履歴書用の証明写真、真顔じゃないとダメなのって納得いかない!履歴書の顔ハメパネルを作って理想の証明写真を撮ってみた
こんにちは。たかやと申します。
現在、僕はフリーのライターを職業としています。しかし、駆け出しということもあって収入も多いとは言えません。それはもうカスッカスに。
なので最近は「バイトでも始めようかな」と考えているのですが、アルバイトや就職活動を始めるとき必要になる物がありますよね。
履歴書です。必要事項を記入し、自己PR欄もなんとか埋めてあとは証明写真を貼りつけるだけなんですが、ここである疑問が生まれます。
なんで真顔がデフォルトなのか?
「履歴書に貼る写真は真顔」という風潮…もういらなくないですか?
ただでさえ僕は「常に生気の無い目をしている」「死神きぞく(ドラクエのモンスター)」と周囲から心配されるほどのデッド・フェイス。そんな僕が真顔で写真を撮ろうものなら書類審査で落とされることは明白です(あくまで個人の感想です)。
もちろんビジネスシーンにおいてある程度のマナーは必須。しかし、履歴書は自己をアピールする最初の関門でもあります。お堅い表情の写真じゃ自分の魅力を100%伝えられない。納得いかない! ぜってー笑顔の方が採用担当者のウケもいいって!…もっと自由に、好きな表情で証明写真を撮りたい!
そこで思いついたんですが、履歴書型の顔はめパネルを作れば自由に証明写真が撮れるんじゃないでしょうか。
『顔はめパネル』とは観光地などでよく見かけるアレです。どういうわけか、穴から顔を出した瞬間思わず笑顔になりますよね。
なので今回は履歴書型の顔はめパネルを作って、自分を最大限アピールできる証明写真を撮ってみたいと思います。
顔はめパネルを作る
まずは85cm×45cmの発砲スチロールのボードを4枚用意します。
そしてボード同士を繋ぎ合わせて、170cm×90cmの巨大な板にします。
次にexcelで写真以外の情報を全て記入した架空の履歴書を作成します。この作業で地味に2時間かかりました。
後で知ったんですがネットには履歴書のフォーマットがゴロゴロ転がっていたのでそっちを使えばよかった。
架空の履歴書をコンビニで印刷します。ボードのサイズに合わせるので、コンビニプリンターの「ポスター印刷」機能を使いました。
「ポスター印刷」機能はB4に分割された画像が拡大印刷されます。白黒コピーなのでお値段も160円と激安。これだけで簡単に巨大ポスターが作れるので、コンビニって本当に凄い。
そして用紙をボードに貼り付けていきます。
先ほど一枚の板にしたボードですが、部屋が狭すぎて床に倒せなかったため2枚に分割しました。行き当たりばったりとはこの事です。
ボードの上半分が完成! いい感じ!
履歴書の写真部分をカッターで切り抜きます。
ボードの下半分にも用紙を貼りつけ、再度2枚を繋ぎ合わせれば…
製作時間3時間。工作が得意でない僕でも、めちゃめちゃ簡単にできました。
製作にかかった費用は100均のボード4枚+印刷代で約600円(ボード432円、コピー代160円)!
ほら、笑った方がよくないですか?! どんな人だって一番輝く瞬間は「笑顔」なんだから。
証明写真では絶対の禁忌とされている「ピース」と「目を瞑る」のコンボ技もきめてやりました。
た~~~のし~~。
また、証明写真機で撮影すると向こうのタイミングでシャッターが押されます。タイミングを間違えると目が半開きになってしまう…なんてことも。 何度も撮り直すとお金も時間もかかってしまいますよね。
しかしこの顔ハメパネルなら好きなタイミングで撮影&何回でも撮り直しが可能!
顔出しの枠から手と顔を出せば、飛び出る「3D証明顔写真」も!
下のアングルから撮影すれば、超大型巨人っぽくなります。御社に心臓を捧げます!
