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2020年12月25日

女優・上白石萌歌さんインタビュー 「“念ずれば花開く”という言葉が大好き。強く願えば夢は叶うと信じています」

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork今年で23作目を迎える大人気シリーズ「劇場版ポケットモンスター ココ」で、ポケモンに育てられた人間の少年・ココを演じた上白石萌歌さん。同じくゲスト声優を務めたザルード役の中村勘九郎さんと演じた親子の絆や、ポケモンにまつわる思い出、そして、20歳の仕事観を伺いました。

 

自分をポケモンに例えるならホシガリス。顔が似てるって言われます(笑)

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork――まずは、今回のオファーがきた時の心境から聞かせてください。

私にとってポケモンは、子どもの頃からヒーローのような存在だったんです。ポケモンを見て育ちましたし、友だちとの共通の話題もポケモンでした。今回演じているココがポケモンに育てられた人間だと聞いた時は、まさに私のことだと思いました。

――小さな頃からずっと観ていた作品だったんですね。

最初に観たのが「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」(2006年)で当時は小学1年生だったんですけど、そんな長い歴史をもつ作品に参加させていただいたことが感慨深かったです。子どもの頃、メキシコで3年間暮らしていたんですけど、向こうにもニンテンドーDSのゲームを持っていって現地の子と遊んでいました。

――ちなみに好きなキャラクターは?

ダークライです。強いところが好きでした。私は「ポケットモンスター パール」をやっていたんですが、可愛らしいポケモンよりも、強くて即戦力になるポケモンが欲しくて。だから、ダークライを入手できた時は本当にうれしかったです。

――そして、ご自身をポケモンに例えるならどのキャラクターですか?

今日、一緒に写真を撮ったホシガリスです。顔が似ていると言われますし、自分でも似ていると思います。

 

目に見えている景色を2Dではなく3Dで感じることを意識して、ココを演じました

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork――上白石さんが声優業に挑戦するのは2018年の「未来のミライ」以来ですが、当時との違いについて聞かせてください。

「未来のミライ」で演じたのも4歳の男の子というハードルの高い役柄だったんですけど、作品を観てくださる方に私の顔が浮かんでしまってはいけないという不安もあって、どこまで自分を削ぎ落せるかが課題でした。でも、今回は無理せず自然に演じよう、観ている方の耳にすんなり入れるようにということを意識していたので、違和感なく聞いていただけたらうれしいです。

――作り込まず、自然でいることを心がけたということですが、監督からはどんな指示があったんですか?

声をあてるという作業で、自分に見えているのはテレビ画面だけなので、2Dの景色になりがちなんですけど、監督からちゃんとその映像の中に自分の身を置いて、ココにはどんな景色が見えているのか、そして、父ちゃんザルードがどれぐらいの体の大きさなのかなど、3Dで感じるようにという指示がありました。

――そして、ココを演じるにあたって特に注意したのはどんなことでしょう。

ポケモンに育てられたココは野性的な部分があるので、いつでも動ける、いつでも戦えるように膝を曲げているんですけど、私も同じ体勢でいるようにしていました。その体勢でいると重心も下がるので、自然と太い声も出るんです。

 

父ちゃんザルードとココを通して、親になるとはどういうことなのかを考えさせられました

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork――そんな過程を経て、完成した作品をご覧になった感想はいかがでしたか?

ポケモンの映画ってどちらかというと子どもたちが観るようなイメージがあったんですけど、今回は大人向けでもあると感じました。親になるとはどういうことなのか、子をもつってどういうことなのか。私も将来的に親になった時には……などいろいろ考えさせられました。

――ご自身が親になった時のことも考えたんですね。ちなみに、どんな子育てをしたいですか?

もし、自分が親になったとしたら、その子が意思をもってやりたいと強く望むことがあれば全力で背中を押してあげたい、その夢を叶えてあげたいです。

――劇中、ココが、強く信念を貫く場面がありましたが、上白石さんも似たような経験はありますか?

