【手作り】1本3円!? コスパ最強の制汗剤を作ってみた
日差しも強くなり、汗ばむ季節がやってきました。
「クンクン、わ……! 自分の汗の酸っぱい匂い、やばい!」カフェやファーストフードなど、接客系アルバイトでこの自分イヤ~な体臭は厳禁でしょう。知らず知らずのうちに匂っていたらと思うと……ぞわわ……!!
制汗剤が必須となるシーズンですが「汗のケアもしつつ、賢く安く手に入れたい」ちゃっかりしっかりもののみなさま、手作りで安くコスパ良し、そしてオーガニックな制汗剤が作れることを発見。ネットで調べて作ってみることにします。
用意するもの
・焼ミョウバン:10g ※スーパーの漬物コーナーで購入
・アロマオイル(今回はハッカ)※近所のドラッグストアで購入
・空の500mlペットボトル
・小さいスプレー容器(今回は30ml)※持運びに便利!100円ショップで購入
■今回の費用
焼ミョウバン(30g):90円程度
オイル(20ml):750円程度
スプレー容器:100円程度
合計:約940円
水は普通の水道水を使ってみました。
市販の既製品の制汗剤、ネットで調べてみましたが1本30ml~40mlのものが500円から800円くらいしちゃいますよね。
この材料費ですが、手持ちのアロマオイルが自宅にある人は、ミョウバンさえ買い足し購入すれば沢山作れる代物。
今回作るのは1本(30ml)。この量ならスプレー容器、1本(30ml)が10本分作れます。ということは、ミョウバン代を割り算すると……1本3円(容器代抜き)になる!?
手作りでコスパ最強! 材料も見知ったものなので、お肌に優しそうなオーガニック感もいいですよね。
入手方法1:ミョウバンはどこに? ここで買おう!
制汗剤を作る際、ネットにて「“ミョウバン”がみつかりません」との、若者の呼び声が。
若者にはなじみがないかもしれないのですが、“ミョウバン”というのはお料理の際、ナスの色止めにつかいます。近所のスーパーの漬物コーナーへGO。漬物マニアの記者はよくこのコーナーに訪れるのですが、“焼きミョウバン”はスーパーの“漬物”コーナーに置かれていることが多いかと思います。
探してみてくださいね。
入手方法2:やっぱり100円均一 スプレー容器はここで買おう!
やっぱり迷ったら100円均一。近所の100円ショップへGO!
ありました、ありました。今回、記者は30mlの半透明のボトルをセレクト。ハンドバックや大き目のポーチにスポッと入りそうなシンプルなデザインです。コロンとした透明なものや、蓋がゴールドでエレガントなデザインのものもあるので、ボトルは好みのものを選んでください。
ほかにもボトル類は、無印良品で揃えるのも、手作りコスメや手持ちのアイテムを同じもので統一できるのでおすすめです。
入手方法3:お肌に優しそうなのでオイルはここで買おう!
何のオイルを使ってもよいみたいですが、ハッカ油を使用しました。直接お肌に使うものなので、薬局やドラッグストアで売ってるハッカ油、安くて使い勝手がいいです。
作り方
さて、実際に作ってみます。
作り方は、超絶簡単。水を300mlに焼ミョウバン10gをいれます。ミョウバンはすぐには溶けないので2日間くらい放置。うっかり記者はそのまま放置してしまったのですが、よく調べたところ腐敗しないよう冷蔵庫などへいれておくとよいようです。
作ったミョウバン水を小さなスプレー容器に移し替えて、オイルを2滴ほど垂らしたら完成。
夏場なので、ペットボトルへ入れ、残りは冷蔵庫で保管。飲み物と間違えないように、ペットボトルにはマジックなどで、作った日付や飲むな!と書いておくといいと思います。
使ってみます
さてプシューッとスプレーを使っています。さっぱり涼しくなる使いごこちで優しい香りがします。
そのほか、身近な人にもシューシューして使い心地きいてみると、
・ハッカのスッとした感じ、私は好きです。超さっぱりですね。
・えっ、手作りなんですか、そんな値段でつくれるの? 安い!
・サラッとしてるね。この匂いいよね。
・さっぱり~ やさしい~
・効くんだったらしょっちゅう使いたいです。
と好評の様子。
作った感想ですが、ミョウバンがとけるのを2日待つことをしらず焦りましたが、そのほかは、手間いらず。超、ずぼらな記者でも作れたスグレモノです。
あと、既成の制汗剤は缶のスプレー容器で、ゴミ捨て迷いますよね。手作りならずっと使いまわせるエコな容器、お役立ちです。
まとめ
手作り……ときくと、敷居が高いように思えるのですが、この制汗剤はなんの工夫もいりません。面倒くさがりな人にぴったり。
さらにちょいと女子っぽい、ひと工夫アレンジを紹介します。
スプレー容器は、マスキングテープでデコって作った日付を記入しておけば、新しいものをいれて使うことができます。また、小分けにしてお友達のギフトにも◎
靴のにおい消しやほかにも何か使えそうなので、この夏は、手作り制汗剤を試してみては。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:erini 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。