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2025年06月23日

工場バイトは実際どう?きつい・楽しいなど口コミや仕事内容を紹介

工場 バイト タウンワーク townwork「仕事内容が地味できつい、辛い」という意見と、「単純作業で簡単、楽しい」という意見に分かれる工場バイト。本当のところを知った上で納得してバイトをしたいという人に、工場バイトのきつい、楽しい点をまとめました。

工場バイトの仕事内容

製造工場などで、部品の組み立てや原材料の加工、袋詰めなどを担当するライン作業と呼ばれる仕事が中心。そのほか、出来上がった部品や商品をチェックする検品、積み込み、工場や備品の清掃などを担当することもあります。

ライン作業では「ケーキにイチゴをのせる」「弁当に具材をのせる」作業を繰り返す、検品では不良品を目でチェックする、積み込みでは梱包された荷物をトラックに積み込むなど。どれも単純作業ですぐ覚えられるものが多いので未経験でもすぐに作業に慣れることができるでしょう。

扱うのはケーキやパン、弁当、加工肉、コンビニのお惣菜などの食品のほか、自動車や家電の部品など工場によりさまざまです。

バイトの募集は、長期勤務だけでなく単発や短期の仕事も多いので、自分の都合に合わせて調整をしやすい仕事といえます。

 

工場バイトのきつい点<口コミ・評判>

工場バイトの仕事はどんなところがきついのでしょうか。実際に働いている人の口コミを紹介します。

立ちっぱなし・重労働などがきつい

工場バイトは難しい作業は少ないですが、ライン作業などでずっと立ちっぱなしのことが多いようです。また、重い荷物を持ち上げたり運んだりする場合もあり、腰痛や筋肉痛、肩こりに悩まされる人もいました。

「同じ姿勢で作業し続けるため、次の日に体や使っていた手や指が痛くなります」(22歳/大学4年生/女性)

「倉庫での仕事だと、重たい段ボールを運んだりすることがあります。体力仕事で結構きついです」(19歳/大学1年生/女性)

「仕事内容によっては長時間立ちっぱなしなので、なかなか休めず体力的にきついです」(20歳/大学2年生/女性)

「ベルトコンベアーで流れてくるお菓子を分担して作業しますが、スペースが狭くあまり動けず、ずっと立ちっぱなしなのがきつかったです。一歩も動けず3時間同じ場所にいました」(22歳/大学4年生/女性)

単調な作業が苦手な人はきつい

工場の仕事は、一般的に工程によって担当が分かれているので、単純作業で覚えやすい一方、単調な作業が続きやすい特徴があります。そのため、同じ作業を続けることが苦手な人にはキツいようです。逆に、黙々と単純作業を続けるのが好きな人には向いているかもしれません。

「私が働いた工場は7時間ぐらい同じ作業をし続けるため、忍耐力や集中力が必要でした」(22歳/大学4年生/女性)

「同じ作業を延々と繰り返すので時間が経つのが遅く感じ、精神的にも肉体的にもしんどいです」(22歳/大学4年生/男性)

「単純作業を長時間続けることになるので、飽き性の人にとっては作業が憂鬱に感じることもあると思います」(20歳/大学2年生/女性)

既存の人間関係に入りづらい

仕事中は私語NGや、リーダーや上司が怖いなどで、一緒に働く人たちとなかなか仲良くなれないという声もありました。人付き合いが苦手だったり、バイトに人付き合いを求めない人にとっては働きやすいと感じるかもしれません。

「パートの人たちが多く、私には馴染みづらかったです。余裕がない人が多く、間違えると明らかにイライラされたことがあります」(20歳/大学2年生/女性)

「職場の人と仲良くなりたいと考えている人は、そのような機会に恵まれないと思います」(23歳/大学4年生/男性)

工場内の暑さ・寒さなど環境がきつい

食品など工場で扱うものによっては空調が一定の温度以下に設定されるので、常に寒さとの戦いです。また、夏の工場は機械の熱で想像以上の暑さになるようで、1日作業するのはキツいという声が挙がっていました。

「工場内は空調が効きづらいため、夏は暑く、冬は寒いなど体調管理が難しいです」(21歳/大学3年生/男性)

「野菜を扱うため、工場内は夏も冬もとても寒いです。手がかじかんで上手く動かせないし、単純作業なので体を動かすこともなく辛いです」(22歳/大学3年生/男性)

「餅を冷ますために扉が全開に開いており、とても寒く体力的にきつかったです」(20歳/大学1年生/女性)

作業内容に慣れるまでは大変

工場バイトの作業は単純なものが多く、慣れてしまえば楽なものの、バイト初日や単発での仕事の場合はすぐに作業に慣れるのは難しい場合もあるようです。作業がうまく出来なくて怒られたという人もいました。

「初めての勤務でも、周りからは初めてかどうか判断できないため、経験者と勘違いされて『ちゃんと仕事して』と言われることがありました」(19歳/大学1年生/女性)

「作業を間違えると不良品になってしまうこともあるため、最初はプレッシャーを感じます」(22歳/大学4年生/女性)

 

