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2024年04月08日

本屋・書店のバイト面接対策│聞かれる質問や志望動機の答え方、面接の服装など解説

本屋 バイト タウンワークマガジン townworkマンガや書籍が好きな人にとって、一度は憧れる「本屋」のアルバイト。ここでは、本屋のバイト経験のある大学生へのアンケート結果を基に、実際に聞かれた質問やその回答例を紹介していきます。そのほか、面接時の服装マナーなどについても解説します。

本屋・書店バイトの志望動機の答え方

本屋・書店バイトの仕事内容は、レジや商品陳列だけでなく、検品、発注や取り寄せ、返品作業のほかにも、お客様からの問い合わせに答えたり、新刊や人気の作品をこまめにチェックするなど、多岐にわたります。本屋バイトの志望動機は、本が好きなこと、応募した本屋が好きなど、仕事への興味や頑張りたい熱意を伝えていると良いです。

<回答例>
「子どものころから本が好きで、本に携わる仕事をしてみたいと思っていました。早く仕事を覚えて、本の魅力を1人でも多くのお客様に伝えたいと思っています」

「普段から本をよく読むのですが、こちらのお店もよく利用しています。今回募集を見てぜひ働きたいと思い志望しました。1日も早く仕事に慣れ、お店の役に立ちたいです」

「自宅から近く通いやすいため、シフトにも入りやすく、長く働けると思い志望しました。漫画はよく読むので有名なものは作者や出版社なども把握していますが、書籍には明るくないので、早く覚えられるよう頑張ります」

「家から近いので通いやすいのと、大学で史学を学んでいて本と関わることが普段から多いので、本屋で働きたいと思いました」

 

本屋バイトの面接でよく聞かれる質問

書店・本屋バイトの面接を経験した大学生によると、志望動機以外で面接で聞かれた質問TOP3は「シフト希望(週、時間帯)」、「通勤方法や手段」、「試験期間のシフト」です。学業との両立に関する質問を聞かれることも多いので準備しておきましょう。

シフトは週何回、土日やGWも入れるか

本屋・書店は平日夕方や土日が忙しくなるので、週何日シフトに入れるのかに加えて、土日や大型連休など休日に勤務可能かどうかを聞かれることがあります。聞かれたら、何曜日は何時~何時というように、具体的に答えられるようにしておきましょう。

<回答例>
「シフトは週3回程度を希望します。平日は授業が終わった夕方から閉店までの勤務が可能です。土日ですが、どちらか1日であれば開店から働けます」

「シフトですが、毎週月曜以外であればいつでも可能なので、できたら週4日ほど入りたいです。土日や祝日は連日働けますし、大型連休もしっかりシフトに入って働きたいと思っています」

試験など長期で休みたい期間はあるか

試験勉強や実習、ゼミ合宿などで一定期間、シフトに入れない時期やるペースを落としたい時期があれば、わかっている範囲で伝えておきましょう。

<回答例>
「試験が7月と1月にあるので、その2週間程度は、シフトを週1回に減らしたいと思っています」

「現時点では試験期間も変わらずに働きたいと思っています。ただ、3年生のときに実習にいかなくてはならず、その期間はお休みについて相談させてください」

掛け持ちはしているか

面接では、きちんとシフトに入ってくれるのかを確認するために、アルバイトの掛け持ちをしているかどうかを聞くことがあります。聞かれたら正直に答えましょう。

<回答例>
「学業とアルバイトを両立させるため、当面、掛け持ちはしないつもりです」

「基本的にはこちらのお店のみですが、もし土日のシフトに入れない場合は単発のアルバイトをするかもしれません」

重いものを持つこともあるけど大丈夫か

本屋・書店のアルバイトは、本や雑誌を持ち運んで並べたりするため、意外と力を使う仕事です。実際の面接で、重い物を運んだり持ち上げたりすることに抵抗がないかを確認されることがあります。

<回答例>
「飲食店でホールの経験があるため、立ち仕事や重いものを持ち運ぶことは慣れています」

普段読む本、好きな作家や作品について

漫画は読むが本は読まないなど、正直に伝えます。そのお店で扱うもので、よく読むものや好きなものがあればそれを伝えましょう。本屋でのアルバイト経験がある人を対象にしたアンケートでは「好きな出版社を聞かれた」という人もいます。本だけでなく、何かしら読むものや好きなモノ、注目している作品があればそれを伝えましょう。

