【激レア体験レポ】「リスアニ!WEB」スタッフとなって、アニメ音楽フェス「リスアニ!LIVE 2019」をレポート!
今回の激レアバイトの舞台は1月26日(土)、東京・千代田区の日本武道館で開催された「リスアニ!LIVE 2019」だ。同ライブはアニメ音楽の総合メディア「リスアニ!」が贈る一大ライブイベント。“臨場感とサウンドを大切にしたライブ”をコンセプトに2010年から開催し、9回目を数える。激レアバイトの二人は「リスアニ!」編集部スタッフとして、Webライターに挑戦。熱気あふれるライブの模様をレポートする。
自分が味わった感動をみなさんに伝えたい!
採用されたのは、アニメ音楽が大好きというTさんとMさん。
Tさん「初めて行ったアニソンライブが『リスアニ!LIVE』でした。一昨年もライブに行きました。観客としてではなく、ライターとして参加できることに魅力を感じ、応募させていただきました。自分が味わった感動をみなさんに伝えられるように努力したいと思います!」
Mさん「音楽イベントが好きで、よくライブに行きます。私の大好きなアーティストがたくさん出演する『リスアニ!LIVE』をファンの皆さんに100%楽しんでいただくために全力でレポートしたいと思います!」
「リスアニ!」のスタッフさんにご挨拶。
スタッフ専用ジャンパーを貸与され、「激レアバイト」の腕章をつけると、気分はすっかりレポーター!緊張感もありつつも、大好きなアニメ音楽の仕事に笑みがこぼれる。
スタッフさんが仕事内容を説明する。
「『リスアニ!』はアニメ音楽の総合メディアです。年に4回出版している季刊誌では、アーティストやアイドルのインタビューなどを掲載し、その『リスアニ!』の編集部が主催しているのが『リスアニ!LIVE』です。『リスアニ!WEB』も展開していて、今日はその記事を執筆していただきます。」
「リスアニ!LIVE」は1月25〜27日までの3日間の開催で、日本武道館で史上最多となる計19組のアーティストが、全曲生バンドによる演奏をバックに熱いパフォーマンスを繰り広げる。
この日は2日目のSATURDAY STAGE。激レアバイトの二人は前半部分に登場する「田所あずさ」「やなぎなぎ」「アイドルマスター SideM」「ReoNa」のステージを観て、「リスアニ!WEB」に掲載するライブレポートを書くことに。
果たして、どんな取材になるのか?
取材の基本は足を使うこと! 会場周辺の調査からスタート!
まずは周辺を歩き回って、ファンの熱気を肌で感じる二人。
会場には関係者から贈られた花スタンドが立ち並ぶ。
パンフレット、Tシャツ、トートバッグ、ペンライトなどの公式グッズ販売コーナーにも長い行列ができていた。
目に留まったものを熱心にメモする二人。
事前取材が終わったところで、次のミッションを待つことに…。
編集長直伝! アニメ音楽ライターの心構えとは?
再び控室に戻ると、LIVEの仕掛け人である「リスアニ!」編集長、馬嶋亮さんが記事の内容を詳しくレクチャーするためにやってきた。
編集長は出演アーティストの撮り下ろし写真が満載のパンフレットをプレゼント。二人も感激だった。
編集長「好きなアーティストは誰ですか?」
Tさん「やなぎなぎさんが好きで、今一番よく聴いています!」
Mさん「『アイドルマスター SideM』が大好きです!」
編集長「『リスアニ!LIVE』は基本、男性のファンが多いのですが、アイドルマスター SideMさんの出演が決まり、今回は女性のファンの方も多いです。男性が観てもかっこいいステージになると思います。」
編集長は「リスアニ!LIVE」への思いを語ってくれた。
「アニメの音楽は色々なサウンドがあって、多様化しています。声優さんが好き、キャラクターが好き、それに付随して音楽というものがあるのですが、その音楽のクオリティは実はものすごく高いんです。それを、音楽の聖地と言われる日本武道館で、生バンドの演奏でしっかりとお客さんに観ていただきたいんです。純粋に音楽に向き合うガチンコのアニメ・ロックフェスが『リスアニ!LIVE』です。」
さらには、アニメ音楽ライターとしての心構えも伝授される。
編集長「何か、文章を書く習慣はありますか?」
Mさん「ツイッターはやっています。ジャニーズが好きなので、ライブの感想を友達に送ったり、SNSに書いたりします。」
Tさん「SNSはやっていませんが、今、大学院の研究室にいるのでレポートなどは書いています。」
編集長「記事は感想とは違います。書く時に考えて欲しいのは、その先に誰かがいる、ということです。第三者に伝えることが大事なんです。現場にいなくても、アーティストさんの動きや会場の熱量が伝わって欲しい。さらに言うと、知らない人が読んでも、伝わるものが好ましいです。そこにもちろん、好きなアーティストさんへの思いが入るのはいいです。それがライターさんの個性になるわけですから。普段、感想として書いているものをひとつ飛び越えてくれたものを期待しています。とはいえ、固くならずに書いて欲しいです。そうすると、いつもとは違う感じでライブを観られると思います。」
最後は一緒に記念撮影も。編集長は緊張気味のTさんを笑わせ、リラックスさせる。
激レアバイトの二人は編集長の言葉を胸にいざ出陣! いよいよライブが始まる…。
会場総立ちの中、ライブ取材がスタート!
日本武道館はステージ上からもお客さん一人ひとりの顔が確認できるのが特徴。まずはアリーナ席に向かい、ステージと客席の近さを実感する。
ライブを鑑賞する2階の関係者席に入っていく二人。
トップバッターの田所あずささんが登場すると、会場を埋め尽くした約8,000人は総立ちとなり、客席には青と赤のペンライトの光が。
そんな中、2人は座ったままステージを見つめ、1曲1曲、ステージの様子をメモに取っていく。
場面転換の際に、ステージを終えたアーティストがトークコーナーで感想や近況、今後の予定について語るのも見どころ。ここでもメモをする手は止まらない。
5組のアーティストによる、約1時間半に及ぶ豪華ステージが終わると、二人は再び控室へ。
二人のメモ帳には細かい文字がぎっしりだ。
公式パンフレットの記事も参考に、執筆を開始する。
与えられた時間は1時間。ノートPCに記事を打ち込む二人。大量のメモ書きから、特に伝えたい内容を盛り込んでいく。
※「リスアニ! WEB」に掲載された二人の記事は、こちら
最後に、二人にこの日の感想を聞いた。
Tさん「1曲ずつ細かくメモをしていたため、情報量が多くなりすぎて、まとめるのに苦労しました。文字量にすると、1000字程度でしたが、それを読者に伝わる文章にする難しさ、出演アーティストの情報を事前に下調べする大切さを実感しました。」
Mさん「アーティストのパフォーマンス、生バンド演奏など、本当によいライブでした。編集長さんの貴重なお話を伺い、普段のライブ鑑賞とは違って、客観的に観ることを心がけました。歌声、演奏だけではなく、照明や音響など細かいところにも目を向けられたことが貴重な経験になりました。人に伝えることの大変さ、楽しさ、やりがいを感じました。」
大好きなアニメ音楽ライブを、ライターの立場から観た二人。伝えることの難しさを実感しながらも、新たな視点を手に入れたようだ。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。