【検証】超怠惰な人にも効果アリ!?数ある“二度寝予防法”の中からベストな方法を検証してみた
※この記事は2019年8月に制作したものです
ライターのたかやです。
こんな体勢のまま記事を始めるのは失礼ですね。起きます。
…。
二度寝。それは我々の生活に支障をきたす悪魔の誘惑―――。
二度寝って駄目なのはわかっているけど気持ちいいし、ついついやっちゃいますよね。
怠惰な性格の自分は、二度寝どころか三度寝・四度寝は当たり前の生活を送っています(そして仕事が遅れる)。
この記事を読んでいる人の中にも、二度寝のせいで授業やバイトに遅刻してしまった経験はあるかと思います。
そんな事態は断固避けたいですよね…。
なので最近はネットで「二度寝予防法」を調べています。しかし…
どの予防法が一番いいの?
情報があまりにも多すぎて、結局どの二度寝予防法が効果があるのかわかりません。
特に、自分は怠惰を煮詰めたかの様な人間には、一番効果が期待できる方法を見つけたいところ。
ならば複数の方法を実践してみて、自分に合った方法を見つけるしかありません!
今回はネットで紹介されている「二度寝予防法」の中から、1週間かけて自分に効果があった方法を探していきます!
果たして…真実の答えは見つかるのか!?
1日目「大きく伸びをする」
初日に検証するのは「起きた直後に大きく伸びをする」。シンプルな方法ですが、単純故に検索が多くヒットした予防法です。
しかし、なぜ「寝起きに伸びをするのが効果的」なのか。これを理解している人は少ないんじゃないでしょうか。
寝ている間は身体の筋肉が活動していない状態。起床後にストレッチをすることで、筋肉の凝りをほぐし、血液を全身に巡らせることができるんです。
眠っていた身体に力が漲り、活動モードへとスイッチが入ることにより二度寝も防止できるわけなんですね。
なるほど。これは効果に期待が持てそうです。早速実践してみましょう。
朝。起床時刻です。
ドラマさながら「うーん」と伸びをして目を覚ましたいところ…
すいません。「大きく伸びをする」の前段階で躓きました。寝起きに身体を起こすのがまず無理。
目が覚めても、すぐに目を閉じて寝てしまいます。
そもそも寝起きに身体を起こせたら、二度寝で苦労してないっつーね。
あと26歳の独身男が起きて1人で「う~ん」とか言ってたらそれはそれで哀しいし。
と、いうことで結果は…
身も蓋もない結論を出してしまいすみません。
しかし、嘘くさい笑顔で「この方法で二度寝防止できました~。」と書くのは簡単。でも、果たしてそれが“真実”なのでしょうか?嘘で塗り固められたこのご時世に、たった1つの真実を目指す。それがインターネットのあるべき姿なんじゃないでしょうか?僕はなにを言ってるんでしょうか?
とにかくこの記事では手厳しくいきます! 「寝起きに大きく伸びをする」の評価…星1つ!
いろんな方法を検証していきます
2日目「寝起きに朝日を浴びる」
3日目「寝起きにアロマを焚く(柑橘系のアロマは目覚め効果があるらしい)」
4日目「寝起きに声を出す&誰かと会話をする」
その後も、ネットで見つけた様々な方法を検証していきます。…が、どれも期待していた効果が望めません。
⇒カーテンを開けに行くのがダルい。そもそも起きれたら苦労しない。
「寝起きにアロマオイルを焚く」
⇒アロマを焚く気力がないし、アロマってお洒落すぎる。
「起きたら声を出す。誰かと会話をする」
⇒そんな相手がいたら苦労はしない。出会いってどうすればいいんですか?
いや、どう考えてもてめぇの怠慢な性格に問題があるだけなんですけどね。
本当にすみません…。
このままでは「効果的な二度寝予防法」を発見することもできず、ただ“無”の記事ができあがってしまう…。
どうすれば…。
そこでこんな考えに至りました。「予防法を強化して実践してみよう」
横着な自分の性格を変えるのはまず無理。それならば、「二度寝予防法」をバージョンアップするしかありません。
5日目「【強化版】部屋を暗くして寝る」
二度寝の原因で多いのは質の良い睡眠がとれていないからだそうです。
「部屋を暗くして寝る」「睡眠前はスマホをいじらない」
もはや常識ですが、結局こういうシンプルな方法が一番なんですよね。
…しかし、ここまでの僕を見てもわかる通り、普通に予防法を実践するだけでは起きることは難しいかと思われます。
そこで、「部屋を暗くして寝る」をさらに強化してみます。
具体的には、一切の光が存在しない「暗黒の部屋」を作ります。
黒の画用紙を使って、壁一面を真っ黒にしていきます。この記事を大家さんが読んでいないことだけを祈ります。
そして数時間後…
壁…床…一面が完全の闇。漆黒の空間。この作業で2時間もかかりました。
これで上質な睡眠を確保し、二度寝ともおさらばできるはず。
結果は…いかに!?
