北村諒・染谷俊之・廣瀬大介 座談会〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜SPECIAL 2
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理不尽なクレームを言われたら…
―皆さんにツイッターで告知いただいた「#バイトの悩みあるある」にご回答をお願いします。一枚ずつ、ツイートのカードを引いていただけますか
廣瀬:じゃあ、僕から。ポポン♪
北村:…答えは、
染谷:一つだよね…?
廣瀬:大胆すぎるよ、二人!
北村:だって嫌味とかなら、まだ対処できるけど…。
染谷:態度の悪い人が、多いお店なんでしょ?
廣瀬:でも、この子の考え方次第かもよ。逆に言うと、そういう風に態度が悪いと思っていたら、お客さんに伝わることもあるから。
北村:まあね。どういう所で働いてるんだろう?
染谷:「暴言を吐かれたりすることもあり…」?
北村:あ、別にお客さん全員の態度が悪いんじゃなくて、たまにそういう人がいるってこと?
染谷:でも「多くて」って書いてあるよ?
北村:具体的な状況はわからないけど、その人が多いと思ったら多いんだよ。だって店員一人のせいでお客さん全員が暴言を吐くことなんて、そうないじゃない?
廣瀬:でもさ、社会人になったらそこは我慢しないといけない時もあるでしょ?嫌な相手と仕事することとか。熱く言うと社会人になることを考えたら、我慢するのはわりと良いことだと思うよ。優しいことを言うんだったら、“バイトを変える”もありだと思うけど…。
北村:そこで成長する気があるかどうかだよね。
染谷:難しいねー。バイトだからこそ、というのもあるからね。
北村:高校生とかだったら、違うバイトやれば?って思う。
廣瀬:たしかに違うバイトを経験するのもアリだよね。
北村:二十いくつだったら、ちょっとどうにか我慢しなきゃって思うし。
廣瀬:我慢した先に、自分で道を見つけられたら良いね。
染谷:それか、絶対クレームが来ないような完璧な接客を目指すとかね。
北村:あぁ、そうだね。
廣瀬:二人はさ、実際に自分がその立場だったらどうする?
染谷:…クレーム言う側?
北村:そっち!?(笑)いやいや、誰の悩み相談なんだよ(笑)。
廣瀬:クレーム言われる側(笑)。自分に非は無いんだけど、お客さんに「おつりを渡す態度がなってない!」とかって言われたりしたら。
染谷:俺はめっちゃ天邪鬼だから、本当にすごい謝って。お客さんが「ごめん言い過ぎたよ」ってちょっと自己嫌悪に陥るくらいに…
北村:追い込むってこと?(笑)
染谷:いや、誠意を見せる!「本当に大変申し訳ありませんでした…次からは気をつけます…本当にすみませんでした…!」って。
北村:染ちゃんちょっと…ふざけてない?(笑)
染谷:ふざけてないよ!(笑)
廣瀬:でもそれくらいの余裕があってもいいかも。真に受けすぎなところもあるのかもしれないし。
北村:そうだね、時には少し聞き流すくらいの気持ちで。生きていけば良いと思う。
廣瀬:きたむーはどう?
北村:俺?俺はね、もしそれを言われたとしても一つも気にならないから。
廣瀬:…え!ここにダメなやついるー!
北村:いやいや、ちゃんと対応するよ。もちろん。だけど、俺はそれで悲しくなったりはしないから。たぶん。
廣瀬:でも、そういうお客さんが多いんだよ?
北村:だからもう心なんかないです。
染谷:どうなのそれ!(笑)
北村:そこに心はない!
廣瀬:やべえやついるー。闇が深いよー!(笑)
北村:もちろん、こっちに非があるならちゃんと謝るよ。でも、自分に非が無いのにね、そんな悲しくなるってことは、ちょっとお客さんに行き過ぎているとこがあるわけじゃない。全部受け止めると辛いから。やっぱり。
染谷:なるほどね。
廣瀬:そうか。かわすっていうくらいの、余裕があってもいいんじゃないかなと。そういうことだよね?生きていく上で必要なことでもあるからね。
北村:そんなに自分で重く受け止めなくてもいいよ。
廣瀬:染ちゃんみたいにちょっと小馬鹿にするくらいのね?
北村:余裕があってもいいよね。
染谷:いやいや、誠意を見せるということだから!
名前を呼ばないで働けちゃっている?
染谷:はい。じゃあ次!
北村:名前を呼ばないで働けちゃっている?
廣瀬:それは問題あるな。まわりの人はどう呼んでるんだろ。
染谷:えーっと、こういうことはありますよね。「萩原(はぎわら)さん」と「荻原(おぎわら)さん」どっちの読み方かわからないとかね。
北村:あー、あるね。
染谷:俺は、そういう時「…ぎわらさん」って呼ぶ(笑)。どっちにも聞こえるでしょ、「…ぎわらさん」(笑)。でも、まぁ。こういうのはね、わかる人にこっそり聞けば平和になるよ。
廣瀬:でもこれ、結構複数の人の名前の読み方がわかってないってことだよね?