<回答例>
「ミステリー小説が好きで、〇〇さんの作品をよく読みます。そこから派生して古典的なミステリー小説を読むようになりました」

「本は読まないのですがマンガが大好きです。〇〇さんや〇〇さん、出版社でいうと〇〇の作品はよく読みます」

通勤手段・通勤時間

自宅から、または学校から、通勤で使う手段と時間を聞かれることがあります。きちんと調べておき、答えられるようにしましょう。

いつから働けるか

面接では、いつから働けるか勤務開始時期についても聞かれます。「できるだけ早い時期」「翌日から働けます」と答えてもいいですし、授業などの予定にわせて〇月からなどと、きりのよい時期にしてもいいでしょう。

これまで経験したアルバイト

本屋・書店の仕事に活かせる経験があれば伝えるといいでしょう。接客経験や、人と接しなくても黙々と作業した経験などもあれば役に立ちます。もしバイト経験がない場合は、やる気や意欲を伝えるといいでしょう。

<回答例>
「高校2年生の時に飲食店で接客を1年ほどしていました。人と接した経験を生かし、ていねいな接客を心がけたいと思います」

「アルバイトは未経験なのですが、早く仕事を覚えられるよう頑張りたいです」

自己PR・長所・短所

本屋の面接では、本の知識があるかどうかではなく、働きはじめてから膨大な数の商品や分類などを覚える「意欲」や「姿勢」を見られます。大変でも「しっかり憶えたい」「意欲的に働きたい」という姿勢を訴えましょう。

<回答例>
「得意なことは暗記です。レジ業務や品出しの経験はありませんが、頑張って早く覚えたいと思います。短所はまじめすぎるところです。融通がきかないところがあるので、柔軟に考えるよう意識しています」

退職理由

面接では、過去のアルバイトを辞めた理由を聞かれることがあります。「シフトが合わなくなった」「受験が迫っていた」など、さしさわりのない範囲で説明しましょう。

<回答例>
「学業との折り合いがつかなくなってしまい、退職いたしました」

何か質問はありますか?

面接の終盤に、「質問はありますか?」と問われることがあります。身だしなみのルールや仕事上の注意点など、聞いておきたいことがあれば質問しましょう。疑問がなければ、無理して聞く必要はありません。

 

面接時に簡単な筆記テストを行うところもある

本屋・書店のアルバイトでは、簡単な読み書きや計算問題、中学生レベルの方程式などのテストを行う店舗があります。さらに、出版社名や作家名・作品名を問われるところもあります。面接前に本屋に行き、ざっと出版社名や作家名、作品名が出てくるようにしておくと安心でしょう。

 

本屋・書店のバイト面接の服装や当日のマナー

面接での服装や髪型

面接は、きちんとした清潔感のある服装や髪型を意識します。本屋・書店は、髪色やネイル、ピアスなど身だしなみのルールが厳しいお店が多いので、事前に書店スタッフの雰囲気を確認しておくと、服装や髪型の参考になります。

面接の服装は、無地のシャツやブラウス、シンプルな印象のニットやカーディガンなどに、無地のパンツやひざが隠れる長さのスカートなどを合わせます。カジュアル過ぎる印象になるため、Tシャツやジーパンは避けたほうが無難です。足元は革靴やパンプス、きれいめのスニーカーがよいでしょう。
髪型も清潔感を意識し、長い人は後ろでまとめ、短い人も整髪料などで整えておきます。

面接会場についたら

面接は、店舗のバックヤード、もしくは指定されたオフィスなどで行うケースが多いです。約束の時間の5分前には面接場所へ行き、店舗であればレジにいるスタッフに、「本日アルバイトの面接で参りました〇〇と申します。店長の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」と声をかけ、店長など面接担当者を呼び出してもらいます。担当者が来たら氏名を名乗って挨拶し、相手の指示に従って面接を受けましょう。

 

アンケート出典:2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

初回公開日:2021年8月3日
更新日:2024年4月8日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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