年内にスッキリ片付けできる! 2週間で人生を取り戻す汚部屋脱出の方法とは
あなたの部屋、片付いていますか?
本当は友達や恋人を部屋に呼びたい、でもなかなか片付けられない、キレイにできないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
実行するにはただ片付けよう・きれいなままキープしようというのではなく、その「考え方」が大切かもしれません。
単行本『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』(※)によると、テレビや書籍で人気の経済評論家・勝間和代さんは、経済の考え方を使って汚部屋脱出したといいます。
経済というと何だか難しそうですが、実は私たちでも簡単に片付けに活かせる内容なのです。今日は本書から、バイトや学校が忙しいあなたでも汚部屋脱出できる3つの考え方を紹介します。
1.「後でまとめてやる」より、その都度処理する
手紙類もあとで読もうと積んでおかないで、郵便うけから持ってくる最中に仕分けして、いらないものは捨ててしまいます。実は、ありとあらゆるものがたまらなければ大した手間ではないことに驚きます。
一見、何度も何度も処理するより、ためこんで一度に処理したほうがラクなようにも思うのですが、実際にはためこむと、どんどんやる気がなくなりますよね…。
買い物についてもこう書かれています。
あなたの冷蔵庫の中、消費期限切れのものがありませんか?
近所にコンビニやスーパーがあるなら、買いだめする必要はなさそうですね。
2.過去に買った高額なものに縛られるな
(中略)高価なデジカメのように、今は使ってないけど買ったときには高いコストをかけたものはなかなか捨てられないのではないでしょうか?
本当は、使用していないもの=自分にとっては価値ゼロですし、市場的な価値も、技術革新によって陳腐化が進んでいますから、ほぼゼロです。それなのに、過去に高いお金を払ったことに縛られるのです。
「高かったから…」と捨てられないでいるもの、ありませんか?
・もう着ない服
・古いパソコン
・以前使っていたケータイ
これらを今もっていて、今それが自分にどれだけ役に立つでしょうか?
どんな経験をもたらしてくれるでしょうか?
3.不要な買い置きをしない
企業には、「適正在庫」「ジャストインタイム」という発想があります。(中略)
個人もまったくおなじです。家にものの不良在庫があると「自分の活動の稼働率や回転率」を下げてしまうのです。したがって、すべての身の回りのものに「適正在庫水準」をイメージすることが大事です。
たとえば、私は、冷蔵庫には基本的に2日分くらいの材料しか入れていません。
「ジャスト・イン・タイム」とは、「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」という考え方です。トヨタ自動車の生産方式として有名です。
本当に使うかもわからない在庫をかかえるのは問題。例えば、以下のようなリスクがあるかもしれませんね。
・いつ在庫が切れても良いようにと買いだめしたせいで、部屋にそれを置く場所が必要…。
・「来年、着よう」とセールで服を買ったが、翌年には太って着られなかった…。
・ボールペンの替え芯を買いだめしておいたが、別のボールペンに買い換えてしまった…。
「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」用意しましょう。
まとめ
1.「後でまとめてやる」より、その都度処理する
2.過去に買った高額なものに縛られるな
3.不要な買い置きをしない
あなたはまず、この3つのうちどれから意識しますか? 片付けにはもちろんのこと、バイトにも役立つ内容かもしれませんね。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ(書評ライター) 企画:ガジェット通信
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。