【カップ麺ちょい足し】フリーズドライでスープを劇的にパワーアップさせよう!
バイトの休憩時間の腹ごしらえや、給料日前のピンチのとき頼りになる“カップ麺”。
そんなカップ麺の主役は? と聞かれたら何と答えますか。
麺やスープや具にこだわったカップ麺は数多くありますが、やはり「スープが好き」という人は多いのではないでしょうか。
今回はカップ麺のスープにあるものを足して、味に深みや広がりをもたせ、グレードを上げてみたいと思います。
そのあるものとは。
そう、コンビニでも売られている、フリーズドライタイプのスープを使用します。
フリーズドライスープの価格帯はおおよそ100円~200円位で、今回はすべて98円(税抜)のものを使用しました。カロリーも35~48kcalと、少なめなのも嬉しいところですね。今回はこの3種をカップ麺に使用してみます。
フリーズドライスープの本来の使用法は、お湯を160ml足してスープを作るのですが、これ自体に塩味がついてますのでカップ麺に入れるときはそのままのお湯の量だと塩味が強くなりがちです。
なので、160mlまで入れなくてもいいですけど、ほんの少し(2~3ミリ程度)お湯を足すといい感じにいただけます。しかしモノによってはお湯の量がほぼそのままでもイケるものもありました。
160mlってどのくらい?
意外と少なく見えますが、カップ麺にそのまま足すと溢れちゃいそうです。
チキンラーメン+トマトスープ
カップラーメンの元祖たるチキンラーメンに、トマトとチーズの旨味を足してしまいましょう。果たして運命の出会いになるのか、瞬殺でフラレるのか。
色鮮やかでいかにもおいしそうですが、ではこれをいただいてみましょう。
…あら…!?いいじゃない!
チキンラーメンの鶏ガラの旨味にトマトの酸味とチーズのコクが加わって、ちょっとオシャレな味になりましたよ。トマトの心地良い酸味が後を引くさっぱりさ。
入れるお湯の量ですが、意外と塩味がきつくないのでそのままでもいいくらいですが、好みで微妙に薄めてもいいかもしれません。
チャンポンめん+サムゲタン風スープ
エビやシイタケのかやくとスープが絶妙なハーモニーを奏でるちゃんぽん麺。これに野菜とチキンの旨味をきかせた、白湯のまろやかスープをプラスしてみました。
カップ麺のスープとかやくを入れ、フリーズドライのスープを乗っけて、お湯をかけるだけ。
いつものちゃんぽん麺の味に、野菜と鶏の旨味が加わって味に深みが増しています。さらに具もほぐした鶏肉、白髪ねぎ、ごま、赤ピーマンなどが加わったことで、彩りも豊かで豪華に感じます。
入れるお湯の量ですが、塩味は濃い目なので、お湯を気持ち2~3ミリほど多く入れるとちょうどいい具合になります。それでもちょっと濃い目かもしれませんが。
豚キムチラーメン+スンドゥブチゲスープ
そして最後を飾るのがこちら!
豚キムチラーメンと、
スンドゥブチゲスープ。
スンドゥブチゲスープには、あさり、魚介、貝柱、エビなどの濃厚な魚介の旨味が凝縮されており、キムチラーメンとの相性はすこぶる抜群なのではないかと予想します。
魚介の濃厚な香りが漂ってきます。これはおいしそう。
そしてスープを一口飲んでみると、濃厚な魚介の旨味に圧倒されました。これはうまい!豚キムチラーメンもスンドゥブチゲももともと近い方向性の味なので、これはまさに相性抜群でした。
このお湯の量ですが、とりあえず普通の量から試していただきたいです。塩味も濃いは濃いんですけど、今日びラーメン店でもこのくらいのものはあります。まずはこのコクや深みをぜひ体感していただきたいです。。
とはいえ、やはり好みはあるので、食べてみて濃すぎると思えばお湯を少し足せばいいのです。
あれこれ考えるのがまた楽しい
以上、カップ麺ちょい足しスープ編をご紹介させていただきました。
今回取り上げたものは、まだまだほんの一端に過ぎません。このカップ麺にフリーズドライのスープを足すというワザは、なかなかの可能性を秘めているのではないかと感じています。
まさかの組み合わせが大ヒットだったり、自分だけの秘伝の組み合わせを編み出したりなど、あれこれ考えてみたり試してみたりするのも楽しいですよ。
私はここ最近、フリーズドライのスープを店舗で見かけるたびに、じっくり考えこむのがマイブームです。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:あるのん 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。