「だるい〜」「やる気しねぇ〜」ばかりのあなたを変える3つの方法
梅雨入りして天気が悪かったりすると、どうもやる気が起きない。
「なんだか体もだるい」
「外出するのが億劫」
「課題のレポート制作やバイト探しなんてトテモトテモ…」
そんなふうに感じてしまうことも、ありますよね。
とはいえ、このままでは何も前に進みません。
ついつい「だるい〜」「やる気しねぇ〜」ばかり言ってしまう自分を変えるには、どうしたら良いでしょうか?
そこで書評ライターである私ホラノコウスケが、最近読んだ本の中から“だるさ解消”に役立ちそうなプチテクニックを紹介しましょう。
その1:一分でも仮眠をとる
日々の睡眠不足を解消し、あなたの持っている力を最大限に引き出すためにも、1分と20分の「仮眠」を毎日の生活のなかに意識的に取り入れる「1分仮眠法」をおすすめします。
少しでも眠気を感じたり、疲れを感じたり、パフォーマンスが落ちていると感じたら、積極的に仮眠を取るようにしてください。
本『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』P.41
本書の著者で睡眠専門の医師である坪田聡さんによると、たった1分でも、あるいは眠らず目を閉じているだけでも、良い効果があるのだそうです。
ほんのちょっとの休憩時間でも目を閉じて、目から入ってくる情報を遮断するのです。
意外とスッキリしますよ。
その2:呼吸のペースを1分間に4〜6回に抑える
意志力をてきめんに高める方法があります。それは、呼吸のペースを1分間に4回から6回までに抑えること。
これだと10秒から15秒でひと呼吸することになるので、ふつうに呼吸するよりもだいぶゆっくりですが、少し辛抱強く練習すればたいてい難しくはありません。
呼吸のペースを遅くすると前頭前皮質が活性化し、心拍変動も上昇します。
これが、脳と体をストレス状態から自制心を発揮できる状態に切り替えるのに役立つのです。このテクニックを数分間試すうちに、気分が落ち着いてコントロールが利くようになり、欲求や問題に対処する余裕が生まれます。
本『スタンフォードの自分を変える教室 』P.75
本書の著者で心理学者のケリー・マクゴニガルさんによるとこのように、10秒から15秒に1回のペースでひと呼吸すると、気分が落ち着いて自分のコントロールがしやすくなるのだそうです。
バイトに行くのがめんどくさいなぁ〜なんてときは、ゆっくり深呼吸してみる。
ダイエットがうまくいっていなくてついついお菓子を食べてしまいそうなときも同様です。
たったそれだけで意志力が強くなると、科学的に証明されているのです。
その3:チョコを食べる
脳のエネルギーはブドウ糖です。
これが不足すると、思考力、集中力が低下し、やる気もなくなり、気分も苛立ってきます。
そこで、チョコレート。
本『できる人の脳が冴える30の習慣』で医学博士の米山公啓さんは、ビスケットよりも、キャンディよりも、チョコレートが集中するには良いと言っています。
チョコレートに多く含まれる糖は、脳というエンジンにとってガソリンの役割を果たすのです。
もちろん、食べ過ぎには注意。
太ってしまったら、またやる気がなくなっちゃいますよね。
まとめ
どれも簡単なことばかりですが、意外と効果があるものです。
あまり元気の無い友だちがいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
ホラノコウスケ(書評ライター、マインドマップ読書術 講師) 企画:ガジェット通信