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2025年06月23日

人間関係は「深さ」よりも「揺れにくさ」【DJあおいの「働く人を応援します!」】

独自の恋愛観を綴るXが人気の謎の主婦、DJあおいが働くこと・毎日を楽しむためのヒントについて語ります。第461回目のテーマは、「人間関係が長続きしない人の特徴」。人あたりがよく、友人もすぐできるのだけど、なぜかあまり深く関わることができず、人間関係が長続きしない…。ふと気づくと、「あれ?私って友達いないかも」と感じている人向けに、DJあおいがアドバイス!
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イラスト:沼田光太郎

人間関係は「深さ」よりも「揺れにくさ」

そもそも「広く浅く」の人間関係は、決して否定すべきものではありません。
人間関係はライフステージや環境によって自然に変わるもの、その都度、必要な距離感の関係が形成され、役割を終えれば静かにフェードアウトする。
それはごく自然な流れであり、「途切れたからダメだった」というわけではありません。

むしろ、広く浅い関係があるからこそ、日常の中でふと誰かと言葉を交わせたり、何気ない共感が得られたりする。
この「ゆるくて流動的な層」は、心の柔軟性を保つうえでも重要です。

ただ、広く浅い関係の中でも、ときどき思いがけず再会を重ねる人がいますよね。
何年ぶりかに話しても違和感がなく、「あの頃の続き」が自然に始まるような人。
そんな相手と何度かやり取りを重ねるうちに、「この人とはもう浅い関係とは呼べないかもしれない」と気が付くのです。

「人間関係が深まる」とは、劇的な出来事が起きることではありません。
大げさな共有体験があるわけでもないのに、「この人とは安心して話せるな」と感じる、その積み重ね。
「何かあればまた話せる」という揺れにくい安心感こそが、関係の深さを静かに支えているのです。

意図的に「この人と仲良くなりたい」と思っても、うまくいかないことは多いです。
一方で、「広く浅くの領域」にあるはずだった関係が、再会を重ねるうちに「深い領域」へ無意識下でドロップされることがあります。
その感覚こそが、実はもっとも自然で長続きする関係の育ち方かもしれません。

「深い関係」とは、話の内容が濃いとか、頻繁に連絡を取ることではありません。
むしろ、「久しぶりに話しても違和感がない」「何があっても受け入れてもらえる気がする」といった、関係の揺れにくさこそが本質です。

再会を重ねる中で、気づけば浅い領域から深い領域へ静かにドロップしていた人間関係。
そんな出会いをひとつでも持てることが、人生を少し豊かにしてくれるのかもしれません。

「広く浅く」の関係は流動的でいい。
そして、たとえ途切れても「再接続できる関係」であれば、それは決して失敗ではないのだと思いますよ。

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iconDJあおい
謎の主婦。Xで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
■公式ブログ http://djaoi.blog.jp
■X メインアカウント @djaoi
サブアカウント @DJ_aoi

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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