの時だけはなぜかすごく肩の力が抜けてたんですね。ふわっと受けたら、ふわっと合格して、そのまま「じゃあ来週から海外行ってください」みたいな。
「じゃあ、ハイ」って感じで、そのまま今に至っています。

―意外とふわっとやったことが成功につながるってこと?

そうですね(笑)。私はそっちのほうが多かったかも。意外に結果が出るのは肩の力を抜いた時だったりしません? どっちが正解とは自分でもよくわからないですけど、あまり気負いすぎるのも、私の場合はダメだったかな。私、いまだに自分がなんで珍獣ハンターに選ばれたのかよくわかってないですし(笑)。
もちろん絶対行くぞって時も必要だとも思います。でも仕事って、意外にふわっとやったほうがいいものかもしれないですね。

イモトにとって、魔法のコトバ「とりあえず」

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―これまで途中で先が見えないと思ったことはありませんでしたか?

それが不思議とあまり感じなくてですね(笑)。
私の中で「とりあえず」ってとても大事な言葉で。
160mのダムをクライミングした時も、ディレクターさんがこう言ったんですよね。

「じゃあ、とりあえずハーネスつけてみようか。それから考えようか」…で、着けてみる。
「じゃあ、とりあえずハシゴ登ってみようか」…まぁそれならと登る。
「じゃあ、とりあえず10m行ってみようか」…そっか、じゃ行ってから考えよっかな。
ということで、「とりあえず、とりあえず」の連鎖で160mやり切っちゃいまして。

でね、思ったんです。「あぁ、『とりあえず』って、何でもできる魔法の言葉だな」って。
そして、今も魔法にかかったまま、「とりあえず」珍獣ハンターをやっているのかもしれませんね(笑)。

やってみないとわからないから「イエス」

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―それにしても、ムチャブリ、多いですよね。

ですねー。でも私、基本的にイエスマンなんで大丈夫。来たものをまず全力でやっていくことで、先がどんどんつながっていくんじゃないかと、思いますね。
私だって最初はコモドドラゴンとは走りたくなかったけど、「イエス」って言って、走って、そのお陰で今につながっているから。

もともと私の中にあまりNOという選択肢がないのかもしれませんね(笑)。
でもね、やってみないとわからない事って、世の中たくさんあると思うんです。まさに経験してみてわかることだらけ! そう思えるようになったのも、イエスマンでよかったことかな。

―振り返ると10年。珍獣ハンターここまでやると思っていました?

全然そんなことないです。自分の中ではまだ2、3年って感覚。
気が付きゃ10年ですが、この先もこのまま走って行こうかなと思ってます。

それに今、30歳で、ここからの10年は自分にとっても大事な時期だと思っているんです。20代は突拍子もないことをたくさんやってきたので、ここからの10年はひとりの女性としてかっこいい人間になることを心がけようと思ってます。いわば、いい40代を迎えるための準備期間。本でも書かせてもらっているんですが、経験や心掛けを通して内面から出てくる表情って、ちゃんと顔に出てくるもの。しわの一本にも意味がある、“いい顔つき”になりたいなって。

たまには巻き込まれるのもいいモノです。

―「とりあえず、イエス」で道は広がって行くもの?

それは思いますね。でも、全部イエスっていうのも結構難しいと思うんですよ。だから仕事に関してだけはイエスって言おうとか。そう決めちゃってます。
今バイトしている方も、仕事に関してはイエスって言ってみるってどう?(笑)。

いいと思ったものには巻き込まれてみるのも、たまにはいいものです。それで広がって行く道はたくさんあると思いますしね。「おれは本当はこれがやりたいんじゃないだ」ってなっちゃうと、苦しくなっちゃう。

私は「テレビの中にいる人になりたい」っていう憧れからまずは養成所に、それからなんとなくオーディションに、で、とりあえず珍獣ハンターに…っていう感じでしたから。そんなふうに、ドストライクではなくても、“夢の周辺にいる”くらいの感覚でもいいのかなと思います。そうすれば何か夢につながる出逢いがあるんじゃないかなと。

―では、著書『イモト元気の素 88の言葉』から、オススメをください!

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『イイと 言われたものは やってみる!』
物事を追求する人のオススメにハズレなし!

これは私のモットーのひとつでもあります。「とりあえずやってみる」の精神でチャレンジすれば、一生モノの何かがみつかるかもしれません。
何かを勧められた時は知らないことを知るチャンスですから。

◎イモトアヤコ
1986年生まれ、珍獣ハンターでおなじみの30歳。2016年1月26日に発売された「イモト元気の素 88の言葉」には、自身の経験から得た世の中のサバイブ方法を紹介。あらゆるチャレンジを続けてきたイモトアヤコがつづる、笑えて泣ける、そして元気になれる言葉たちがギュッと詰まっている。

cover◎『イモト元気の素 88の言葉』
イモト アヤコ 著
発行元:日経BP社
価格:1404円(税込)
Amazon / 日経BP

取材・文:中島典子、撮影:八木虎造、ヘアメイク:鈴木京子(Rossetto)、衣装:下平純子
取材協力:株式会社ワタナベエンターテインメント