北村:たしかに。店長だけだったらいいけど、あの人とあの人とあの人とあの人と…っていったら結構ヒドイよね(笑)。
染谷:「おーい!半年経ってなにやってるんだ!」って怒られそう(笑)。
北村:それか、バックヤードとかに何か名前のわかるものないのかな。
廣瀬:ちょっと導き出す系になっちゃうけどさ、例えば、「名前って漢字でどう書くんでしたっけ?」みたいな会話の中で引き出しちゃうとか。ちょっと、染ちゃん一緒にやって。
染谷:え、いいけど。やってみて。
廣瀬:「あのー、フルネーム、漢字でどう書くんでしたっけ?」
染谷:「え、なに?なんに使うの?」
怪訝な表情の染谷
廣瀬:「普通に知りたいなって思って」
廣瀬、なんでもないという顔で
二人、沈黙したまま見つめ合う
染谷:「…なんでメモってるの?」
廣瀬、メモをとる気満々で見つめ続ける
北村:探偵みたい(笑)。悪意を感じるよ!
染谷:まあでも、そういう手もあるか。
北村:でも半年支障ないんでしょ?それなら終わるときまで名前わからなくても大丈夫だよ。「アイツに名前呼ばれたことねぇな」って、みんな思ってる可能性もあるけど。
染谷:まぁ、どっちかというと知っていた方がいいね(笑)。
廣瀬:じゃあこっそり聞くか、バックヤードを見てみるか…探偵みたいに聞き出してほしいな、ということで。
自分のことって意外とわからないものなのかも
北村:お、次は結構長め。
北村:こういうこともあるんだね。
廣瀬:…俺ね、この「意欲も出していると思うのですが」って文章が気になるな。
染谷:大介ね、こっから読み取り過ぎだから!(笑)。これをストレートに受け取ればいいのよ。
北村:でも、言いたいことわかる。自分に非が無いって思い過ぎてるかもしれない。
廣瀬:意欲出しているけど受からない…本当にやれることやってるのかな?って。
染谷:厳し過ぎるよ!(笑)
北村:じゃあ、それを一言で!スケッチブックに書けた人からどうぞ。
染谷:書けました!「笑顔を7割増し!」で。
染谷:今でも笑ってるかもしれないけど、さらに7割増しで接してみたらいいんじゃないかと。口角あがるとさらに声が出たり、元気が出たりするので。それで印象が悪くなったりはしないかなと、はい。
北村:ちょっとマイルドにした。「自分が正しいとは限らない!」。
北村:自分の頑張りって、もしかしたらあまり伝わっていないかもしれない。自分のアピールの手法を変えたりとか、伝え方を変えたりとかしてもいいかもね。
染谷:たしかにね。自分を見つめ直すってことだね。いやぁ、でも厳しいなぁ(笑)。
北村:みんな、こんな風に言われると思わなかっただろうね(笑)。
廣瀬:できた!「やりたい場所と自分に合う場所は違うかもしれない!!」
染谷:おー。
北村:なんか前向きだね。優しい(笑)。
廣瀬:ちょっと背中を押せるような言葉にした。もしかしたらこういうパターンもあるかもしれない。だって、自分のやりたいことと、自分に合ってることって違うから。
北村:違うよね。
廣瀬:「君、そのテンションで本当に接客やりたいの??」って子とかも、たまにいるよね。ちょっと周りに聞いてみたらいいんじゃないかな?「自分にはどういうところが合ってるのかな?」とか。
北村:「ホールとキッチンどっちが向いてる?」とかね。
染谷:努力のベクトルということか。
北村:自分で自分のことって意外とわからないものなのかもね。
廣瀬:周りに意見を聞くということも大事かもしれない。自分が正しいとは限らないから。
北村:で、笑顔は…
染谷:七割増し!と。
仕事で厳しくてもプライベートで声をかけてあげられる関係に
―ラストもう1枚、お願いできますか
廣瀬:いいですよ、じゃあ僕が。
北村:ないな。俺、後輩が入ってくるまで長くバイトを続けたことがない。
廣瀬:現在の仕事でそういうことがあったら?
北村:でも後輩に手取り足取り教えることもないじゃない?
廣瀬:うーん。向こうから聞いてきたら。
北村:まあでも、やわらかくアドバイスをするかな。俺はこうしているよ。でも、いろんな人がいるから、こういう人もいるし、こうする人もいるし…自分のやりたいようにやってみたら?とか、優しく促す感じかな。
染谷:この相談をくれた人は、キツイ言い方しちゃうみたい。
北村:やっぱり、あんまり怒っても伸びないかなとは思う…。
染谷:飴とムチとあって、例えばキツいこと言ったら、その後に缶コーヒー1本奢ってあげるとかは?それだけでも違うじゃん。
北村:自分のことを思って言ってくれてんだなってわかるよね。
染谷:時にはキツいこと言わなきゃいけないこともあるだろうけど、アフターケアすればいいのかなって思う。
北村:言いっぱなしで終わったらね、ちょっと辛いからね。
廣瀬:わかりやすいし、実践しやすいですね!
