【激レア 体験レポ】 体験が雑誌の記事に!? ふたご座流星群を観測! アイドルの寺嶋由芙さんと雑誌「Rocket」編集部の取材をサポート!
今回の激レアバイトは雑誌「Rocket」編集部の取材をサポートするお仕事。「Rocket」は、これからブレイクしそうな女優やアイドルを早期に取り上げ、1年を通して常に夏のカルチャーを特集している、エッジの効いた雑誌だ。
取材は、年間三大流星群のひとつであるふたご座流星群を、“ゆっふぃー”ことアイドルの寺嶋由芙さんと観測するという内容。2017年は新月直前のため月明かりの影響が少なく、ふたご座流星群を良い条件で観察できる。
都会から離れた澄んだ空の下でふたご座流星群の観測に立ち会え、アイドルと一緒に仕事ができ、雑誌に自分の記事が掲載されるという、トリプルで貴重な激レアバイトをレポートする。
流星への期待とは裏腹に、雲が多い天候。果たして流星を見ることができるのか!?

(左)Kさん (右)Aさん
採用されたのは、大学生のKさん(左)とAさん(右)。今回の観測場所は360度の景色が楽しめる箱根・十国峠。東京方面から、観測場所にほど近いホテルまで辿り着いた。 2人の表情からは、期待感が伝わってくる。
Kさん
「綺麗な星空が見られることにワクワクしています。なかなか流星を見るチャンスはないと思うので、とても楽しみです。記事が掲載されるかもしれないということなので、見たときの想いをしっかり自分の中に取り込んで、人に伝えられるように頑張ります!」
Aさん
「就職活動が終わって時間が空いた際に、このバイトを見つけて応募しました。興味のある自然や星座に関われるのでとても楽しみです! プロの方とお仕事をするので緊張していますが、楽しみながら取り組みたいと思います!」
ワクワク感とは裏腹に、観測場所付近は雲が多い天候で星は見えにくい。果たして流星を見ることはできるのか。
流星が観測できますように。願いを込めた乾杯!
まずは「Rocket」編集部の方々とご挨拶。最初は緊張気味の二人だったが、そこはさすがに編集部。取材には慣れているので引き出すのが上手。次第に会話が弾むように。
本日の撮影のサポート内容と、記事作成についての説明を受ける。記事には「学生の素直な想いを表現して欲しい」と編集長。
雑誌「Rocket」の最新号を見せていただく。女優やアイドルも出ているような雑誌に、自分たちの記事が掲載されるのだ。「頑張ります!」と二人。
雑誌を見ながら、普段は聞けないような撮影秘話なども聞くことができた。
撮影時間までには、まだ時間があるので、関係者一同で食事をいただくことに。ここで寺嶋由芙さんとご対面。にこやかに迎えてくれた。
「無事に流星が観測できますように」と寺嶋さんが乾杯の音頭を。まだいまも雲が多い状態。願いは届くか。
青春の一コマのような、ドラマティックな光景に!
20時過ぎたあたりで、観測を行う広場に移動する。とても寒く、特に足元は霜が降りていて痺れるように冷たい。防寒対策はしてきたものの、足元がここまで冷たいとは誰も予想していなかったよう。
先ほどまで雲で覆われていた空は、随分と晴れてきて星がよく見える。乾杯の時の願いは届いたようだ。
星々が強く輝き、都市部で見るのとは全然違う情景に息を飲む。
まず、ふたご座を探し、次にオリオン座やオリオン大星雲など、編集部の方々にも教わりながら星を探していく。
山の中の澄んだ空の下、みんなで星々を見つめるその光景は、青春の一コマのような、ドラマティックな印象を受ける。
流星を探して空を眺め続ける。しばらくして「流れ星! あっ、また見えた!」とAさん。肉眼でほぼ同時に2つの流星を見ることができ、2人とも達成感が漂う。
しかし、撮影サポートはここからなのだ。早速撮影の準備に入ることに。
夜空をバックに寺嶋さんの撮影がスタート。真っ暗な夜空をカメラで捉えることはできるのか。周囲からはどのような写真に仕上がるのか想像ができない。フラッシュが光り、何秒か時間が経ってからシャッターが閉まる音がする。
撮影した写真を見せてもらう。「すごい!」「綺麗!」と驚きの声。
こちらがそのときに撮影した写真。寺嶋さんが綺麗に映っているのはもちろん、バックの星々も輝きがしっかりと映っている。
映ったものとファインダーの眺めを比べて見る。その違いに、驚きを隠せないKさん。プロの技を目の前で見ることができた。
撮影の合間は、しっかりサポート業務を行う二人。Kさんは、途中で寺嶋さんの衣類を預かる役目。
周りは真っ暗のため、カメラマンの手元が見えづらい。カメラマンの作業の際は、携帯のライトで手元を照らし、サポートする。
二人のサポートもあって、撮影は順調に進む。
途中で寺嶋さんの写真チェックも入る。納得のいく写りのようだ。
最後にみんなで撮影した写真を確認していく。必要な写真は一通り撮れ、撮影完了。
一瞬なのでとらえるのが難しい流星も、何とか写っていたようだ。写真中央に右下へ流れていく流星が見える。
みんなで星を探し見上げた空は、一生の思い出として脳裏に焼きついたことだろう。
激レアバイトの体験が記事に!
翌日は、記事にするために、編集部の方が二人に取材を行う。順番に昨日の感想を聞いていく。激レアバイト体験記として掲載されるようだ。
二人ともインタビューに朗らかに答えていく。編集部の方の要望どおり、率直な感想を伝えられているようだ。「2個同時に流星を見られたのはすごかったです!」とKさん。
「東京で見られないような星空が見られましたし、何よりも流星を見たのは初めてだったので感動しました」とAさん。若い世代の生の声として、共感してもらえる記事になるに違いない。
インタビュー終了とともに激レアバイトも終了へ。二人の表情からは達成感が漂う。無事に流星を見ることができ、アイドルや雑誌の仕事も目の当たりにでき、一生の宝物となるような時間を過ごせたようだ。
Kさん
「同じ星を見ていても1時間くらいの間に大きく首の角度が変わり、星ってこんなに動くんだと体感できました。カメラの調整ではっきり星を写すことができることに驚きました。自分も写真を撮るのでとても勉強になる体験でした。流星を2つ同時に見ることができ、ふたご座を中心に外側に見事な線を描いた様子は本当に綺麗でした」
Aさん
「流星の撮影の際は、なかなか流星が現れず、待っていた時間は首が痛くなるし、体が冷えるしで、大変でした。その分、流星が見えた時には喜びもひとしおでした。スタッフのみなさんはテキパキと役割をこなしながら、和気あいあいとされていて、しっかりと仕事をしながらも楽しんでいる様子が印象的でした」
今回サポートした取材内容と、二人の激レアバイト体験記は「Rocket vol.10」に掲載された。雑誌を見た二人は、サポートした取材と、自身の思いが記事になったことを喜んだに違いない。