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2024年04月15日

映画館バイトとは? 仕事内容や時給、きつい・楽、メリット・デメリットなど口コミも紹介

タウンワークマガジン 映画館のバイトとは? 仕事内容、時給、勤務時間やメリット・デメリットを解説映画好きならぜひ注目したい映画館バイトについて、仕事内容や時給、勤務時間などを解説します。また映画館バイト経験者に、実際のところ、きついかラクか評判も聞いてみました。

映画館バイトの仕事内容

映画館バイトの仕事は、チケット販売、フードやドリンクグッズなどの販売、座席の案内や清掃などです。映画館によってはさまざま業務を担当することもありますが、シネマコンプレックスなど、大きな規模の映画館では担当が分かれていることが多いです。

フロント・チケット販売

映画館の入口でお客さまに空いている席を案内し、チケットの販売を行います。「予定が変わったので上映回を変更したい」「座席を変更したい」という希望があった場合には臨機応変に対応します。券売機でチケットを購入したり、事前予約性の映画館も多いですが、対面で購入するお客さまとは直接やりとりをします。上映時間前には長蛇の列ができることもあるので、テキパキと業務をこなすことが求められます。

フード・ドリンク・グッズ等の販売

館内で飲食するフード、スナック、ドリンクやグッズの販売を行います。フードやドリンクはその場で調理をすることは少なく、出来上がったものを提供することが多いです。仕事としてはそれほど難しくありませんが、上映時間前に集中的にお客さまが来るため、短い時間で効率よく動くことが求められます。

フロア業務

上映シアターへ入場するお客様のチケットチェック、退場の際の誘導や上映後のシアター内のゴミの片付け、館内の掃除、場内アナウンスなど幅広い業務を行います。業務範囲は店舗や規模によっても異なります。仕事は比較的単純なのですぐに覚えられますが、業務が広範囲に渡ることも多く、手が空いたら他のスタッフの仕事を手伝うなど臨機応変な対応が必要です。映画館の全体を見ることができる重要なポジションです。

 

映画館バイトの時給

映画館バイトの給料は、地域や時間帯によって異なりますが、目安としては900円前後~1200円程度と一般的なアルバイトの相場と同等です。遅い時間帯にも上映する映画館では、22時以降は基本給の25%以上の深夜手当がつきます。

 

映画館バイトの働く時間・シフト

勤務時間は、1日あたり5時間程度が目安です。土日祝日や人気作品の公開初日といった繁忙期では、8時間程度の勤務を求められることもあります。また仕事内容によっても勤務時間は異なり、グッズ販売などであれば比較的短い勤務時間でも大丈夫ですが、フロア担当や映写担当では7~8時間の拘束となることも多いです。またシフトは、週3日以上としているところが多いようです。映画館にもよりますが、早朝や深夜帯に上映している映画館もあり、シフトのバリエーションは幅広い職種です。

 

映画館バイトの口コミ|きついこと・デメリット

映画館のバイトでつらいこと、きついことは何でしょうか。バイトを経験した先輩たちの口コミを紹介します。

週末など混雑時忙しく、平日は暇

土日、祝日、長期休み、人気作の公開時は混雑して忙しいようです。平日は学校や仕事があってお客さんも少ないため、暇な時間が多くつらいという声もありました。

「夏休みやゴールデンウィーク、人気作の公開時は特に忙しいです。逆に、平日は暇すぎて辛いこともあります」(21歳/大学3年生/女性)

「土日はお客さまが多く賑わっているので、大きな声を出し続けるのが大変でした」(21歳/大学4年生/女性)

立ちっぱなしで体力的にきつい

映画館バイトは基本的に立ったまま仕事をすることが多いです。また、パンフレットの入った荷物を運ぶなどの力仕事もあるようで、体力的にきつかったという人が多数いました。

「ずっと立ちっぱなし動きっぱなしなので、体力がないと結構きついと思います」(21歳/大学4年生/女性)

「パンフレットの納品など重たいものを持つ場面もあり、腰が痛くなることもありました」(21歳/大学4年生/女性)

「上映時間前はお客様が一気に来られることも多く接客が続くので、体力的にも大変でした」(19歳/大学1年生/女性)

混み合う日の清掃が大変

映画の上映が終わり、次の上映までの短時間で階段が多い場内を清掃するのは、体力的にも精神的にも大変なようです。

「館内が広いので歩く距離が長く、清掃も大変です」(21歳/大学4年生/女性)

「清掃担当はポップコーンが散乱する広い場内を5分くらいで清掃するので、体力的にきついです」(21歳/大学4年生/女性)

「劇場が広く、お客様がいる中で掃除するので大変です」(22歳/大学4年生/女性)

時間厳守のプレッシャーがきつい

映画の上映時間が決まっているため、ぎりぎりに来たお客さまの接客をしたり、短い時間で清掃をしますが、遅れられないというプレッシャーがあるようです。

「同時に上映する映画が多いときや上映時間の間隔が狭い場合には、時間に合わせて急いで清掃するため焦ります」(21歳/大学4年生/女性)

「映画が始まるギリギリに来て、列が並んでいるとイライラしているお客様が割といるので、気を使います」(20歳/大学2年生/女性)