外でも撮ってみよう
外に出れば、自然光を利用したクリアな写真も撮れます。
材質が発砲スチロールのため、少しでも風が吹くと一気に持ってかれるので持ち運びには苦労しました。
狭い証明写真機で撮るよりも、開放感のおかげか良い笑顔になっていますね。ちなみに、この日は11月1日。公園にいる他の人達からは「ハロウィンを一日勘違いした出遅れ野郎」と見られているかもしれません。恥ずかしい。
写真に「映え」が求められる現代。無機質な単一色の背景より、ほのぼのした公園をバックに撮った方が暖かみを感じませんか?
両手を思いっきり突き出して無邪気さもアピール♥
こんな事ができるのも「履歴書顔はめパネル」だからこそ!
パネルをどうやって立たせようか悩んだんですが、ブックスタンドが丁度いい形だったので代用しています。
ダイソーを駆け回ればなんとかなるもんですね。
撮影に協力してくれた友人にも顔をハメてもらいました。誰が撮ってもいい感じです!
シャボン玉を吹けば、バブルエフェクトも簡単にできます。
遠近法を利用してすべり台から降りる瞬間も撮ってみます。
躍動感のある写真が撮れました!
「履歴書の相手は俺に任せて…お前たちは先に進め…!!」
チョリィ~~~~~~~~ス☆
ここまで自分魅力を最大限に伝えられる理想の証明写真が撮れてきました。
…でも、もっと…もっと自分の魅力を引き出したい。 まだまだ表情が固いんじゃないか?!
思い返せば、学生の頃から「真面目な生徒」と大人しいキャラで通ってきました。周囲の目を気にして本当の自分を殺して生きてきた25年間…。
ああああああああ! 今日ぐらいは誰にも縛られることはなく、自由な本当の俺を出したい!!!
自分の中で「自由の代名詞」のあの人達になりたい。そう…!
ギャルです。校則と闘いながら、個性を表現していくギャル。僕はそんな彼女達に憧れていました。
ギャルの力を借りて本当の自分をアピるテンアゲな証明写真を撮っていきます。
安物のカツラを買ってしまったので髪の汚さは本当にすみません。
うぇ~~~~~~~い!
心なしか、僕の表情も嬉しそうです。やばみ~~~。
さらにもう一枚。
この写真、有りか無しかで言ったら…ありよりのありじゃね?!よき!
せっかくなのでプリクラっぽい加工もしてみました。
ちゃっかり働きたい意欲もアピールしていきます。
プリクラ風にする方法ですが、切り取った文字をクリアファイルに挟んでるだけ。やべっち!すげっち!
ぴ~~~~す!!! めっかわめっかわ!
うぇ~~~~いw テンションガチで高まりやばたに閻魔大王あああざうす!!!!
あ~~~~。なんつーか、とどのつまりはコレっしょ。…この履歴書型顔はめパネル
ガチでバイブス高まりすぎでした
いかがでしたか? 「自分の魅力を伝えられる証明写真を撮りたい」という考えで始めた、この企画。思ったよりも履歴書っぽくなったし、普段なかなかできない証明写真が撮れるのでとても楽しかったです。
まとめ
……と、ここまではあくまで僕(ライターたかや)が抱えていた悶々とした思いを発散しただけ。
もちろん、実際の面接では通用しません。
履歴書の写真は自分本来の印象を知ってもらうもの。
写真の印象を上げたいという人は、変に盛ったりせず、以下の記事などを参考に撮影してみることをオススメします。
▼こちらの記事をチェック!▼
履歴書に貼る証明写真がキレイに撮れない。そんな人のために簡単にできる裏技を紹介しますブ!
【たった3つの裏ワザで証明写真を“劇的”にキレイに撮る方法】│タウンワークマガジン https://t.co/hA8nthHVXR
— ジョブーブ /タウンワーク (@joboob_townwork) November 2, 2016
自然な笑顔にするための口角の位置など…誰でもできる簡単なテクニックが紹介されています。
これから証明写真を撮りたいと考えている人は、是非とも一度読んでみてはいかがでしょうか?!
余談ですが、履歴書パネルの上に「美味しそうな料理の写真」を貼るだけで、ワイプ越しに映った芸能人みたいになれます。
たかや
フリーライター。1993年生まれ。『オモコロ』などで活躍中の若手WEBライター。自分の学生時代に流行った物をインターネットで調べるのが好き。学生時代はコンビニでアルバイトをしていた。
Twitter: @tky888tky