人間関係のトラブルが多い人の特徴【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト 沼田光太郎
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人は優しいが、人々は残酷だ
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人間関係の構造が一対一(サシ)の場合、問題が起きたとしてもあまり他者を巻き込まないんですよね。
なぜなら他者を介入させたらサシの関係ではなくなってしまうからです。
サシの関係はお互いに主体性を持っていないと成立しませんので、問題が起きたとしてもお互いの主体性が理性的に働き、あまりお祭り騒ぎの大炎上にはなり難いんですよ。
だから人間関係にサシを求めている人は基本的に違う誰かのトラブルに巻き込まれることは少ないでしょうね。
めんどくさいのはグループを形成している組織的な仲間意識。
例えば人が10人いたとして、サシの関係を九つ作るのではなく、10人が輪になって一つの神輿を担ぐような関係性。
そんなコミュニティに属していると様々な面倒が降り掛かってきます。
仲間の問題は自分の問題にされてしまいますので、仲間が10人いたとしたら単純計算で10倍のトラブルに巻き込まれることにもなるし、「人は優しいが、人々は残酷だ」という言葉が示しているように、人は群れると主体性を失い考えることをやめ、心にもないことをやらかしてしまう生き物です。
だからグループ同士の対立になってしまうと、もはや何を問題にしていたのかもわからなくなってしまうほど、しっちゃかめっちゃかで収集がつかなくなってしまうんですよ。
グループの中心にいる人やその側近くらいまではいいんですけどね。
まだ存在感があまりなく、コミュニティ内の村人A子くらいの人が巻き込まれやすい傾向で、「このトラブルで活躍して名を上げてやるぜ!」みたいな心理もあるのかもしれませんね。
孤独を恐れない人は、人間関係に「グループ」という概念はありません。
特定のコミュニティに属することもないし、どこで何をしていようと「自分は自分である」という主体性を標準装備しています。
よって自分と等しく主体性を持っている孤独を恐れない人としか関係を築きませんし、その他の人々は赤の他人として認識しています。
そんな赤の他人のトラブルなんて「知らんがな」でしかありませんからね。
一人一人と丁寧にお付き合いするように。
孤独を恐れてよく知らん人々が形成する仲良しグループに入ってしまうと後々面倒になるだけですよ。
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謎の主婦。X(旧Twitter)で独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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