周囲の空気を読みすぎて疲れてしまう【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト 沼田光太郎
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空気を読めない人って、そんなにいない
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他者の顔色を伺えない人、空気を読めない人って、そんなにいないと思うんですよね。
ほんの僅かなごく一部の人を除いて、多くの人は他者の顔色を伺ったり、空気を読んだりしているものだと思います。
その上で、他者のご機嫌を取ってみたり、空気に従ってみたり、または他者のご機嫌を無視してみたり、あえて空気に従わなかったり、その時々のシチュエーションに合わせて、その場を自在にコントロールしているわけです。
周囲の空気をわかっている人は、空気に従うこともできるし、空気を読めないフリもできるし、空気を勘違いしているフリもできて、空気を変えることもできるのです。他者の気持ちやその場の空気がわかっているからこそ、様々な対策を打てるということ。
ただし、それ相応のコミュニケーション能力があれば、という条件付きですけどね。
空気を読みすぎて疲れてしまうという人は、空気を読みすぎて疲れてしまっているわけではないんです。コミュニケーション能力の問題で、ただその場の空気に従うことしかできずに、他者の都合のいいように流されて、気が付けば自分の望まない立場に立たされてストレスを溜めるパターンが多いのですよ。
共感と同調というコミュニケーション能力しか持っていない人に多く、異なる者同士の「話」ができない。
自己主張や自己表現が苦手で、いつも周りに合わせて波風立てないようにコミュニティの片隅で息を潜めて目立たないように生息しているタイプ。
我慢を蓄積させやすく、ストレスが満期になったところで大爆発を起こしてしまうというパターンが多いですね。
他者の気持ちがわかるという能力は、人間関係を形成する上でもとても大事な能力であり、その能力に罪はありません。
問題はその先のコミュニケーション能力にあるということ。
共感や同調だけではなく、自己主張や自己表現を交えたコミュニケーションを覚えていけば、そのストレスは軽減されるのではないでしょうか。
でもこればかりは、場数を踏んで恥をかきながら覚えていくしかありませんけどね。その先には、きっと良い世界があると思いますよ。
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謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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