問題を自分で解決できない人の特徴【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト:沼田光太郎
問題を自分で解決できないのは、
能力の限界なのか、それとも環境の限界なのか
自分で解決できない問題が起こったときは、人に聞いてもいいし、誰かの真似をしてもいいし、今の時代ならAIにお伺いをたててもいいんですよ。
外部の情報から学習して自分のものにしていくのが「成長」ですから、自分で解決できない問題が起こったときは成長イベントとして積極的に外部の情報を頼ってください。
もし、自分のいる環境下において、なんでも自分で解決できるような環境ならば、もう自分はそこにいるべき存在ではありません。
ワンランク上の環境へ移り、自分で解決できない問題だらけの環境に身を置いて、また外部の情報から学習して自分のものにしていく。
そしてまたワンランク上の環境に飛び込むという繰り返しで、人は大きく成長していくものなんです。
ただ、どこまでも天井知らずに成長できるわけではありません。
やがて「誰に聞いてもわからない」「どれだけネットで調べてもわからない」という限界が訪れます。
この「限界」という言葉は決してネガティブな意味ではありません。
むしろ次に進むべきフェーズが来たというポジティブなサインと捉えてください。
多くの場合、自分で解決できないのは、自分自身の能力の限界というよりは、その環境が提供できるリソースや知識、もしくは構造的な問題に起因していることが多いのです。
例えば、権限や予算が不足していて、技術的な解決策があっても実行できない立場であったり、
周囲にその分野の専門家がいないため、適切なアドバイスが得られなかったり、
古い慣習や文化が新しい解決策の導入を阻んでいたり。
どれだけ努力しても、環境が持つ制約によって自分ひとりでは解決できなくなってしまうんです。
その環境でこれ以上解決策を見出せないということは、異なる環境が必要とされていることを示唆しています。
ここで新たな環境に飛び込めるか否かが大きな分かれ道です。
自分が今までに得た知識や技術を活かせる新たな環境に飛び込める人ならば、さらなる大きな飛躍が期待できます。
逆に現状に甘んじてしまうような人ならば、「問題を自分で解決できない人」として、その場に延々と取り残されてしまうんですよ。
どちらを選んでも「自分で問題を解決できない」のは同じなんですけどね。
どうせなら自己実現の可能性がある方向へ舵を切る方が、生きる上では楽しいのではないでしょうか。
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謎の主婦。Xで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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