北村:…あなたの意見はないのか?
廣瀬:上手くまとまったんじゃないかと(笑)。
染谷:いやいや。
廣瀬:バイトの後輩の面倒かー。聞かれたら答えるけど、自分からは指導しないかなぁ。あとは、本当に気になった時だけ。基本的には聞いてこないってことは本人ができるってスタンスで構えてるからね。自分から教えにいかなきゃって思ってると、それが枷(かせ)になってしまって、言い方がキツくなったり、上手く指導できなくてなってしまったりしそう。
北村:指導しないといけない立場になったら?
廣瀬:もちろん必要なことは一通り教えるよ。で、それがキツくなっていたとしても、それはそれでいいんじゃないかな。そういう職場もあって当然だと思うし。
北村:たしかにね。そこに飴がちょっとあれば尚良し、みたいなね。
廣瀬:うん。だから仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けたらいいんじゃない?染ちゃんがさっき言ってたけど、仕事は厳しくても、仕事が終わったら「お疲れ様」って声をかけてあげられるくらいに。だって仕事ができないことと本人が悪いことは全然関係ないんだし。
染谷:それはいいかもしれない。愛があるね。
北村:とてもいい答えです。
廣瀬:…こちらからは以上です!
染谷:中継だったんだ。(笑)
これまでの共演経験の賜物か、冗談を言い合う時までバッチリ息の合う3人。アルバイトに対してはいろんな考え方がありますが、それぞれの経験をふまえ本当に真剣にお答えいただきました。ありがとうございました!
さて次回は、3人が「やってみたかったバイト」について語ります。こちらも必見ですよ!
★次回掲載は3月29日(水)を予定。乞うご期待!
北村 諒 Ryo Kitamura
1991年1月25日、東京都生まれ。 舞台を中心に、TV、雑誌などで俳優、声優として活動中。出演する主な舞台作品は『真・三國無双』、『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』、 『ホイッスル!~BREAK THROUGH 壁を突き破れ~』、 『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』、 『刀剣乱舞』、『弱虫ペダル』シリーズなど多数。今後の出演作は 舞台『Ye -夜-』、『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~』など。
公式Twitter:https://twitter.com/gdgd37458
公式ブログ:http://ameblo.jp/gdgd-37458/
※『Ye -夜-』の「e」は、アクサン付きが正式表記。
廣瀬大介 Daisuke Hirose
1991年6月3日、東京生まれ。2010年にgunjiPRODUCE Vol.98「ミュージカル~LOVE~真夏の夜の夢」で俳優デビュー。主な出演作品は、ミュージカル『手紙』、ミュージカル『ヘタリア』シリーズ、『刀剣乱舞』、『大正浪漫探偵譚~君影草の設計書~』など。4月から放送されるTVアニメ『王室教師ハイネ』でレオンハルト役を務める他、アプリゲーム『A3!』、『シャドウバース』などで声優としても活動中。
公式Twitter:https://twitter.com/da_sukemaru
染谷俊之 Toshiyuki Someya
1987年12月17日、神奈川県生まれ。2009年にデビューし、その後人気ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』、『刀剣乱舞』、主演舞台『剣豪将軍義輝』、『私のホストちゃん』など数多くの舞台に出演。映画では主演映画『カニを喰べる。』よりシリーズ化した田宮青島シリーズに出演し、2017年4月公開予定『マスタードチョコレート』や『お江戸のキャンディー2』の公開も控えている。2015年からは声優としても活動を開始しアニメ『雨色ココア』、『MARGINAL#4kissから創造るBIGBANG』などレギュラー出演を果たす。2017年4月舞台『カードファイトヴァンガード~バーチャルステージ~リングジョーカー編』、6月には主演舞台『剣豪将軍義輝 後編』の公演を控えている。
公式ブログ:http://ameblo.jp/someya1217/
公式LINE:@toshiyuki_someya
撮影:田形千紘
▼その他の座談会はこちら▼

たくさんのゲストに貴重なアルバイト経験を語っていただいた『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』。記念すべき第15回は、記事をよくチェックしてくれていたという北村諒さん、染谷俊之さん、廣瀬大介さんの3人を迎え、座談会でお届けします!全3回の配信のうち1回目の今回は、これまでのゲストを振り返りつつ、最もバイト衣装の似合っていた方を大賞に選出していただきます!次回からも特別企画が盛りだくさん。是非お見逃しなく!

3回に渡ってお届けしてきた『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』スペシャル企画。最終回は3人が「やってみたかったバイト」の衣装で登場!お一人ずつ、じっくり語っていただきますよ!
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。