大学生のための「今すぐリア充になる方法」|人気者になりたい人必見!
何をもって「充実している」「毎日が楽しい」と考えるか、その価値観は人それぞれです。一人で静かに過ごすことを好む人もいれば、友達とワイワイにぎやかに騒ぐのが好きな人もいます。特に、いつも友達に囲まれて楽しそうな人や、恋人と仲良さそうに過ごしている人を「リア充」と呼ぶことがあります。「一人が好き」という人でも、リア充な人を見て、うらやましいと思ったことはないでしょうか? この記事では、自分も人気者になりたい、人気者だと思われたいという人のために、「リア充になる方法」をご紹介します。
そもそもリア充とは
「リア充」という言葉は知っていても、はっきりとした定義を説明できる人はあまりいないかもしれません。
「リア充」とはもともと、「リアルの生活が充実している」という意味で、ネットの匿名掲示板である「2ちゃんねる」から生まれたネット用語です。簡単に言うと、友達や恋人がいて、趣味や仕事が充実している人のことがリア充で、部屋に引きこもってネットばかりしている人が非リア充です。もともとはリア充も非リア充も「2ちゃんねらー」の間で自虐的に使われていましたが、現在では若者を中心に広く知られる言葉となっています。
大学生の場合は、友達や恋人とイベントや記念日を一緒に過ごしたり、飲み会や遊びの誘いが多くていつも予定がいっぱいだったり、サークルや部活の中心メンバーとして活動していたりして、毎日が楽しそうな人が一般的にリア充と呼ばれます。また、友達の数がさほど多くなく、恋人がいなかったとしても、勉強や趣味、バイトなど自分がやりたいことに向かって日々一生懸命な人も、リア充と呼ばれます。
この記事では、大学生の場合の「毎日友人や恋人と楽しそう」「目標に向かって一生懸命」なリア充になる方法についてを紹介していきます。
なぜリア充になれないのか?
リア充に憧れるけど、リア充になれない。それは他人が自分を受け入れてくれないからではなく、自分の心理的なハードルが問題になっているケースがよく見られます。
一人でいることが好き
群れるのが嫌いな一匹狼タイプや、他人との接触で傷つくことを極度に恐れている人は、交友関係が広がりにくく、たくさんの友人と集まって遊ぶこと自体が難しいかもしれません。本当は輪に入りたくても、「性格的に合わない人がいる」「初対面の人と話すのが苦手」などと考え、誘いがあっても断ってばかりいると、周りから誘われる機会自体が減っていきます。また、読書やネットゲームなど、一人でできる趣味に没頭してしまいがちな人も、周りから声を掛けにくいと思われることがあります。
インドア派で引きこもりがち
インドア派でも問題があるわけではありませんが、「外に出るのが億劫」と感じるくらいに引きこもりがちになると、リア充への道は遠ざかってしまうでしょう。普段はインドア派でも、みんなで取り組む学校行事や、仲間内で集まるイベントなどには積極的に参加して、力を合わせて目標を達成する爽快感や一体感を味わう経験を学生時代に積んでおきたいものです。
自分から話し掛けられない
人と話すときに緊張してしまう、もうグループが出来上がっていて入り込めない……など理由はいろいろあるとはいえ、自分から話し掛けられないと、新たな人間関係を築くことは難しいでしょう。周りの人が自分に対して強い関心を持っているわけではありません。そのまま「誰かから話し掛けられないかな」と待っていても、そんな機会は滅多になく、次第に存在感が薄くなっていくだけです。
SNSをほとんどやっていない
交友関係を広げたい人にとって、SNSはとても便利なツールです。プロフィールや日々の投稿を見れば、その人の人となりや興味・関心事がひと目で分かり、友達になりたいと思えばSNSを通じて連絡を取ることもできます。周囲の人がSNSでつながっているのに、自分だけ加わっていないと、話題に付いていけず、疎外感を覚えるでしょう。
ネガティブ思考