本当にすみません。なんか落ち着きませんでした。
作業の2時間を早寝に当てればよかった…という当然の結果を出してしまいました。大丈夫か?この記事。
6日目「【強化版】目覚まし時計を遠くにセットする」
「目覚まし時計やスマホを枕元から離す」という方法も多くの人が実践しているそうです。
たしかにこの方法なら、強制的に布団から出ることが可能。
ですが、この方法も二度寝の悪魔に魂から契約してしまったクソカスの自分には効かないでしょう。
そこで方法を強化!
方法は簡単、アラームの代わりに、Twitterに恥ずかしいポエムを予約投稿しておく…だけ。
起床と同時に予約を解除できなければ、そのまま全世界に自分の恥ずかしいポエムが発信されてしまいます。あな恐ろしや…
オリジナルポエムです。キチいですね。酒に酔うとこんなポエムばっか作っています。
このポエム、縦読みで「もっと寝たい」という仕掛けがあります。だからなんだっていうんだ。
ポエム画像を起床したい時間に予約して寝ます。ツイートが投稿される前に起きなければ、死…。
今度こそ、二度寝を回避してやるぞ
「起きれなかったらどうしよう。ポエムが発信されたらどうしよう」って不安になって寝れません。
すみません。この記事、大丈夫じゃないです。
7日目「強化版:水を飲む」
これまでの自分の行動を省みましたが、失敗の原因は「僕が寝起きに動こうとすらしない大バカ怠惰野郎」ということに他なりません。
今度こそは…!
「寝起きに水を飲む」。これまでの人生上でも、起きてから水を飲むと「よし!やるぞ!」というスイッチが最も入った気がするんですよね。
ならば、この「水を飲む」を「更にお高くて良い水」に変更すれば、こんな自分にでも効果が望めるのかもしれません。
「良い水を朝に飲める」というワクワク感から二度寝を防げる気がします。
良い水…購入してみよう!
購入しました
瓶です。瓶に入っています。これまでの人生で、瓶で販売されている水は初めて見たかもしれません。
そして気になるそのお値段、1500円。
…1500円!!! 1ケースの値段じゃありません。一本でこの金額です。
こちらの飲料水。水の聖地 信州白馬の良質な天然水を、独自の技術で、粒子が細かく密度が高い「高密度安定水」に仕上げた商品。
生体水に近いきめ細やかさがあるので、飲んだ瞬間、身体に浸透して極上の潤いを与えてくれるそうです。
思わず高級飲料水の前で正座をしてしまいます。だってアンタ、1500円だもの。
どんな味がするのか想像もつきません。
「これなら二度寝を回避できそうだ…。」
値段の高さに比例して僕の期待値も高まります。
最終日「寝起きに値段の高い水を飲む」
高級飲料水を飲む 前夜
起きて水を飲む―――
それだけのことに、こんなにも胸をときめかした夜がかってあったでしょうか。
この時点で「意地でも起きるぞ」と僕の覚悟はすさまじいものになっています。それだけでこの商品を買ってよかった。
起床!
今回の企画で、最もスッと起きれた日でした。
瓶を開封します。
貧乏人なので、空けるのにかなり躊躇したことは正直にお伝えしておきます(開封したら返品不可だから)。
せっかくなので、グラスもオシャレな容器に注ぎます。ダイソーでかったワイングラスだけど。
飲みます!果たして…!
果たして…?!
?????
……すみません。味音痴なので、微細な水の味を掴めてるのか不安です。
ただ、おかげでバッチリ目が覚めました!(貧乏人である僕にとって「お高くて良い水」を飲んだあとに寝る…なんて勿体なくてできない)
つまり…結論は

今日のご飯は「水」です。大切に頂きます。
※この記事は2019年8月に制作したものです
文:たかや(@tky888tky)
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。