【激レア体験レポ】「Task have Fun」の1日限定マネージャー!猛暑のTIFで全力サポート!
今回の激レアバイトの舞台は、東京・お台場の夏の風物詩「TOKYO IDOL FESTIVAL」(8月3〜5日)だ。約200組のグループが熱いステージを繰り広げる世界最大級のアイドルの祭典の最終日に、3人組ユニット「Task have Fun」(タスク・ハブ・ファン)の1日限定マネージャーを務めるというもの。猛暑の中、激レアバイトが奮闘を見せた!
「Task have Fun」は熊澤風花さん、白岡今日花さん、里仲菜月さんによるユニット。名前は「課題を・仕事の務めを=楽しもう・楽しんでいる」の意味。「人生の課題(Task)を楽しみながらクリアしていこう」がコンセプト。2016年5月にデビュー。ビート・スタイルの4thシングル『3WD』が大きな反響を呼び、2018年6月には初のライブツアーを開催。7thシングル『「キメ」はRock You!』では初の全国流通盤をリリースするなど人気急上昇中だ。
名前が“T”。私がやらねば、誰がやる!
採用されたのは、テレビ局で制作スタッフのアルバイトをしている大学生のTさん。
「芸能界が好きで、来春にはテレビの制作会社に就職予定です。マネージャーと言えば、『裏方の花形』。業界を目指す人なら、憧れの職業です。グループ名が自分の名前と同じ“T”ということで、勝手に親近感が湧いてしまい、私がやらねば、誰がやるんだと興奮して、応募しました! 名付けてくれた親に感謝です!」
早速、会場のバックステージでメンバーにご挨拶する。
「1日マネージャーを務めます激レアバイトのTです! “T”と呼んでください!」
メンバーは「えー、Tさん?」「本当ですか?」「すごい!」と大ウケ。一瞬にして、距離が縮まった。
メンバーが控室にいる間に、「無料ハイタッチ会」と「チェキのツーショット撮影会」の準備に取り掛かる。スタッフの指示を仰ぐTさん。
会場の準備、ファンの皆さんの呼び込み、誘導を託された。
まずは会場の準備だ。酷暑の野外イベントにスポーツドリンクは欠かせない。チェキを並べて、準備完了。
この日は30度を超す真夏日。3日間で8万人を動員するという一大イベントで、会場は大賑わい。人の多さ、アスファルトからの照り返しもあって、体感温度は35度以上。そんな中、呼び込みの声を上げる。
「Task have Funの無料ハイタッチ会が始まります! どうぞ並んでください」
Tさんの声に、熱心なファンの皆さんが続々と集まる。
「あ、激レアバイトなの? 俺も応募したんだよな。いいなぁ」と男性ファンに声をかけられる。
Tさんが「私、名前がTなんですよ」と言うと、ファンもビックリ。首から提げたパスカードを見に人だかりができるほどの人気者に!
長蛇の列ができた「無料ハイタッチ会」も、締切に。
「とにかく暑かったですが、やりきりました!」
続いて行われたチェキの2ショット撮影会も大盛況。メンバーは炎天下で待ってくれたファンに終了の挨拶。ファンの皆さんも拍手で応え、無事終了。
次はどんなTaskが待っているのか?
チケット整理やグッズの売上管理。マネージャーは大忙し!
次にやってきたのは、同じエリア内にある「Task have Fun」のグッズ販売ブース。会場内には各アイドルグループのプロダクション、レコード会社がブースを構えている。
任されたのは、2ショットチェキ撮影会で受け取ったチケットの整理。向きを揃えて、箱に収めて欲しい、とのこと。イベントは大盛況だっただけに、ものすごい数だ。
さらに、レコード店「TOWER RECORDS」ブースで発売中の新曲『「キメ」はRock You!』の購入特典引換券をチェック。この引換券の数=売り上げとなるのだ。アイドルの人気度を肌で感じるのも、マネージャーの大事な仕事だ。
ブースではTシャツ、DVD、CD、フォトブック、特製ペンライトなどを販売。最終日とあって、品薄の商品も多数。メンバーの顔がプリントされたマフラータオルとユニット名の入ったマフラータオルも完売だ。
「マフラータオルは僕も欲しかったです」とTさん。
午後にはマフラータオルが再入荷し、早速、ファンの方がお買い上げ。笑顔で商品を手渡す。
夕方、ブースの営業時間が終了。在庫商品を仕分けして、ダンボールに入れる。いよいよ最後のTaskだ。
野外ライブに出演するメンバーをサポートせよ!
Tさんは、特設野外ステージ「SMILE GARDEN」の脇にある湾岸スタジオのロビーでメンバーをお出迎え。
ステージでは午前中から「ベボガ!」「東京女子流」「東京パフォーマンスドール」「ベイビーレイズJAPAN」らが熱いステージを見せている。
メンバーは黄色いワンピースに着替えて登場。メンバーは3日連続のTIF出演で、この日もハイタッチ会、撮影会の後、屋上ステージでのライブをこなしたが、疲れをまったく見せない。
Tさんがメンバーをエスコート。3人はスタジオ前のファンに笑顔で手を振る。裏導線を通って、ステージ裏の控室へ。
控え室では演出スタッフと打ち合わせ。5時55分から、約20分間のステージを務める。メンバーもやや緊張している様子だ。
出演前には写真撮影もこなす分刻みのスケジュール。
デビュー3年目に突入し、ライブの数もこなしてきたメンバーはどんな時も笑顔を絶やさない。
いよいよ本番間近。メンバーたちは緊張をほぐし、一体感を高めるための「ルーティン」を開始。3人が同じタイミングで、ジャンプし、あえて心拍数を上げるのだ。
その「ルーティン」にTさんも加わることに。何度もジャンプを繰り返す。ところが思わぬハプニングが……。
チノパンに入れていた、Tさんのペットボトルも、まさかのジャンプ! 床に転がっていた。白岡さんが「落ちましたよ!」と言って、Tさんに手渡す。これには、みんなで大爆笑。
Tさんは笑いのネタもしっかり提供し、メンバーを和ませることにも成功!
3人はステージに登場するや、アクセル全開! 控室でも見せた華麗なジャンプで躍動する。
そんなメンバーの圧巻のステージを見守るTさん。
「こういう音楽フェスは初めてですが、アイドルとファンの一体感が素晴らしく、楽しいですね。メンバーの皆さんの控室の姿とライブ中のギャップがすごい。さすがプロフェッショナルです」
代表曲『キミなんだから」『「キメ」はRock You!』『部屋の中の天使』『3WD』の4曲を披露し、会場は大盛り上がりで終わった。
Tさんは、ライブを終えたメンバーをお出迎え。クーラーボックスで冷やしたハンドタオルを手渡す。
スタッフとともに、さらに扇風機や冷却スプレーでメンバーの体を冷やして、マネージャーとしてのTaskは終了した。
湾岸スタジオに戻って、メンバーと記念撮影。
最後に、全ての“Task”をやり遂げたTさんに聞いた。
「初めは“邪魔にならないように”という思いが強かったですが、時間が経つにつれ、“一緒に盛り上げていかないと”“しっかりサポートしたい”という思いに変わりました。マネージャーの仕事の幅広さ、関わっている人の多さ、すべてが印象的でした。初めてアイドルの方々を生で見て、キラキラしたパワーを肌で感じることができました。将来は、こうした魅力を100%伝えられるテレビマンになりたいです」
猛暑の中、メンバーとともに走りきったTさん。これからも人生の「Task」(課題)を楽しみながら、こなしていくことだろう。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。