新大学生が入学前に準備するもの&入学後の過ごし方5選
この記事では新大学生に向けて、入学前に準備しておくべきものや入学後おすすめの過ごし方、さらに大学生活を送る上での注意点をご紹介します。充実した大学生活を送れるようにしっかりと準備をして、気持ちの良いスタートを切りましょう。
入学前に揃えたい!新大学生が準備したいもの
大学生になると、持ち物はある程度は自主性に任されます。それだけに何を用意すればいいのか迷う人もいるでしょう。まず、実家通学・一人暮らし限らず、入学前に最低限揃えておいたほうがいいものを見てみましょう。
・ノートパソコン、タブレット
・イヤフォン、マウスなど周辺機器
・Wi-Fi環境の整備
・スーツ一式
・カバン、洋服、メイクなど
・自分名義の銀行口座
・クレジットカード
・交際費などいざという時に使えるお金
ノートパソコン、タブレット
大学生の生活には、パソコンは欠かせません。新しく購入する際は、ノートパソコンがおすすめです。CPUやメモリはオンライン授業の受講やレポート作成に支障がないよう、スペックは妥協しない方がおすすめです。可能なら、持ち運びしやすいよう軽さやバッテリーの長さにもこだわれると理想です。家にパソコンがある人は、持ち運び用にタブレットを持つという方法もあります。
イヤフォン、Wi-FiなどPC周辺環境
オンライン授業で必要なマイク付きイヤフォンとWi-Fi環境は必須です。また、長時間のPC作業に便利なマウス、USBメモリなどの周辺機器、机や椅子なども整えられるとなお良いです。
スーツ一式
入学式は一般的にスーツを着用します。スーツは入学後もアルバイトや成人式、インターンの実習などで必要な場合があります。スーツを着る可能性があるバイトは塾講師や試験監督、イベントスタッフ、営業などです。学生生活の中で必ず必要とは限りませんが、持っていてよかったという場面が意外とあるので、入学前に揃えておきたいものの一つです。
通学用のカバン、服、メイク道具
通学用のカバンはノートパソコンや教材が入る、容量がある程度あるものを選びましょう。パソコンを持ち運ぶことが多いなら、パソコンケースがあるとパソコン本体の保護になります。また、大学は毎日私服なので、着回しをしやすい通学用コーデを何パターンか用意しておくといいでしょう。メイクをする機会も増えるので、入学前にプチプラで賢くメイク道具を購入し、メイクの方法など研究しておくといいかもしれません。
自分名義の銀行口座
バイトの給与の振り込みには、自分名義の銀行口座が必要になります。また、仕送りや奨学金などの振り込みにも利用するため、自分名義の銀行口座を作っておくと便利です。他には電子マネーのチャージに銀行口座を使う人も口座が必要になります。銀行口座の開設には印鑑が必要なケースがあるので、その場合には印鑑の作成も必要です。
クレジットカード
自分名義のクレジットカードは必須ではありませんが、何か購入する際に現金払いや口座から引き落としにするよりも、カード払いにするとポイントが付きお得です。年会費無料のカードもあるのでチェックしてみましょう。また、海外はカード払いが主流の地域も多いので、海外旅行をするならクレジットカードは必須アイテムです。
交際費などいざという時に使えるお金
大学に入学すると、友達とご飯を食べに行ったり、サークルの見学をしたりして、食事代や交通費がかかる場面があります。そんなときのために、自由に使えるお金を多少用意しておくと安心です。入学直後は忙しくてバイトが出来ないことを想定して、入学前のバイト代や入学祝い金を貯金しておくと、お金がないから行けなかったということがなく、せっかくのチャンスを逃しにくいでしょう。
大学生活を充実させるためにおすすめの過ごし方5選
大学生活は自由度が高い分、自分の過ごし方次第で充実度が変わってきます。ここでは、学生時代に取り組んでおきたいことを5つご紹介します。
勉強
学生の本分である勉強は、一般教養や専門科目だけでなく、少しでも興味を持った分野については積極的に学んでおきましょう。特に、語学やプログラミングなど継続性が重要な学習は、大学4年間を通してしっかり勉強しておくと、就活でアピールできたり、社会人になってからも役立ちます。
サークル活動
大学生活に大きな影響を与えるのがサークル活動です。スポーツ、音楽、芸術、教養など共通の目的や趣味を持つ仲間が集まり、人間関係が広がったり勉強とは違う学びが得られます。。サークルで出会った先輩や同期、後輩の中には、卒業してからも長い付き合いになる人がいるでしょう。
サークルにはいろいろな種類がありますが、スポーツ・芸術・語学・ボランティアなどのジャンルで、目覚ましい実績を残せれば就活等でのアピールポイントになる可能性があります。
友達づくり
同じ大学だけでなく、学外にも交流の幅を広げてみるのもおすすめです。。インカレサークルや大学の合同イベントなどに参加すると、学外の同世代とも交流の機会があります。いろんな価値観の人と関わることで、自分の世界が広がるかもしれません。
