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2019年12月24日

水野勝(BOYS AND MEN)インタビュー『働く目的がはっきりしていれば、多少辛くても前向きになれる』

水野勝 BOYS AND MEN ボイメン アルバイト タウンワークマガジン

愛知県・名古屋発、昇竜の勢いをみせるエンターテイメント集団BOYS AND MEN(通称“ボイメン”)のメンバーである水野勝さん。高校から大学時代にかけて働いていたという大型スーパーでのバイトエピソードを中心にお話しを伺いました。さらに、12月25日にリリースされる新曲「ガッタンゴットンGO!」についてもインタビュー!

新曲は歌詞のメッセージにも注目してほしい!

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――新曲「ガッタンゴットンGO!」は、劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来から来た神速のALFA-X』の主題歌となっています。

可愛らしい雰囲気があって、覚えやすくてキャッチーな曲なんですけど、歌詞が意外とエモいんです。大人にも刺さる歌詞になっているところがポイントだと思います。

――テレビアニメの主題歌とはまた違った雰囲気ですね。

「進化理論」(テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の主題歌)は、アップテンポで、スタイリッシュな曲だったんですけど、この「ガッタンゴットンGO!」は、劇場版の物語にさらに寄り添った曲ということで、疾走感だけではなくメッセージ性が強い曲に仕上がっています。

――歌詞を読み込んで聴くと違ったイメージにもなると。

そうですね。リリースイベントでも男性の方に歌詞で泣いたと教えてもらったり、「歌詞の夢を追いかける姿にグッときます」っていう意見も多いですね。

――アニメ『シンカリオン』の主題歌を担当するようになって、アニメからボイメンを知ったという方も増えているんじゃないですか?

そういう方も多いです。JR職員の方が街のイベントで歌ってくれる映像も見たんですけど、すごく嬉しかったですね。僕たちの想像を超えた広がり方をしている感じがします。

――そして、C/Wの「大阪府」は思わず笑ってしまう1曲。

「なんで大阪府?」ってなりますよね(笑)。実はこれは大阪でやらせていただいている冠番組の主題歌なんです。元の曲は、はなわさんの「大阪府」という曲で、それをリアレンジしてカバーさせてもらいました。

――大阪の方の反応は?

番組のスタッフの方に「めっちゃ大阪ディスるやん」って言われました(笑)。でも、「どこが1番笑いました?」って聞いたら「“歯のないおっさんほど笑う”っていうところ」って返されて、大阪の方が「おもろい」って言ってくれることでホッとしました。

――そして、もう1曲のC/Wは、「粋やがれ!」。

この曲は、『YAMATO☆Dancing』(メジャーデビューシングル)にも通じるような、ボイメンらしい1曲です。ちょっと昭和歌謡的な世界で、ファンの皆さんの中でも「この曲いい!」っていう声が大きいですね。

――イントロからつかみますよね。

カッコいいですよね。イベントでも「今日はやらないんですか?」って言われます。みんなこの曲を待っているんだなと思えて嬉しいです。

――見事にタイプの違う3曲がそろいましたね。

全く違うテイストの3曲なので、お気に入りの曲を探してもらうという楽しみ方もできると思いますし、その時の気分で選んでもらえると思います。できたら、この曲を生で聴いてみたいと思ってイベントやライブに来てもらえたら嬉しいです。

仕事に慣れると、1つ先の作業を見通せるようになった

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――ここからは、水野さんのバイト経験についてうかがいたいと思います。最初はどんなバイトを?

高校2年の時に、大型スーパーのテナントのフードコートでバイトをしました。友だちが働いていたので通いやすかったですね。

――どんな作業をされていましたか?

色々なフードを作りましたよ。お好み焼き、オムライス、焼きそば、ラーメン、天丼、カツ丼。全部を作れないといけなかったので最初は大変でした。

――種類が多いですね。

そうなんです。とくにお昼時とか、ピーク時に効率的に作っていくのは大変でした。それにその店は大盛が無料だったんですよ。だから、種類が多いだけじゃなく、量も普通盛りと1.5倍盛りがあって、それが次々に入ってくるので、最初は、覚えるのも大変だし追いつけなくて“どうしよう”って焦りましたね。

――それは、どうやって乗り越えたのでしょうか?