「自分がグループに入ると、迷惑をかけるのではないか」「自分にはうまくできないのではないか」などと、物事をついネガティブに考えてしまう人がいます。ネガティブ思考で自分に自信を持てず消極的になりすぎると、周りとの間に自ら壁をつくることになります。
リア充になるには
非リア充だった人がリア充になるためには、まず行動を変えることが大切です。次に挙げる行動の中からすぐにできそうなものを選び、早速実践してみましょう。
サークルや趣味のグループに入る
交友関係の広がりやすい環境を作りましょう。好きなこと、興味のあることについて気兼ねなく、自由に語り合える人たち同士で集まれば、自然と仲間が増え、人と触れ合う機会も増えます。大学生なら、サークルや趣味のグループに入るのが一番簡単な方法です。サークルに入りそびれたという人は、自分で自主的なサークルを立ち上げる方法もあります。SNSを使えば、同志を募るのも比較的容易です。
学校行事やイベントに積極的に参加する
大人数で一致団結して行うイベントは、友達との信頼関係を築くチャンスです。これまで消極的だった人も、一生懸命取り組んでみましょう。仲間たちと楽しい時間を過ごした思い出の積み重ねこそ、リア充への道です。また、イベントの前後で一緒に準備をしたり打ち上げをしたりするときにも、リア充な出来事がたくさんあります。
飲み会などを自分から企画する
普段、自分が幹事を務めることがないという人は、思い切ってチャレンジしてみましょう。参加者を募ったり出欠を確認したりする必要があるので、それまであまり話す機会がなかった人に話しかける良いチャンスです。スムーズに連絡先を交換できる点もメリットと言えます。準備や当日の進行など、一人では不安だと思う人は、誰かと一緒に行うのも良いでしょう。周りからは行動力がある、頼りになると思われて、また違うイベントのときにも声がかかるようになります。
資格取得などを目指して一緒に勉強する仲間をつくる
仲間と一緒に一つの目標に向かって頑張ることで、お互いの絆が深まり、モチベーションも上がります。一人でいたら怠けてしまったり、うまくいかずにくじけたりすることもあるかもしれませんが、仲間と励まし合えば、困難にも立ち向かえるはず。何かに一生懸命に取り組む姿は、周りから見てもカッコよく、リア充と思われやすいものです。
身なりを整える
「大事なのは見た目ではなく中身」と言いますが、中身を知る前にその人の印象を決めるのはやはり見た目です。オシャレな服を着てばっちりメイクをするということではなく、清潔感のある服装や髪型など身だしなみに気をつけましょう。シワシワの服や擦り切れた靴を身に着けていたり、ボサボサの髪をしていませんか? だらしなく見られないよう、身の回りをこざっぱりとキレイにして好感度をアップしましょう。
体を鍛える
「休日の朝はランニングをする」というと、いかにもリア充なイメージです。実際、筋トレやスポーツで汗を流すと、適度な運動が健康に良く、ストレス解消になりますし、スタイルも自然と引き締まってきます。体を鍛えていることが周囲に伝われば、「美意識が高い」「有意義な時間の使い方をしている」などと、良い印象を与えられる可能性もあります。
SNSで積極的に情報発信する
自分が夢中になっていることや、日々のちょっとした出来事、イベントや旅行の写真などをSNSで情報発信してみましょう。SNSの投稿によって、休日の過ごし方などプライベートな部分が見えると、知人だけでなく、それほど親しくない人からも共感や興味を持ってもらえる可能性があり、親交を深めるきっかけになります。それをきっかけに情報共有の場を定期的に設けるなどしてみんなで集まれば、そのままリア充につながります。
アルバイトをする
