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2018年04月25日

学生寮のメリット・デメリット|入寮前に自分との適性を見極めよう

学生寮 メリット タウンワーク

大学入学を機に実家を離れて暮らし始める人は大勢います。実家を離れるのが初めてという大学生の中には、期待と不安が入り混じってソワソワしている人もいるのではないでしょうか。その場合の住まいは、アパートなどでの一人暮らし、シェアハウス、学生寮などさまざまですが、経済的なメリットが大きいのは学生寮です。この記事では、これから学生寮に入る人や入寮を検討している人のために、学生寮のメリットとデメリットをご紹介します。

【目次】
1. 学生寮に住んでいる人の割合
2. 学生寮のメリット
3. 学生寮のデメリット
4. 魅力的な学生寮も登場!応募前にメリット・デメリットの検討を

 

学生寮に住んでいる人の割合

学生寮 メリット タウンワーク
学生寮に住む学生の生活費の傾向を、自宅と下宿やアパート等に住む学生との比較で見てみます。(小数点以下は四捨五入)

居住形態

「独立行政法人 日本学生支援機構」(JASSO)が発表した「平成26年度 学生生活調査報告」によると、4年制大学・昼間部の学生のうち、学生寮に住んでいる人の割合は5.5%でした。自宅は56.5%、アパート等が38.0%となっています。

支出

・住居・光熱費、通学費
同じくJASSOの「平成26年度 学生生活調査結果」によると、住居・光熱費に関しては、学生寮の平均が28万8700円(2万4058円/月)なのに対し、下宿・アパート・その他の平均は44万7900円(3万7325円/月)と、学生寮のほうが1カ月あたり1万3267円安くなっています。
自宅の場合はゼロ円ですが、通学費に関しては最も支出が多くなっていて、年間平均10万2400円(8533円/月)。学生寮の1万4900円(1242円/月)、下宿・アパート・その他の2万1100円(1758円/月)を大きく上回っています。

・食費
食費については、学生寮は年間平均24万5200円(2万433円/月)、下宿・アパート・その他は26万3700円(2万1975円/月)、で、両者に大きな差はありません。自宅の場合は9万7500円(8125円/月)となっており、学食などで食べるランチ代だけで済んでいるようです。

・生活費
全体の支出のうち学費(通学費を含む)を除いた生活費だけを見てみると、学生寮が82万1300円(6万8442円/月)、下宿・アパート・その他が103万9000円(8万6583円/月)、自宅が39万8000円(3万3167円/月)となっています。やはり実家を離れて暮らす場合、学生寮が最も経済的であることがわかります。

【引用】
「平成26年度 学生生活調査報告」(独立行政法人 日本学生支援機構)
https://goo.gl/oGwmKY

「平成26年度 学生生活調査結果」(独立行政法人 日本学生支援機構)
https://goo.gl/sQDjzC

 

学生寮のメリット

学生寮 メリット タウンワーク「学生寮」と聞くと、古めかしさを感じさせるイメージがあって敬遠する人がいるかもしれませんが、実はたくさんのメリットがあります。具体的に見てみましょう。

家賃(寮費)が安い

学生寮の最大の魅力は住居費の安さでしょう。都心にある大学に通う場合、ある程度設備の整ったワンルームの部屋を6万円以下で見つけるのは、なかなか大変です。その点、学生寮なら寮費は1カ月あたり数千円から数万円と幅があるものの、賃貸物件の相場よりは安いことが一般的です。入寮費が必要なケースでも、多くの賃貸物件のような敷金・礼金はかからず、新生活を始めるための初期費用を安く抑えることができます。

家具や家電の購入を必要最小限に抑えられる

大学生の初めての一人暮らしで必要なお金は、部屋を借りる資金だけではありません。賃貸の場合は家具や家電、キッチン用品やバスルーム用品も一通り揃えなければならず、それだけで10万円以上になる場合もあるでしょう。
しかし、学生寮なら生活必需品がある程度、寮の中に揃っているところも多いので、家具や家電の購入費用を最小限に抑えられます。

通学しやすい

学生寮の多くは大学のキャンパスに近い場所に建てられています。必ずしも徒歩圏にあるというわけではありませんが、利用するのは電車やバス1本で、所要時間も10分程度と、通学しやすいところにあるのが一般的です。そのため、通学費がそれほどかからない上、朝はゆっくり寝ていられます。

食堂がある寮もある

学生寮の中には、格安の食費で食べられる食堂が備わっているところもあります。一人暮らしの場合、自炊や外食をする必要があり、家事に慣れていない人は食生活が偏りがちです。また、家賃や生活費などのやりくりで節約が必要になれば、食費を削ることもあるでしょう。一方、食堂付きの学生寮なら栄養バランスについてもある程度は考慮されていることが多く、ランチを大学の学食にすれば、健康的な食生活を低価格で実現することが可能です。

友達ができやすく、ホームシックになりにくい

入寮したときは一人でも、寮生活が始まれば寮内にいつも人がいるので、孤独を感じることはあまりないでしょう。他の寮生とは家族同様に長い時間を一緒に過ごすので、深い絆を結べる友達ができる可能性もあります。勉強で行き詰まったときや悩み事があるとき、就活に関する迷いがあるときなどに、いつでも相談に乗ってもらえる人がすぐ近くに何人もいるという環境は学生寮のメリットです。

