【激レア 体験レポ】ロックフェス「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」のバックヤードに潜入! ライブサポートスタッフバイト
今回の激レアバイトは、「ONE OK ROCK」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「エレファントカシマシ」など多数の人気アーティストが出演するロックフェス「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」でのお仕事だ。8月31日(金)から9月2日(日)まで、3日間に渡って開催されたイベントのチケットは全日SOLD OUT。超人気イベントの裏側を支える激レアバイトに、一人の大学生が挑戦!
夢は歌手です。将来のために裏で支える側の仕事を学びたい!
「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER」(通称:ラブシャ)は、来年開局30周年となる日本最大の音楽専門チャンネル「SPACE SHOWER TV」主催の夏の野外フェスティバル。今年は12回目を迎え、63組のアーティストが出演、3日間の合計動員数は過去最大規模の75,000人という、人気の音楽フェスだ。
採用されたのは、将来は歌手を目指すOさん。
Oさん「歌うことが好きで、将来は表舞台に立つ仕事がしたいと思っています。将来について考えるために、音楽イベントを裏で支える側のお仕事について勉強したいと思って応募しました。」
会場の「山梨県 山中湖交流プラザ きらら」に到着すると、早速スタッフTシャツに着替えたOさん。
スタッフさんから任されたのは3つのミッション。
飲食ブースでの販売のお手伝いと協賛ブースでのサンプリング配り、そして、サイン会を行うアーティストのアテンドだ。
裏で行われている「きゃりーぱみゅぱみゅ」ライブの大歓声を聞きながら、ミッションスタート!
第1ミッションスタート! まさかのTVデビューも!?
やってきたのはSPACE SHOWER KITCHEN。
ラブシャ恒例のアーティストとのコラボフードが人気のオフィシャルレストランだ。
まず任されたのは「Suchmos」のスペースシャワーTVレギュラー番組「Suchmostyle」のコラボメニュー「マイティマンゴー」の販売。
商品はマンゴー果肉入りのフローズンドリンク。この日は少し肌寒い気温だったが、次から次にお客さんが。
お金を受け取り、商品とともに購入者特典の番組オリジナルワッペンシールを手渡す。
お肉屋さんでアルバイトをしているというOさん。接客は得意のようだ。
続いて任されたのは、音楽情報バラエティー「チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」の豚肉入りあんかけチャーハン「徳福の肉あんチャン」の販売。
販売を行っていると、なんと、肉あんチャンを紹介したいとTVの撮影クルーの皆さんがやってきた!
思いがけずTVデビューが叶ったOさん。急なことで緊張しながらも、「チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」のMCを務める菅沼ゆりさんほか出演者の皆さんに全力の笑顔で対応した。
撮影後には、なんと菅沼さんと記念撮影させていただけることに!
菅沼さんの合図で、パチリ。
「せーの、肉あんチャン♪」
喜びを胸に、次のミッションへ。
協賛ブースのサポートミッション後、ヴェールに包まれたアーティストエリアへ……。
次にやってきたのは、協賛ブースエリア。
幅広ヘッドハブラシ売上No.1の「エビス プレミアムケア」ブースでのお手伝いだ。ラブシャの記念にフォトコーナーで撮影すると、ハブラシセットが貰えるというサービスを展開中のブースで、Oさんは呼び込みをすることに。
ブースの前に立ったOさん。黄色いスタッフTシャツを着て、早速呼び込み開始!
はじめは戸惑いつつも、周りのスタッフさんの声がけを参考に、声を出し始めた。
「ラブシャの記念に写真撮影はいかがですかー? 歯ブラシお配りしてまーす!」
通りかかったお客さんに直接お声がけする作戦に出たOさん。
すると一組のお客さんが写真撮影の列に並んでくれた。
その後も次々にお声がけに成功し、行列ができてきた。いい調子!
お声がけをした後は、写真撮影のお手伝い。
歯ブラシの形をした大きな模型など、SNS映えする小道具をお客さんに手渡す。
サポート完了後は、Oさんもパチリ。
カメラのフラッシュを焚くと後ろの黒い背景に文字が浮き出てくる仕組み。
ラブシャの思い出が増えて満足したところで、いよいよ最後の大仕事の現場へと向かうのだった。
アーティストエリアの入り口にやってきたOさん。
これより先は出演アーティストとイベント関係者のみが入場できる空間なのだが、なんと特別に中を見せていただけることに!
そこにあったのは、高級リゾート施設と見紛うような景色。
おしゃれなダイニングカフェや炉端焼きのブースなど、フェスの裏側とは思えないような、丁寧に作り込まれた空間があった。
ライブ出演以外にも、後日放送されるラブシャの特別番組に出演したり、サイン会でファンサービスしたりと、じつは仕事がたくさん用意されているアーティストの皆さんにくつろいでいただくことが最大の目的だ。
最高のコンディションでライブに臨んでいただくことで、お客さんに最高の思い出を作ってもらうというのがスタッフさんの狙いなのだという。
そんなスタッフさんの思いや努力が詰まった空間を目に焼き付けたら、いよいよサイン会へのアテンド業務へ。
最後はサイン会のサポートミッション! アーティストを無事に送り届けよ!
サイン会実施会場までお連れするのは、FORESTステージに出演した2組。初出演でオープニングアクトを務めたガールズバンド「CHAI」と昨年に続いて2度目の出演を果たしたロックバンド「Saucy Dog」の皆さんだ。
入場ゲート近くのタワーレコードブースまで、関係者専用通路を足早に歩いていく。
会場に向かうには一般の通行エリアを一時的に封鎖する必要があるため、先頭を歩くスタッフさんが各所に配備されたスタッフと逐一連絡を取りながら、進んでいく。
Oさんは車両が通るたびに皆さんをガードするなど、常に周囲を意識しながらサポートした。
無事にタワレコブースに到着し、いよいよサイン会が始まった。
ここからは呼び込み係に。
拡声器を手にし、少し緊張気味だったが、腹をくくったOさん。
「ただいまタワーレコードブースにて、こちらの対象商品のCDをお買い上げのお客様、『CHAI』さんと『Saucy Dog』さんのサイン会にご参加いただけまーす!」
しっかりと声が出せた!
その声を聞いて「サイン会だって!」と反応する人も。
何度も呼び込みを続け、その甲斐もあってか、なんと「Saucy Dog」のCDはSOLD OUT。
サイン会終了後は「Saucy Dog」の皆さんをアーティストエリアまでアテンド。
呼び込みやアテンドを頑張ったOさんに、「Saucy Dog」の皆さんと記念撮影のご褒美が。
無事にアーティストエリアまで送り届け、皆さんとはここでお別れ。
「ありがとうございました!」とお礼を言ったところで、本日のミッションはすべて終了に。
ステージをバックに満足げな表情のOさんに、今日の感想を聞いた。
Oさん
「一つのフェスを盛り上げるために多くの人が動いていることや、裏側にはたくさんの仕事があることが分かりました。スタッフさんがアーティストやお客さんのことを考えて様々な努力をしていることを実際に見て、知ることができたことが一番の収穫です!」
あらためて、表舞台に立つ職業を目指したいと思ったというOさんの目は、キラキラと輝いていた。
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