【激レア体験レポ】パラアスリートを全力サポート! 「東京2020パラリンピック応援イベント」1日PRサポーターバイト
今回の激レアバイトは2018年8月25日、パナソニックセンター東京で行われた「東京2020パラリンピック応援イベント」のサポート。ちょうど2年後に開幕する東京2020パラリンピックや競技の魅力を広くPRするというもの。激レアバイト2人がパラアスリートとトークショーで共演!競技体験のレポートなどで活躍した。
パラアスリートから諦めない気持ちを学びたい!
採用されたのは、ともに大学3年生のNさんとFさん。
Nさん「パラリンピックは障害があるにも関わらず、諦めずに戦ってきた選手がたくさんいると思います。その方々からお話を伺い、諦めない気持ちの持ち方を学び、これからの就活に活かしたいです!」
Fさん「廃校になった小学校を利用したイベントを開催するサークルで活動しています。イベントを盛り上げるにはまず運営者自身が楽しむことが大切だと日々感じております。私自身思いっきり楽しみ、パラリンピックの魅力を伝えたいです!」
「パナソニックセンター東京」に到着した2人。パナソニックは東京2020オリンピック・パラリンピックの「TOP※スポンサー」であり、オリンピック・パラリンピックをより身近に感じられる体験の展示や各種イベントを行っている。
※The Olympic Partnerの略。オリンピックにおける最高レベルのスポンサーです。
早速、スタッフさんから渡されたイベントの進行台本を読む込む2人。Nさんは「東京2020」の大会マスコットの紹介、Fさんは競技の紹介をすることになった。
難しい読み方や呼吸を入れるポイントを確認。約30分集中して練習し、手応えを掴んだ。
スタッフTシャツに着替えて、イベントご担当者に挨拶。まずは会場の雰囲気を知るため、トークショーを見学させていただく。
NHK紅白歌合戦で平井堅さんと共演し、リオデジャネイロ2016パラリンピック閉会式で4回連続バック転を披露した義足のダンサー、大前光市さんのトークショー。
のちほどパラアスリートを相手にトークショーを行う予定の激レアバイトの2人は真剣な表情で見つめる。
次は2人の出番だ!イベントを盛り上げられるのか?
パラアスリート、大会マスコットと共演!
トークショー会場のすぐ隣が体験コーナー。来場者のみなさんにパラアスリートを紹介するのが2人の仕事だ。
Fさんの出番だ。
パラアスリートの紹介を、正確に、はっきり伝えなければいけない。
「車いすバスケットボール日本代表選手として、2016大阪カップ4位2017 イギリスコンチネンタルクラッシュ3位 同年、世界選手権AOZ予選3位ガード・フォワードのポジションで活躍されていらっしゃいます。リクルート及び車いすバスケットボールチーム『グレイス』所属、小田島理恵選手がいらっしゃっています……」
難易度は高いが、サークルのイベントで司会も務めるというFさんは上手にこなした。
車いすテニスのコーナーでは、クアードクラスでシングルス、日本ランキング1位。世界ランキング5位、「リクルート」所属の菅野浩二選手がデモンストレーション。
「東京2020オリンピック」のマスコット、ミライトワ(左)と「東京2020パラリンピック」マスコット、ソメイティ(右)も登場し、Nさんもマイクを握る。
「ミライトワという名前は、『未来』と『永遠(とわ)』というふたつの言葉を結びつけて生まれました。名前に込められたのは、素晴らしい未来を永遠にという願い。東京2020大会を通じて、世界の人々の心に、希望に満ちた未来をいつまでも輝かせます」
こちらも上手にアナウンス! 午前の部は無事に終了。午後はトークショーでパラアスリートにインタビューという大仕事が待っている!
トークイベントでパラアスリートを直撃! なんと逆質問も!
午後はパラアスリートが登壇する4つのトークイベントが続く。
ご担当者に同行し、打ち合わせ。各アスリートの控室にお邪魔し、トークの流れを説明していく。
Nさん、Fさんはイベントの終盤「激レアバイト」コーナーでパラアスリートに質問することに。セリフをチェックする2人。
トップバッターは山本篤選手。「北京2008パラリンピック競技大会」走り幅跳びで銀メダル、「リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会」4×100mリレー銅メダル、走り幅跳び銀メダルを獲得したプロアスリートだ。
司会者から紹介され、激レアバイトの2人が登壇。
Nさん「パラリンピアン山本選手を一文字で表すとしたら、一体どんな字でしょうか?」
山本選手「『跳ぶ』という文字でしょうか。元々バレーボールで『跳ぶ』ということもやっていましたし、走り幅跳びでも跳んでいますから」
山本選手は「僕から2人に質問してもいいですか?」と切り出す。
「会場のみなさんは激レアバイトの日給はご存知ですか?3万円なんですよ。めっちゃいいですよね!2人は何に使うんですか?」と逆質問。
Nさん「私は靴を衝動買いしようと思います!」
Fさん「私はアイドルが好きなので、CDをいっぱい買おうと思います!」
山本選手「あ、いいですね(笑)」
車いすバスケの小田島選手と車いすテニスの菅野選手が登壇するコーナーでは、Nさんが「ズバリ! 小田島選手の職場の魅力は?」と質問。
小田島選手はリクルートで広報誌を制作。1週間のうち2日と半日は校閲作業、残りの2日と半日でバスケの練習をしているという。
「会社には支援制度から組み立てていただいて、社員全員から応援を頂いています。上司も近い距離にいますので、困ったことがあったら、すぐに相談できるところです」
トークショーが大盛況で終わったところで、さらなる激レア体験が待っていた!
パワードウェアを装着し、パワーリフティングをサポート!
2人は再び体験コーナーの会場へ。最大10kgfの補助力を得られ、女性でも重たい物を軽々と持ち上げられるという「パワードウェア ATOUN MODEL Y」を装着。
小柄なFさんも20kgのウエートを軽々と持ち上げ、「これはすごいです」と驚きの声。
Nさんは、「全日本パラ・パワーリフティング選手権大会」54kg級・59kg級の二階級で日本記録を持ち、「リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会」に出場した西崎哲男選手のデモをサポートすることに。
西崎選手は80kgのプレートをつけたバーベルを持ち上げ、激レアバイトの2人はビックリ!
138kgの日本記録を持つ西崎選手の筋肉も触らせていただいた。
「わー、固いですね!」
Fさんは車いすバスケでシュートに挑戦。Nさんは車いすテニスで、菅野選手を相手にラリーも。車いすの操縦の難しさとパラアスリートの驚異的な身体能力の高さを実感した。
2人のパラリンピック競技体験とレポートは会場の大型ビジョンにも流され、イベントは大盛況のうちに終わった。
最後に、ミッションを終えた2人に聞く。
Nさん「トークショーはぶっつけ本番で行うものかと思っていましたが、みなさんと打ち合わせをして臨むことを初めて知りました。イベントの裏側を見られ、貴重な経験になりました。みなさんの話を伺い、ますます応援したいという気持ちが生まれました」
Nさん「普段はスポーツとの関わりは深くはなかったのですが、みなさんとお話をしたことで興味が広がりました。パラアスリートのパフォーマンスが印象的でした。実際に自分がやってみると、その凄さが分かりました!」
「東京2020」での活躍が期待されるパラアスリートのみなさんと接し、そのパワフルな生き方とその身体能力を間近に見た2人。この体験は一生の宝物になったことだろう。
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