自宅や学校とは違う環境に身を置くことで、さまざまな人との出会いがあり、貴重な社会経験を積むことができます。その一つがアルバイトです。バイトをすれば、同じ職場で顔を合わせるスタッフらと顔見知りになり、交友関係が広がります。収入を得られれば自由に使えるお金が増え、自分磨きにも交際費にも回せるでしょう。勉強やサークル活動とうまくバランスを取りながらバイトに励めば、生活が充実していきます。
旅行をする
自宅と学校の往復だけでは、生活がワンパターンになり、次第に非リア充へと陥る可能性があります。たまには日常から離れて、気分転換してみませんか? 仲間と旅行へ行くのも良いですし、気ままな一人旅も素敵です。旅行は企画する段階から心が躍り、実際に出かけてみると、多くの発見が得られて、人間的な成長にもつながります。後から振り返っても楽しい思い出になるでしょう。
SNSを利用した過度のリア充アピールは逆効果
リア充と思われたいがために、SNSの投稿を頑張りすぎてしまうと「痛い人」扱いされる恐れがあるので要注意です。「痛い人」と見られかねないNG例をご紹介します。
仲間と盛り上がっている飲み会風景を頻発
「昨日は楽しかったー!」のコメントと一緒に飲み会の集合写真を投稿。本人にそのつもりがなかったとしても、異性を含む大人数で楽しげに写る写真は究極のリア充アピールととられ、不快に思われてしまうことがあります。それが度重なると、リア充アピールに必死な「痛い人」認定されてしまうかもしれません。また、「遊び人なの?」と思われてしまう場合もありますので、頻度や回数に注意しましょう。
高級店での食事風景
明らかに高級そうなレストランの料理写真や、微妙に相手が写り込んでデートだとわかる高級店での食事風景などは、リア充自慢のようで、見る人を不快にさせる場合もあります。「彼から記念日のサプライズ!」といった恋愛系の投稿も、度重なると「わざわざSNSで見せびらかす必要があるの?」と引かれてしまうかもしれません。
容姿自慢の自撮り写真
「ちょっと太った」「寝起き、すっぴんやばい」など、内心「全然太ってないよ、痩せてるよ」「すっぴんでもかわいいね」と言われることを期待しているのが透けて見えるような投稿もNGです。また、同じ角度でカメラ目線のキメ顔ばかりアップするのも、「自分が大好きなんですね」と思われて、「痛い人」認定されてしまいます。特に同性は敏感なので気をつけましょう。
旅行なのに自撮りばかり
せっかく旅行に行っているのに、自撮りばかりをアップするのも避けたい行為。旅先の風景や料理写真などは興味を持たれるものの、旅の様子が伝わらない自撮りばかりでは面白みに欠けてしまいます。また、「インスタ映えする写真を撮るのに必死」「リア充アピールのために旅行に行ったのか」などと思われて、見る側が白けてしまうこともあります。旅行写真を投稿する際は、写りが自然体なものや、見る人にとって有益な情報となるものを選ぶと良いでしょう。
非リア充アピールもNG
「非モテの自分はクリスマスも安定の“ぼっち”」「今日も家から一歩も出ず」といった非リア充アピールも、やってはいけないNG投稿です。愚痴やひがみっぽい内容は、見る人を暗い気持ちにさせてしまいます。また、「そんなに構ってほしいのか」と思う人もいるでしょう。
本物のリア充を目指すために
そもそもなぜ、リア充になりたいのでしょうか? 何となく「リア充っていいな」と考える背景には、「何かに本気になって取り組みたい」「新しいことにチャレンジして、今の生活を変えたい」「とにかく彼氏が欲しい」など、隠れた願望があるはずです。リア充になることをゴールにするのではなく、その願望、目標に向かって頑張る過程が自然とリア充な生活になっていれば、それが本当の意味でのリア充と言えるでしょう。
周りから評価を得ることを目指すのではなく、自分が充実した毎日を楽しく送れるということが大切です。誰かと張り合ったり、劣等感に苦しむことはやめて、ありのままの自分を受け入れることが、リア充になるための第一歩と言えます。
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