また大学専用のSNSアカウントを作るのもおすすめです。「♯春から〇〇大」などのハッシュタグをつけたり、同じようなアカウントをフォローすると入学前に人脈ができることも。サークルや大学の情報もSNSを通して得られることが多いので、情報収集のツールとしてもうまく利用しましょう。
バイト
大学入学後に特にやりたいことが見つからない人は、まずはバイトを始めてみても良いかもしれません。生活費や交際費、自分の趣味や美容代、旅行資金を稼ぎたいなど様々な目的で多くの大学生がバイトしています。バイトをすることで、お金を稼ぐ以外にも多くのメリットがあります。大学では主に学生同士の付き合いが中心ですが、バイト先ではいろんな世代やライフスタイルの人が働いているので、一緒に働くことで自分の視野が広がり、人間関係の築き方も学べます。また仕事を通じて、やりがいや満足感を味わえます。特に、お客様や同僚・先輩などから感謝されると、勉強とは少し違う達成感を感じられるでしょう。また挨拶や敬語などの言葉使いといった一般常識も学べるので、社会人になってからも役立ちます。
読書
大学生のうちにさまざまなジャンルの本を読んでおきましょう。社会人になると仕事が忙しく、読書といってもビジネス書やマニュアル書など仕事に関係するものに限られたり、読書習慣がなくなってしまう人も。そのため、比較的まとまった時間が取りやすい大学生のうちに、様々なジャンルの本を読んで読んで教養や語彙力を身に付けておくことをおすすめします。
新大学生が注意すべきこと
大学生は自己責任に基づく行動が求められます。自由度が高い一方で、自制心を持って行動しないと後悔することになるでしょう。ここでは、新大学生が注意すべきことを5つ取り上げます。
20歳になる前の飲酒
多くの新大学生は20歳未満です。20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。20歳未満と20歳以上が混ざっている部活やサークルの新人歓迎会で、20歳未満であることを失念してお酒を勧められることがあるかもしれませんが、20歳未満のうちは必ず断りましょう。20歳を過ぎてからもルールと節度を守り、お酒におぼれることがないように適量を楽しむことが大切です。
留年
大学は所定の単位数を取得できないと留年します。留年することで様々な問題が起きますが、ここでは3つ紹介します。
1つ目は、留年した分の学費を余分に払う必要があること。2つ目は、就職活動の際に不利になる可能性があること。3つ目は、奨学金を借りている場合は留年期間中の貸与が止まること。やむを得ない事情がない限り、きちんと授業に出席してしっかりと勉強し、単位を落とさないようにしましょう。
不規則な生活
特に一人暮らしの場合、自由な時間が増えると、生活サイクルが乱れて昼夜逆転生活になってしまう人がいます。起きるとすでに外は薄暗く、授業には出席できず、サークルやバイトにも行かず、自宅でゲームやネット、動画などにのめり込んでしまうと、そのまま引きこもりに陥ってしまいかねません。不規則な生活は健康や学業に悪影響を与える可能性があります。誰に注意されなくても、食事と睡眠を規則正しく取り、健康的な生活を送りましょう。
麻雀
大学生の中には麻雀にのめり込む人がいます。メリハリをつけて遊ぶ分には問題ありませんが、学生の本分は学業でありながらのめり込みすぎた結果、授業を休みがちになったり、そのまま単位を落として留年ということになってしまったりしては本末転倒です。そういうことにならないように十分気をつけましょう。なお、麻雀でお金を賭けるのは違法です。
生活の困窮
大学生活にはお金がかかるといっても、バイトをしながら節度を持って暮らしている限り、借金まではしないはず。しかし、クレジットカードなどでブランド品など高額商品を大量に購入したり、ギャンブルにはまったりすると、収支のバランスが崩れ、生活が送れなくなる可能性があります。また、友人同士のお金の貸し借りはトラブルの原因となるためやめましょう。
熱中できることを見つけて、充実した大学生活を
これから新大学生になる人は、あらかじめ大学生活に必要なものをできるだけ揃えておき、入学してから慌てることのないよう準備を整えておきましょう。
大学時代は自由な時間が取りやすく、行動範囲も広がります。そのため、興味があることや挑戦したいことにはとことん打ち込めますが、一方であっという間に過ぎ気が付いたら学生生活が終わっていることも。。
充実した大学生活を送れるかどうかは自分次第。何か夢中になれることを見つけて、取り組んでみてはいかがでしょうか。
※更新履歴
2018年2月27日、2023年2月13日
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