彼氏とケンカした後の上手な仲直りの仕方【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト 沼田光太郎
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
喧嘩のやり方によって仲直りはたやすくなる
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
一番めんどくさくなってしまう喧嘩って「冷戦」なんですよ。無視をしてしまったり、音信不通にしてしまったり、心を閉ざして冷たくあしらってしまったり。
そういう喧嘩をしてしまうと引っ込みが付かなくなり、仲直りをしたくてもなんだか気まずくて謎の意地を張ってしまい、無駄な長期戦に突入してしまうんです。
冷戦が長期化してしまうと、自分を正当化させるための悪人像を恋人に投影してしまい、自分の想像の中で自作自演の喧嘩をする毎日。それが脳に刷り込まれてしまうと「悪いのは相手であって私は被害者である」と盲信して、事実が歪曲されて誤解が生じてしまい、本来の喧嘩の理由を超越した怒りがメラメラと燃え上がってしまうということです。
だから喧嘩になると、無視をしたり音信不通にしてしまう冷戦タイプの人は、ほんのちょっとしたことが原因の喧嘩でも「別れる、別れない」の大喧嘩に発展してしまうことが多いんです。
何がいけないってそこに言葉がないのがいけないんですよ。
+
+
一方、喧嘩をしても5分後にはもう元通りの関係になっている人たちっているじゃないですか。べつに仲直りという儀式もなく、いつの間にか元通りに戻ることができる関係。そういう関係ってお互いに不満が生じても必ず言葉を交わしているんですよね。言葉をぶつけ合うのではなくて、ちゃんと言葉のラリーをしながら喧嘩をしているんです。
多少乱暴な言葉遣いにはなっても、ちゃんとコミュニケーションとして成立しているから、そのコミュニケーションの流れですぐに元通りに戻ることができるんです。仲直りをしようとか、どっちが悪いとか、謝らなければとか、そういうことってあまり考えていないんですよね。
善悪とか落とし前とか妥協点とか、そういう次元とは別次元の平和な喧嘩。腹が立っても別れるつもりは一切ないから、安心して喧嘩ができるということです。
その安心感が言葉のラリーになっているということですね。
喧嘩をするのなら仲直りの必要のない喧嘩をすること。腹が立ってもちゃんと言葉を交わすことができれば、仲直りなんてしなくても仲良くやっていけますよ。
▼ DJあおいさんの記事をジャンルごとに読む ▼
コミュニケーション(人間関係) / 恋愛 / モテ / 自分の将来 / 違いシリーズ / 人から好かれるには / 社会に出て役立つスキル / メンタル強化 / お金 / イタい人 / 女子の心理 / 欠点(短所)の克服

謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
■公式ブログ http://djaoi.blog.jp
■Twitter メインアカウント https://twitter.com/djaoi
サブアカウント https://twitter.com/DJ_aoi
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。