共同生活を経験できる

家族以外との共同生活を経験できるという点も、学生寮のメリットといえます。人との距離感、接し方、上下関係など、実家にいるときや一人暮らしでは学べないことをいくつも体験し、身に付けられるでしょう。

学生寮なら、同学年だけでなく、先輩・後輩と共同生活をする中で、リラックスできる生活の場であっても礼儀や我慢が必要だということを学べるため、これからの人生に役立つ貴重な経験を積むことができるでしょう。

セキュリティがしっかりしている

未成年を含む学生を預かる施設なので、学生寮の大半はセキュリティがしっかりしています。寮監さんや寮母さんが常駐していたり、警備員の見回りがあったり、防犯カメラやオートロックのほか、不審者の侵入を防ぐために最新の認証システムを採用しているところもあります。

コンパなどのイベントが多い

遊びたい盛りの大学生同士が集う場なので、コンパのように大勢でにぎやかに楽しむ機会も自然と多くなります。また、寮の誰かがイベントを企画すれば、すぐに寮内に伝わるので、人集めが比較的容易に行えるでしょう。

進化した学生寮も増えている

少子化の時代に地方からの学生を一人でも多く集めるため、設備の充実に力を入れている学生寮も登場しています。中には、天然温泉の大浴場露天風呂、サウナ、トレーニングジムなど個性的な施設を備えた寮や、留学生と一緒に生活しながら異文化や価値観の違いを学べる寮もあります。

 

学生寮のデメリット

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メリットがたくさんある半面、デメリットもあります。入寮を決断する前にデメリットについてもよく考えてみましょう。

プライバシーが少ない

周囲に人がいて孤独感が少ない一方で、完全に一人だけの時間を持つことが難しいというデメリットがあります。マイペースに過ごしたい、誰にも邪魔されない自分だけの時間をしっかりと確保したい、他人にプライバシーをさらすのが極端に苦手という人には向かないかもしれません。

人間関係に気を使う

学生寮は「気が合う人同士のルームシェア」ではなく、日本中、あるいは世界の国々から、いろいろな価値観や習慣を持つ人が集まって生活しています。おとなしい人、活発な人、気配り上手な人、ずうずうしい人、時間厳守の人、時間にルーズな人、繊細な人、ずぼらな人など性格もさまざまです。

中には我慢や妥協をしなければ付き合えない相手もいるでしょうし、衝突して気まずくなるようなことがあるかもしれません。関係を修復してわだかまりなく生活できる人もいれば、気まずさを引きずってしまったり、合わない相手との共同生活を苦痛に感じたりする人もいるでしょう。

ただし、そうした点を乗り越えて上手に共同生活を送ることができたら、その後の人生でも大きな財産になることは確実です。

門限など寮独自のルールがある

みんなが気持ちよく共同生活を送るためには、門限、入浴、洗濯、掃除、ゴミ出しなど、いろいろなルールに従う必要があります。明確にルール化されていなくても、他の入寮者の迷惑にならないように気遣わなければならないポイントはほかにもあるでしょう。一人暮らしと比べると自由度が下がる点をデメリットと感じる人がいるかもしれません。

トイレや風呂が共同のところが多い

学生寮では一般的に、トイレや風呂などの水まわりは共同です。中には他人と一緒に使うことに抵抗のある人もいるでしょう。共同で使う場所は他の人も気持ちよく使えるようにきれいに利用するのがマナーですが、整理整頓や衛生観念のOKライン、NGラインは意外と人それぞれ違うものです。他人の使い方に関して不快に感じたり、窮屈さを覚える人もいるでしょう。

掃除当番などが面倒くさい

生活空間の管理は入寮者で協力して行うことになります。掃除当番などは持ち回りになっていることが多く、自分の都合で作業を後回しにしたりうっかり忘れたりすると、みんなに迷惑を掛けてしまいます。

役割分担を優先して自分のスケジュールを調整しなければならないこともあり、不自由さを感じることがあるかもしれません。

入寮できないことがある

学生寮は当然ながら部屋数が決まっており、その年の入寮希望者が多いからといって急に受け入れ人数を増やすことはできません。特に人気のある寮などは定員数がすぐに埋まってしまうこともあり、早めの申し込みが必要です。

また、申し込んでも必ず入寮できるとは限らず、入寮希望者が定員以上の場合は抽選になったり、それぞれの経済状況などが考慮されたりして決められることになります。

 

魅力的な学生寮も登場!応募前にメリット・デメリットの検討を

経済的にはメリットが多く、友達とにぎやかに過ごすのが好きな人には魅力的な学生寮ですが、誰にでも合う環境というわけではありません。中でも共同生活に伴うプライバシーの制限や人間関係のバランスの取り方については、違和感を覚える人もいるでしょう。最新設備が整った学生寮も登場しています。学生寮に入るかどうか決断する前に、メリットとデメリットをよく比較検討することをおすすめします。その上で、学生寮での生活を選ぶ場合は、定員がいっぱいになる前になるべく早く申し込みましょう。