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2020年03月31日

大学でのはじめての友達作り│しいたけ.流は“道を尋ねられそうな雰囲気の人”を探すこと


こんにちは。しいたけ.です。今年に新大学生となる皆さんは、新しい環境での生活に期待と不安を抱かれていることだと思います。 そこで今回、「新大学生向けの友達の作り方」について書かせて頂こうと思います。

友達は、自分にとって居場所になってくれる存在

僕自身はもうけっこうな大人になってしまったので、新しい場所に引っ越しをするとか、人生の中で大きな転換を迎えない限りは新環境に身を置くことはほとんどないと思います。それが、10代や20代の頃は、それこそ何年かに一回、必ず新環境を迎えます。 「やっとこのクラスに慣れたと思ったら、新学期からクラス替えがあるのか。新しい人達と仲良くなれると良いな」と思ったり、それこそ高校を卒業して大学生になったりすると、生まれ故郷から離れて新しい場所で生活するような一大変化もあるわけです。

友達や気の置けない仲間。この存在はとても大事なものであり、一言で友達とは、「自分にとって居場所になってくれる存在」とも言えるものです。新しい学校、新しいバイト先。初めて通う場所で、様子を見ながら挨拶をして、「あ、このタイミングで会話に入って良いのかな」とドキドキする。キラキラ輝いている人から「○○さんはどう思う?」と話をふられる嬉しさ。自分にとって「新しい場所が、自分の居場所になっていくかどうか」は、そこに気の置けない友達や仲間となるような存在を作っていくことができるか。そこはやっぱり大きな課題になっていくと思うのです。

10代から20代にかけてできる友達は、単に雑談や時間つぶしをするだけの関係ではなくて、自分が思っていることを語り合ったり、宣言し合ったりする同志のような存在になってきます。それこそ、友達か自分の下宿先に集まって夜中の2時ぐらいまでお菓子を食べながら熱中しながら話し合ってしまう。それで、急に誰かが「私さ、将来○○になりたいんだよね」とか宣言する。ちょっと気恥ずかしい空気が広がるけど、その恥ずかしさに便乗して、なかなかみんなの前では言えなかったことを次々と宣言をする。そういう、「自分の宣言の証人」としての役割も、友達は担ってくれます。ひとりで黙々と頑張って夢を叶えていく人も少数ながらいると思うけど、夢を叶える人の近くには「あんたはやってみな。だって、私にとってあんたは最高に面白い人だもん」と言ってくれる理解者がひとりいたりするのです。その理解者は、友達の枠を超えて親友になれる人になります。

では、そんな友達なり、同志なり、親友なりを、どうやって作っていくか。

それはやはり、ドギマギやぎこちなさが空気を支配する4月から動いていってしまった方が良いです。

「道を尋ねるならこの人」と感じた人に声をかける

どうやって友達になってくれそうな人に声を掛けるか。

そのためにまず、これを読んでくれている人にやって欲しいことがあるのです。まず、駅に行ってみて欲しいのです(*)。駅に行けなかったら、窓の外に見える通行人の方々でも構いません。そして、「道を尋ねるとしたら誰に尋ねるか」と思って、声を掛けられる人を探してみて欲しいのです。そしたら、意外にも「これから道を尋ねよう」とした時には、「親切そうな人を見抜くアンテナ」が急に働き出すはずなのです。「あ、あの店?私は知らないなぁ。でも、あそこに駅員室があるから行って聞いてみたら?」とか、足を止めて「その人の立場になって考えてくれる人」は意外と多くいたりします。人は、意外と助けを求められると嬉しいのです。だって、その場で「自分は誰かの役に立つ人間だ」とか「頼りにされる人間だったんだ」と確認できるから。

あなたが駅で親切な人を探したように、それを大学でもやってみて欲しいのです。一発ギャグとかは用意しないで大丈夫です。どこかで使うかも知れないから、大事に取っておいて下さい。まず最初は「人が多くてドキドキしちゃって。すみません、ひとりですか?」とか、そういう台詞で大丈夫です。こちらから何かを用意するのではなくて、はじめはもう「他人が持っている親切心」をあてにしてしまうこと。そして、自分自身も誰かから頼られたら、持っている親切心を発揮してしまうこと。

これだけで大丈夫です。

自分を出すことよりも、周囲を気に掛けて生活してみる

あとは、集団の中でちらほらと「お互いに顔を知っている人」を作って、最初の1~2か月はその人の心配をしてあげること。「どう、慣れました?」って。それだけで良いです。どうしてかというと、友達や知り合いを作ろうとする時に、失敗しがちなのが「いきなり自分の面白さを気づいてもらおうとすること」だったりするから。それは徐々にやっていけば大丈夫だから、慌てないで。それよりも、誰かが言った何気ない台詞を、時々それをメモするなりしてちゃんと覚えておいてあげる。人は誰かに、自分が好きなものや、時には嫌いなものを「覚えておいてもらえるだけ」ですごく嬉しい気持ちになるから。

そして、あなたが少しずつ大学生活に慣れてきたら、その生活に慣れないでドギマギしている人に「慣れました?」とか声を掛けてあげて下さい。

誰かに気に掛けてもらえる。

それだけで、「私はそこにいても良いんだ」と、居場所に対する勇気が湧くのです。

あなたが誰かの一言で救われるように、あなたの一言で救われる人もたくさんいます。

大人になっていくと、緊張する場面は相変わらずたくさん出てくるけど、ドギマギする機会は段々と減ってきてしまいます。だから、はじめは緊張してしまうかも知れないけど、貴重なドギマギする時間を是非満喫してみて下さい。あなたに良いお友達ができますように!

*この記事は2020年03月21日に執筆したものです。

■プロフィール
しいたけ.さんプロフィールしいたけ.
占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら占いを学問として研究。2014年からウェブマガジン『VOGUE GIRL』で連載開始し、毎週更新の「WEEKLY! しいたけ占い」で注目を集める。現在は「note」で月間占いやコラムを発表し、作家として活動の幅を広げている。名前の由来は、唯一苦手な食べ物が「しいたけ」であり、それを克服したかったから。近著に『しいたけ占い 12星座の蜜と毒』『しいたけ.の部屋 ドアの外から幸せな予感を呼び込もう』(KADOKAWA)、『anan特別編集 しいたけ.カラー心理学 2019 春・夏編』(マガジンハウス)、『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』 (KADOKAWA) などがある。

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