周囲から嫌われてる気がする…そう感じた時の対処法【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト 沼田光太郎
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実は疎外しているのは自分自身
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「私、もしかして、嫌われている…?」と感じると、相手の人を警戒してしまいますよね。
なるべく関わらないように距離を置いたり、必要最低限の余所余所しいしょっぱい会話しかしなかったり、不意に二人きりになると緊張感で重たい空気をプロデュースしてしまったり、その人のパーソナルエリアに踏み入らないように不自然に避けてしまったりするわけですが、それって相手からしてみれば「あれ?私、もしかして、嫌われている…?」と思ってしまう言動なんです。
そうなるとお互いに「私はこの人に嫌われているんだ」と誤解をしてしまい、嫌われていることへのカウンターとしてその人を嫌い、嫌い同士の両思いが出来上がりになるわけですね。
「他人から嫌われたくない」という思いが過剰に強い人にありがちなこと。
他人のちょっとした仕草や言動に敏感過ぎるため、嫌われたくないセンサーがすぐに作動してしまい、その警戒心から誤解を招き、見事にその人に嫌われてしまうというわけです。
「疎外感」というと爪弾きにされている印象を受けますが、実は疎外しているのは自分自身だったりするのですよ。
人は基本的にあまり他人に興味はありません。
興味津々なのは他人の目に映る自分自身。
「私は他人にどう思われているのだろう?」と自分のことばかり気に掛けている生き物が人間です。
「私、もしかして、嫌われている…?」と思いがちな人も同じ。
自分のことばかりが気になって、相手のことなんて見てもいない。
他人の中にいる自分ばかりを見ようとしてしまうから、相手の本質を見失ってしまうんです。
仮に嫌われていたとしても、その人の良いところには敬意を払い、好感を抱いていてもいいじゃないですか。
好かれていたとしても、生理的に無理な相手なら害にならない程度に距離を置いておけばいいじゃないですか。
嫌われているからという理由で嫌いになる必要もないし、好かれているからという理由で好きになる必要もない。
相手の好き嫌いに振り回されない「自分」という物差しをちゃんと持っていれば、他人の目に映る自分もそれほど気にならなくなるはず。
「私、もしかして、嫌われている…?」と感じたときは、自分自身を見失っているときだと思ってください。
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謎の主婦。X(旧Twitter)で独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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