役者というお仕事がそうですね。初めて自分の意志をもってやりたいと思ったのがこのお仕事だったんです。きっとできるという強い信念をもっていたら叶えられたことがたくさんありましたし、同じように多くの方にもそうであってほしいと思います。

 

お仕事での出会いは、一つ一つが運命だと思っています

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork――ここからは仕事観をお聞きしたいのですが、10歳でこの仕事を始めて今年で10年。仕事へのスタンスの変化などはありましたか?

最初のうちは習い事のような感覚で仕事をしていたんですけど、今年成人を迎えて、気づけばこの世界に入って10年が経っていて、より責任感を持って、重圧もしっかりと感じながらやっていかないといけないと感じるようになりました。

――そんな上白石さんが普段、仕事をするうえで大事にしているのはどんなことでしょう?

人とのつながりを大事にすることです。こうやって取材などでお会いする方々もそうですし、出会いの一つ一つを大切にすることをモットーにしていて、それはきっと今後も変わらないと思います。

――10年間の女優人生にはたくさんの素敵な出会いがあったと思います。今回もうれしい再会がありましたね。

この「劇場版ポケットモンスター ココ」で親子を演じた中村勘九郎さんとは、かつてNHK大河ドラマで共演させていただきました。そんなふうに以前、ご一緒した方と再会できることってすごくうれしいんです。このお仕事は一つ一つが運命だと思っているので、まわりまわってその方とまた一緒できたというのは、ご縁があったんだなって。今回の作品で出会った方ともまた再会できることを楽しみにしています。

 

2020年は、自粛期間に養ったものがその後のパワーとなった年でした

上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork――早いもので2020年もまもなく終わりです。上白石さんにとってどんな年でしたか?

自粛期間中はいろんなことを考えさせられましたし、世の中には大変な思いをした方もたくさんいたと思うんですね。その自粛期間が私にとっては充電期間となって、そこで養ったものがその後、作品を生み出すうえでの大切なパワーになったので、静と動の激しい年だったと思います。立ち止まることも大事だと思ったし、やっぱり動いていたいとも思った。いろんなことがありましたけど、結果的には実りのある年だったと感じています。

――自粛期間をどう捉え、どう過ごしたかによって心持ちも変わってくる年でしたね。上白石さんも現役の学生ですが、同世代の皆さんへ夢や目標に近づくためにアドバイスをお願いします。

私は「念ずれば花開く」という言葉が大好きなんです。叶えたい夢や目標があるのなら、そのことへの思いが強ければ強いほど叶うんじゃないかなって。もちろん、そこには努力も必要になってくるんでしょうけど、最終的には信念が自分の背中を押してくれるのではないでしょうか。信じることを大事にすれば夢は叶うと私は思っているので、同世代の皆さんにもそうお伝えしたいです。

 

■Profile
上白石萌歌
(かみしらいし・もか)
2000年2月28日、鹿児島県生まれ。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、デビュー。主な出演作に映画「羊と鋼の森」、ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)、「3年A組-今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」、舞台「ゲルニカ」など。2021年1月3日・4日に2夜連続で放送される新春スペシャルドラマ「教場Ⅱ」」(フジテレビ系)に出演する。主演映画「子供はわかってあげない」が2021年公開予定。

◆OFFICIAL SITE:https://www.toho-ent.co.jp/actor/1054
◆OFFICIAL Twitter:@moka_____k
◆OFFICIAL Instagram:@moka____k

■作品情報
上白石萌歌 インタビュー タウンワークマガジン townwork
「劇場版ポケットモンスター ココ」
12月25日(金)より全国東宝系にて公開
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝

人里から離れたジャングルの奥地に、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園・オコヤの森があった。そこで仲間たちと暮らしていた頑固者のザルード(声:中村勘九郎)はある日、川で人間の赤ん坊を見つける。見捨てられないザルードは森の掟に反して、赤ん坊をココ(声:上白石萌歌)と命名。群れを離れて暮らすことを決意する。それから10年が経ち、オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウはココと出会う。自分のことをポケモンだと信じて疑わなかったココだが、“ニンゲンの友達”ができたことで少しずつ疑問が芽生え始め…。

公式サイト:https://www.pokemon-movie.jp/

©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©2020 ピカチュウプロジェクト

撮影:河井彩美
ヘアメイク:冨永朋子
スタイリング:道端亜未
取材・文:荒垣信子

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