「ひっきりなしにお客様が来るので、上映時間に間に合うよう効率的に物事をこなすにはどうすればいいか考えるようになります」(21歳/大学3年生/女性)

 

映画館バイトの口コミ|楽なこと・メリット

次に、映画館バイトの楽なことや楽しいこと、お得だなと思ったことなどの口コミを紹介します。

無料や割引価格で映画を観ることができる

新作映画の情報をいち早く知ることが出来たり、チケットを社割で購入できるのがお得と答えた人が多数いました。ほか、舞台挨拶を間近で見ることができるなど、映画好きにはたまらないメリットがあるようです。

「映画を無料で観ることができ、飲食代も割引が効きます。入場特典や、見やすい座席の位置を知ることができるのもお得です」(21歳/大学4年生/女性)

「スタッフ鑑賞制度で新作映画を無料で見ることができます。また、スクリーンチェックで上映前の予告を、本編チェックで映画の冒頭を見ることもできます」(24歳/大学5年生以上/女性)

「舞台挨拶などのイベントがあり、監督や俳優さんなどのゲストがやってくることがあるので嬉しいです」(21歳/大学3年生/女性)

映画好きのバイト仲間との出会い

映画館でバイトする人は映画好きが多く、仕事の合間に映画の話で盛り上がったり、プライベートで交流する人も。趣味が合うバイト仲間との出会いは大きなメリットと言えるでしょう。

「大学生のほか、主婦、社員の方など、大学で関わらない幅広い年齢層の方と接することができ、バイト後に食事に行くなどプライベートでも交流があります」(20歳/大学2年生/男性)

「映画好きな人が多かったので、好きな映画の話で盛り上がり、友達ができました」(21歳/大学4年生/女性)

「スタッフが皆優しく、何でも聞ける雰囲気でした。同年代も多く、休憩時間に話したり一緒に帰ったりしました」(20歳/大学2年生/女性)

お客様の笑顔が見ることができるのが楽しい

仕事をする中でお客さまと映画に関する何気ない会話ができて楽しい、子どもの笑顔が見ることができて嬉しい、お客さまにありがとうと言われるのがやりがいになるといった声が挙がりました。

「家族連れが多く、小さい子が喜んでいる姿を見ると嬉しいです。ありがとうと感謝されると働いていて良かったと感じます」(21歳/大学4年生/女性)

「お客さまと映画の話題で話が弾むときや、バイト同士で映画の感想を言い合う時間が大好きでした」(22歳/大学4年生/女性)

「お客さまに感謝されたり、お客さまの質問に的確に答えることが出来たときに楽しいと感じます」(20歳/大学2年生/女性)

仕事は覚えてしまえばラク

仕事はマニュアルがある映画館も多く、覚えてしまえば楽なようです。あまり人と関わらないので楽といった声もありました。

「効率を考え、タイムアタックのようにチケットをもぎり、お客様を劇場内に入れていくところが楽しかったです」(22歳/大学4年生/女性)

「マニュアル化が進んでおり、簡単に出来る仕事が多いです。クレームもほとんどありませんでした」(21歳/大学4年生/女性)

「2階の担当は基本1人なので、誰かと話すこともなく精神的にとても楽でした」(22歳/大学4年生/女性)

 

映画館バイトのQ&A

髪色やネイルの制限はありますか?

身だしなみのルールは映画館によって異なるため、面接の日程調整などの時に事前に確認できると安心です。それほど厳しくない映画館もありますが、大規模な映画館になると、染色による髪色、ネイルなどの基準が厳しい傾向があります。

高校生でも働けますか?

高校生でも求人に「高校生可」「高校生歓迎」とあれば応募可能です。ただし法律上、18歳未満は夜22時から翌朝5時までの時間帯は就業禁止なので、18歳に達していない場合は深夜帯の上映時間に働くことはできません。18歳未満の場合は、バイトをすることに対し、保護者の同意が得られているか確認されることが多いので、事前に確認しておきましょう。

高校生が面接で聞かれる質問|志望動機やシフトなど答え方、面接服装などマナーも解説

映画館バイトは受かりにくいですか?

受かりにくいとは言い切れませんが、映画館バイトの面接で「映画が好きか」「映画をよく観るか」と聞かれることはあります。その際「好きではありません」「観ません」ではなく、「最近は観ていませんが、恋愛映画が好きです」など、会話が続くような答え方をするといいでしょう。上映映画に特徴がある映画館の場合には、その系統の作品や監督について事前に調べておくと会話が弾み、印象がよくなります。

面接でよく聞かれる質問を教えてください。

志望動機や自己PR、長所、短所、交通手段、週何回シフトに入れるか、年末年始や長期休みなど繁忙期に入れるかなどのほか、希望職種や映画ではどんなジャンルが好きかなどを聞かれることもあります。面接では相手の目を見て、笑顔で明るくハキハキを話すことを意識しましょう。

映画館のバイト面接で聞かれる質問、志望動機、当日の服装など

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・アンケート出典
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※公開:2023年1月26日、更新履歴:2023年6月6日、2024年4月15日

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