【検証】ダクダクの汗がとまる!? カンタン汗止め法を試してみた
「暑い、超あっつい!」
「暑い、超あっつい!」
日差しがガンガン照り、梅雨も明け始めてこれから夏本番! 汗っかきさんにはつら~い季節の本番がやってきます。
汗をかく嫌な思い出の数々……
汗をかいて困ることといえば、
・洋服が汗でベシャッ! ペタペタ気持ち悪い。この状態で混んだ電車に乗るなんて最悪……!
・メイクはぐちゃぐちゃ! 顔洗いたい、泣いてなくても泣きっ面メイク!
・背中にだくだく水!? これは汗だわ! シースルーの服がスッケスケ!
こんな経験がある人も多いのでは。そういうとき「一瞬でひいてくれたらいいのになぁ~」と思うことありませんか。
困ったらなんでもググろう! ネットでgoogle検索してみるとありました、ありました! 汗っかき対策についていろいろな方法がずらり。さっそくどれが効果的か試してみることにします。
まずは、汗をかく 秋葉原を歩きます
制汗剤を使う前に、同条件で汗をかきましょう。
てくてく。
この日、うだる暑さの秋葉原でウロウロ歩いてみます。
暑い、超あっつい! メイドさんもニーハイで暑いだろうに、おつかれさまです。
1.ツボを押す
さて、汗をかいたところで汗が一瞬でひくというネットにのっている様々な制汗法を試してみましょう。
まずは、ツボ押し方法。さっそくトライしてみます。
ネットをみていると、どうやら手のツボ『後谿(こけい)』『陰郄(いんげき)』『合谷(ごうこく)』の3か所を押すと汗止めに効くのだとか。
『後谿(こけい)』……手を握り、グーの形を作った時に飛び出る小指の付け根あたりの部分。
『陰郄(いんげき)』……手のひらを上側にし、小指側の手首の付け根からひじの方向におよそ1.5cmの箇所。
『合谷(ごうこく)』……万能のツボであり、押すとたくさんの効果があります。人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指よりにあるくぼみにあります。
それぞれのツボをギュギュッ。押してみます。
押してみました! 結果はいかに?
汗の状況はまったく変わらずでした。残念。でも、飲み会で気になる汗かきの彼に「制汗のツボしってるよ~」と博学+ボディタッチの小ワザには使えるかも?
手も日ごろ疲れて凝っているので、押すと気持ちいいです。
制汗度:★☆☆☆☆
汗のヒキは?:汗の引きは弱い……、というか汗だくのままです。ツボネタは、飲み会の小ネタといったところ。
2.リンパ節を冷やす
冷たいもので冷やすだけ。というクールダウン法。
「首の後ろ」「左鎖骨下」「脇」「太ももの付け根」「ひざ裏」この5つのポイントを冷やせば、体内を駆け巡るリンパ液や血液が冷やされ、体温上昇が治まるとのこと。冷えたペットボトルを使って挑戦してみます。
首のうしろに冷えたペットボトルをペタッ。
左鎖骨下に。
脇。
太ももの付け根。
ひざうら。
冷やしてみました! 結果はいかに?
ペタペタと冷たいペットボトルをリンパ節に当てていきましたが、これは効きました! 熱のこもった体が一気にすっきり。
冷たいペットボトルは自販機で購入できるので、駅でも手軽にできますしおすすめ。頭が朦朧(もうろう)としてきたときに首の後ろにヒヤリとペットボトルをあてれば、すっきりします。
制汗度:★★★★★
汗のヒキは?:流れ落ちていた汗ですがスッとでなくなり、元通り普通な状態に。覚えておいて損はない! ひやっとリンパ節を冷やしてすっきり。
3.圧迫する
お次は圧迫法。半側発汗という体の作用を用いるというもの。京都の舞妓さんが汗をかかないらしいと、ネットには書かれていました。
半側発汗とは身体の片側に圧を加えると反対の片側だけが発汗する、という作用のこと。
汗はこの反射作用で、圧迫されている側の汗が減って反対側の汗が増えるという現象が起こります。
そして、乳首の上あたりを圧迫すると脇汗と顔の汗を抑えることができます。
ネットで売られている、脇の下、胸から5センチほど上をひもなどで巻いて圧迫します。するとワキや顔から汗がぐっと少なくなります。
制汗用の専用器具も売っていますが、100円均一にてゴム紐を買ってみます。着物用の腰ひもを使ってもでもよさそう。
実際にトライ。グルリと、ゴム紐を体に巻き付けます。
結んでみました! 結果はいかに?
すこーし効くような、効かないような? 記者のイメージですが着物を着て緊張した状況だと、汗をかかないような気も。この位置、背中にゴムをまくと姿勢のサポートになるので(きれいなS字の姿勢が保てます)支障ない範囲で使うといいと思いました。
制汗度:★★☆☆☆
汗のヒキは?:確かに顔から汗が吹き出なくなったような気がします。効くか効かないか、個人差がありそうです。
4.制汗剤を使ってみる
最後に市販の制汗剤を使ってみる方法を試してみます。おなじみ制汗剤をコンビニで購入。スプレー式は種類や香りが豊富。
汗ふきシート。可愛いパッケージデザインのものも多いです。
まずは、スプレー式を使ってみます。汗ばんだ体にシュー。無香料を購入しましたが、ホワンとシャボンの香りのような。
つぎはシートでふきふき。撮影いただいたwosa記者も汗だくなのでシートで顔を拭いておりました。おしぼり感覚で使えて◎
制汗剤を使ってみました! 結果はいかに?
スプレーをひとふきしただけで、速攻クールダウン。ひんやりさっぱり。世の技術や化学の力はやっぱりすごいと感動。
タオル代わりにもなるので、この時期はバッグに忍ばせておいて損はなさそう。スプレーが使えない場所でも重宝しそう。海外旅行だと、スプレーを持っていくのは面倒なのでシートを常備するほうが便利かもしれません。
制汗度(制汗スプレー):★★★★★
汗のヒキは?:汗も途端にでなくなりました!
シュッとひとふき。汗はとまるし、ヒンヤリクールダウンいい香り。香りは好みのものを。
制汗度(汗ふきシート):★★★★☆
汗のヒキは?:ほかの方法と違い、最初に汗を拭き取ってしまえるのですっきりさっぱりです。
その後、汗が吹き出ることもなく、シートで拭いた部分の清涼感は抜群。汗かき女子のたしなみとして、バッグに忍ばせておきましょう。
まとめ
様々な制汗方法を試してみましたが、記者おすすめの制汗方法は、だくだくになったら汗シートで拭いて制汗スプレーをシュッ。即効性があります。頭がボゥッとしたときは冷たいペットボトルを使ってリンパ節を冷やすのが効果的ではないかと思います。個人差があると思うので、いろいろ試してみると面白いかも。
バイトや通学中に汗だくになる人は汗止めテクニック覚えておいてみてはどうでしょうか。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:erini 撮影:wosa 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。