スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2019年05月15日

カレー沢薫の「バイト丸わかり図鑑」清掃バイト編

カレー沢薫 自虐の神 清掃 バイト タウンワーク townwork
10連休が終わって、地球ごと会社が爆発してほしいと思っている人も多いと思うが、地球、そして通う会社があるというのはある意味幸せなことなのだ。
だが残念ながらその幸せに気づくのは失ったあとである。

去年私はその幸せを失ってから約1年経つのだが、まあ不幸である。
何故ならこれから住民税が来る、年金や健康保険など、幾多の苦難を乗り越えてきた無職も、大体ここで無職継続を断念する。
このサイトを見ている人には学生も多いと聞いたが、仕事を辞める時は、その翌年くる住民税のことも考えてから辞めよう、何故これを学校で教えないのか不思議だ。

急な出費に困らないように平素からお金はコツコツためておく必要がある、今回紹介するアルバイトはそんなコツコツ型の仕事である。

「清掃アルバイト」

正直自分がアルバイトをするならこれかな、と思っている。
何故かというと、清掃アルバイトには「特別なスキルがいらない」「場所にもよるが比較的楽」など、様々な利点があるが、最大のメリットは「あまり人と接しなくて良い」という点だ。
広い現場になるとチームを組んで清掃をするようなので、全く接しないわけではないが、チームと言っても騎馬を組んで掃除をしたり、カーリングのように床を磨く人と、その床を滑る人に分かれて巧みなチームプレイをするわけではない。チームで持ち場に行ったら後は各々別れてコツコツと作業をすることが多いそうだ。

私のようにコミュニケーション能力のなさに自信がある人には向いているアルバイトと言えよう。

もちろん特別なスキルは要らず、比較的楽というのも清掃バイトの大きなメリットだ。

主な業務内容は、フロアの掃き掃除、モップ掛け、トイレ清掃、窓拭きなど、場所によって違うが「初見ではクリア不可能」というような無理ゲー要素はなく、どこも未経験者を歓迎している
シニア世代も多くいる業種なので体力的にもそこまでキツくはない。

清掃アルバイトには同じ場所を清掃し続けるものと、毎回違った場所をスポットで清掃するものがあるそうだ。
同じ場所に通い、顔見知りが出来るほど逆に居づらくなる、というのもぼっち好きあるあるだ。そういう場合は、毎回場所が変わる清掃バイトを探せばよいし、新しい場所、人間コワイ…という場合は、場所が固定の求人を探せばよいだろう。

 
気になる清掃員のバイトはここからチェック!>>
 

時給に関しては、スキルを必要とせず比較的楽な仕事なので、正直高くはない
しかし、早朝や深夜の清掃になるとその分割り増しになるので、同じ時間で少しでも稼ぎたい場合はその時間帯を探してみるとよいだろう。
また短時間から出来るのも清掃バイトのメリットだ、1日2,3時間、週1からでも可能なところが多い。
空いた時間に少し働きたい、または他の仕事と掛け持ちしたいという時には都合の良いアルバイトだ。

ただ、体力的にはキツくなくても清掃の仕事なので「汚れ」と対峙することは避けられない
特に公共のトイレなど、自分が掃除しなくていいという気持ちからか、非常にアクロバティックな使い方をして去って行く人もいる。
そう言った「事件現場」としか言いようがない汚れ方をしている場所でも、仕事な以上はちゃんとキレイにしなければならない

ただ、アクロバティック度も場所によって違い、オフィスビルなどの比較的秩序が問われるような場所では珍事に出会う方が珍しいくらいなので、「事件」には対応できない、という人は清掃場所も少し考えて応募した方がいいだろう。
何にしても不特定多数の人間が使った場所を掃除する仕事である、誰が座ったかもわからない公衆トイレの便座に座るぐらいなら潔く漏らす、というレベルの潔癖症の方にはあまり向かないバイトかもしれない。

また朝が早かったり、夜遅かったりする現場もあるので、朝に弱くて家が燃えても目が覚めない、もしくは日が落ちると自動的に電源が切れる、という人にも厳しいかもしれない。
だがそれ以外は比較的人を選ばないアルバイトと言えよう。

ただ「バイト代以外は特に期待できないバイト」という意見もあるようだ。

バイト代以外にバイトに期待することなどあるのかと思うかもしれないが、未経験者でも出来る仕事ゆえに新しいスキルが身につくということは特になさそうで、また一人で黙々とする仕事ゆえ、お客さんや同僚とのコミュニケーションなどもあまり発生しない
つまり、バイト代プラスアルファはあまり期待しない方が良いということだ。

清掃の仕事をしたことにより、家でも整理整頓をするようになった、という意見もあるが、解体の仕事をしている人が、全員プライベートでも家の物を解体しまくっているわけではないだろう。
必ずしも清掃の仕事をすることによりキレイ好きになる、というよりも「整理整頓ができるようになる可能性がある」ぐらいに考えた方がいいだろう。

だが「バイト代のためのバイトと割り切れる」のもこの清掃バイトの良い点だと思う。

むしろ私にしてみれば「やりがいのあるアットホームな職場です」などと書かれている求人の方が怖いし、避ける。

そのようなことを考えずとも、短時間からOKの比較的楽な仕事でそれなりの時給をもらえる仕事として清掃バイトは十分やる価値のあるアルバイトだ。

現に清掃バイトは人気なのか、求人が他のバイトより少ないという意見もある。
もしかしてみんな本音は「人間と話したくねえ」なのだろうか。

何にしても貴重な“接客でも肉体労働でもないバイト”なので、募集を見かけたら逃さないようにしよう。もちろん私もチェックしていく予定だ、何しろ住民税がやってくる。

 
気になる清掃員のバイトはここからチェック!>>
 

カレー沢薫
1982年生まれ。漫画家・コラムニスト。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビュー。SNSでは“自虐の神”と崇められる人気作家。
Twitter https://twitter.com/rosia29
↓清掃員バイトの求人はこちらから↓
清掃 バナー
早速バイトを探してみよう