慣れていくしかなかったんですけど、少し先を読んで“これは何玉茹でておけばいいな”みたいなことが経験でわかってくるんですよ。その辺ができるようになってからは楽しかったです。段取りを考えられるようなったのはよかったことですね。上司にも褒めてもらって、バイト内で出世しました(笑)。

――その中で“やっちゃったな”ということも?

ありました(笑)。お好み焼きを焼いている時に、“今日は絶対に混む”と思って、たくさん作ったら全然お客さんが来なくて、大量のお好み焼きを余らせるという(苦笑)。それは賄いとして食べさせてもらいました。けっこうドヤ顔で「今日15枚ぐらい焼いておかないとまずいっすよ」って言っていたので、さすがに謝るしかなかったです。

意見があるならちゃんと伝えることが大切

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――フードコートではどれくらい働きましたか?

高校を卒業するまでは働きました。大学生になってからはそのスーパーの中の日用雑貨コーナーを担当しました。だから、日用雑貨には詳しいですよ。聞かれたら答えられます(笑)。

――そのスーパー内でずっとバイトしていたんですね。

はい。だから、今もたまにそのスーパーに行くんですけど、そうするとみんなが“凱旋”みたいな感じで迎えてくれるんですよ。かなり恥ずかしいです(笑)。パートのおばちゃんが「来たわよ!」みたいな感じで。

――照れくさいけど、嬉しくもあるんじゃないですか。

そういう場所があるのは嬉しいです。ただ、あまり大げさにされちゃうと照れるので行きづらいっていうのもあるんですけど(笑)。

――バイトでの、上司や後輩などとの人間関係はどうでした?

良い関係で仕事をさせてもらえていたと思います。上の方にも言うことは言うし、変に媚びたりしないので逆にそこが気に入ってもらえたのかもしれないです。言わないで思っているより、意見があるならちゃんと伝えるのは大切なことだと思いますね。

――バイト経験が今に役立っているなと思うことは?

まずは、日常に活かせる知識を学べたことです。日用雑貨商品に詳しくなりましたし、買い物をしていても「これ、今は高い時だな」とか、すぐにわかりますよ。

――ちょっとした値段の差に気づく。

気づきますね。シャワートイレ用のトイレットペーパーは480円から500円くらいなんですけど、たまに380円くらいになっていることがあって、そうすると買っておこうとか(笑)。洗剤も安くなる時期があるんですよ。知識があるとお買い得を逃さない(笑)!

事前に準備しておけば焦らないし視野も広がる

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――それは生活にリアルに役立っていますね。フードコートでのバイトで役立ったことは?

最低限の料理はできるようになりました。炒める、麺を茹でるとか基本の部分ですけど。あとはテンパらずに対応することを学びましたね。

――フードコートだと、スピードが求められますよね。

そうなんです。最初の話にもつながるんですけど、だからこそ事前に準備しておく大切さを学びました。準備ができていれば焦らずにできるんです。そうすれば視野が広がるので、自分が指示をする立場になった時も、周りを見て対応しやすくなるっていうのはありましたね。

自分で考えて工夫しながら取り組んだほうがやりがいにつながる

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――水野さんは「ボイメン」のリーダーですが、リーダー気質はそこで培われた部分もありそうですね。

そうかもしれないです。バイトでもこの人はこれが得意、これは不得意ってあるじゃないですか。その辺を見極めて判断するようにはしていました。考えながらやるのが好きなんですよね。あまり言われたことだけやるっていうのは楽しくないじゃないですか。自分から考えて工夫したりするとやりがいも高まる。また、そういうことを許してくれる職場だったというのも自分に合っていたんだと思います。

――アルバイトをしようと思っている人にアドバイスをするとしたら?

僕みたいな若造がいうのはおこがましいんですけど、仕事って原点回帰することが大事だと思うんです。“自分はなんのためにこの仕事をしてるんだろう”って。この世界が好きだからとか、これを買うためとか、旅行に行きたいから、とか。そこが明確にあると多少辛くても前向きに働けるモチベーションになると思うので頑張ってください!

■Profile
水野勝
(みずの まさる)

2010年に結成された東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたユニット“BOYS AND MEN”(通称ボイメン)のメンバー。トレードマークである学ランを身に纏い、歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなすエンターテイメント集団。2020年は全国アリーナツアーも決定!

◆BOYS AND MEN OFFCIAL SITE:https://boysandmen.jp/
◆BOYS AND MEN Official Twitter:@BOYSANDMENinfo

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河井彩美 取材・文:田部井徹

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