酔うとくっついてくる、ボディタッチが激しくなる女子の心理とは?【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト 沼田光太郎
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自分本位型の社交性と他者本位型の社交性
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ボディタッチは非言語コミュニケーションのひとつですから、コミュニケーションを取ろうという姿勢は社交性と言えるのかもしれません。
ただ、社交性は大別して「自分本位型の社交性」と「他者本位型の社交性」に分かれます。
他者本位型の社交性は相手が快適かどうかを重視するので、自己表現もそこそこに相手を主役としてもてなすことを主目的としています。
相手が心地良いと思える距離感を探り、言葉を慎重に選び、安心できる空間をプロデュースするのが他者本位型の社交性なので、基本的にボディタッチは避ける傾向にあります。
一方自分本位型の社交性の目的は、承認欲求を満たすためであったり、自己表現の押し付けであったり、自分が気持ち良くなるための社交性ですから、相手への配慮に欠ける傾向にあり、ボディタッチが多くなってしまいがちです。
また、お酒に酔うと理性というセキュリティがエラーを起こしてしまうため、普段は抑制している本性が出てしまい、自分本位型の社交性を発揮してしまうことがよくあります。
酔っ払い同士の会話なんて自分本位と自分本位のぶつけ合いにしかなりませんから、だからよく聞くと会話が成り立っていないことが多いんです。
「普段は他者本位を演じているけど実は腹の中では自分本位のわがままボディ」という人がお酒で自分本位に豹変して、自分が気持ち良くなるためにボディタッチが多くなってしまうということですね。
他者本位型の社交性は他者を気持ち良くするための社交性。
自分本位型の社交性は自分を気持ち良くするための社交性。
この相反する社交性は良くも悪くも相性が抜群で、自分本位型の犠牲になりやすいのが他者本位型なんです。
他者本位型の社交性で相手を気持ち良くさせてあげれば、通常なら有頂天にならないように自重する心理が働くんですけどね。
自分本位型の社交性の人はどこまでも天井知らずに図に乗る性質があるので、「この人になら何をやっても許される」と勘違いしてしまい、自分本位型の餌食になってしまうということです。
他者本位型の社交性も結構ですが、「ここからは立ち入り禁止」という自他境界はちゃんと設け、わかりやすい形で自己表現した方がいいでしょうね。
自分が不快な思いをしてまで他者に尽くす必要は一切ないですからね。
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謎の主婦。X(旧Twitter)で独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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