工場バイトの楽しい・楽な点<口コミ・評判>

きつい面だけではなく、工場バイトには楽しい点や楽な点もたくさんあるようです。

人と接しないので気楽

工場では黙々と作業をする職場も多く、周りの人と必要以上に関わることはないようです。人間関係のトラブルが少ないので精神的に楽という人や、人とのコミュニケーションが苦手なため気楽に働けるという人もいました。

「基本的に一人で仕事をこなすため人と会話する機会が少ないです。無理に人間関係を築く必要がなく、人付き合いが苦手な人は楽です」(23歳/大学4年生/男性)

「人と関わることが少ないので、人間関係を気にしなくていいのが楽です」(20歳/大学2年生/女性)

「1人で黙々とやれる仕事なので、体力的にはきついと思うこともありますが、人間関係に追い詰められることはないです」(19歳/大学1年生/女性)

仕事が簡単なので、慣れれば楽

工場のライン作業のアルバイトは、単発募集の人でもできる簡単な作業を担当する傾向にあります。そのため単純作業で飽きる声がある一方、覚えればラク、同じ作業を繰り返すことが好きな人には楽しいという声もあります。

「仕事の内容が単純で、覚えやすいです。言われた作業をひたすらやるだけなので、自分で考えることが少なくて済みます」(19歳/大学1年生/女性)

「単純作業なので覚えること自体はそれほど多くなく、すぐに仕事を一人で行えるようになります」(23歳/大学4年生/男性)

商品や食品完成までの工程を見ることができるのが楽しい

スーパーやコンビニなどで見ている商品が、どうやって作られているかを見ることができるのは楽しいという声がありました。普段入ることのない工場の裏側を知ることができるのも楽しいようです。

「普段自分が使っている化粧品が、どのようにして製品になっていくのかを知ることができました」(22歳/大学4年生/女性)

「自分が中学生や高校生のときに着ていたジャージはこんなふうに刺繍を入れていたのかと分かり、楽しかったです」(21歳/大学3年生/女性)

「たくさんのパンが出来ていく工程や、どのような人が関わっているのか間近で見ることができるのは面白く楽しいです」(22歳/大学4年生/女性)

自分のペースでできる

単純作業なので、各々自分のペースで作業を進めることができます。黙々と作業する人もいれば、自分を職人だと思い込んで作業する人、考え事をしながら作業をするという人もいました。

「単純な仕事内容のため、何も考えず無心で仕事ができます」(22歳/大学4年生/女性)

「集中して作業をしていると時間があっという間に過ぎます。慣れて作業が早く出来るようになると達成感があります。自分の中で目標を決め、達成できるように頑張るとより楽しいです」(22歳/大学4年生/女性)

「黙々と一人で作業するのが得意なので、少しずつクリアしている感じが楽しかったです。時間も周りの目も気にせず作業ができるのもいいです」(24歳/大学3年生/女性)

ランチ無料や試食など従業員特典が嬉しい

工場によっては、弁当やまかないが無料でついていたり、休憩中に工場で作っているパンやフルーツなどの商品を無料で食べることができるところも多く、お得だったという声が多いです。福利厚生は会社により異なるので、面接時などに確認しておくといいでしょう。

「まかないが食べられるのがお得でした。出来たてのパンはフワフワで、毎回フルーツサンドを食べられるのも嬉しかったです。また、製造個数を間違え、余分に作りすぎたパンは社内販売で格安で買うことができました」(20歳/大学2年生/女性)

「アウトレットとしてスイーツを全品20%引きで買うことができました。また、社員しか買えない売店で、格安かつ大容量のスイーツを買うこともできました」(19歳/大学1年生/女性)

「出来上がったお菓子を社員の方から食べてもいいよと言われた時は試食できるので、それが嬉しいです」(21歳/大学3年生/女性)

 

工場バイトはどんな雰囲気?<口コミ・評判>

工場バイトは10代の高校生や大学生、主婦、フリーター、シニア、外国籍の人など様々な人が働いています。職場の雰囲気は私語NGな職場もあれば、周りの人と話しながら作業をしてもOKな職場もあり、工場によって雰囲気は異なります。人との会話が苦手な人は無理にコミュニケーションを取る必要はなく、一人で黙々と作業をしていても怒られることはありません。若者が少ない職場もあるので、年齢層が上の世代が多くても気にならない人のほうが働きやすいかもしれません。

「私が勤務した職場は30代以上の女性が多く働いていたため、若い大学生はかわいがってもらえたし、困っていたら助けてもらいやすかったです」(食品工場/19歳/大学1年生/女性)

「単発の派遣が中心で違う職場に行けば人間関係などはリセットされるため、気楽に人と接することが出来ます」(食品工場/21歳/大学3年生/男性)

 

工場バイトの時給、シフト調整は?

工場バイトの時給は、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均で1,290円(※)と高めです。日勤、夜勤、深夜勤務などシフト制勤務が多く、スタッフの人数が多いため、都合に合わせて調整しやすいでしょう。単発や短期の募集も多くあり、高校生や大学生にもおすすめのアルバイトです。

(※)2025年3月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査 ジョブズリサーチセンター(JBRC)
製造・生産(重工業除く)参照
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■アンケート出典
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
2025年2月 大学生アルバイト調査/N=1577/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※公開:2020年11月13日、更新履歴:2024年4月8日、2025年6月23日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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