【激レア 体験レポ】 大型アニソンライブ「ANIMAX MUSIX」の会場で運営スタッフとして、超豪華出演陣を舞台裏からアシスト!!
今回の激レアバイトは、「OxT」「Wake Up, Girls!」「南條愛乃」「GRANRODEO」「ORESAMA」などアニソン界の超豪華メンバーが集う日本最大級のアニメミュージックフェス「ANIMAX MUSIX」が舞台。「アニメミュージックの魅力を世界へ」をコンセプトに、イベントは日本国内だけでなく世界各国のアニマックスで特別番組として放送されている。
そんなビッグイベントを裏側からサポートする激レアバイトに、1人の大学生が挑戦。仕事を通じて、アニメミュージックのイべントを、初めて体感する姿を追った!
就職活動前に、たくさんの経験をしたい!!
今回、採用されたのは大学2年生のKさん。
「アニメには詳しくないのですが、来年に就職活動を控えてるので、その前にたくさんの経験をしたいと思い応募しました。以前に行ったライブが、凄く楽しくて良い思い出になったので、今回のお客さんにとってもそういうライブになるように、しっかり頑張りたいと思います!」
スタッフTシャツに着替え、まずはイベント実行委員会の方々とご対面。「よろしくお願いします!」と元気に挨拶ができた。
高校時代はチアリーディング部に所属していたというKさん。「笑顔と元気とホスピタリティーで最高のイベントに貢献したいと思います!」と、ビッグイベントをしっかりサポートしようと意欲的だ。
激盛り上がりのDJブースにアニメミュージックの勢いを実感!!
まずは、会場の導線の確認。スタッフさんに案内され、横浜アリーナ内を回っていく。これからアテンド業務なども行うため、場内の地図を頭に入れておかないといけないのだ。
途中に目を引く電光掲示板を発見。「このデジタルボードは、お客さんのいるイベント会場側と双方向でつながっていて、アーティストさんとファンがコミュニケーションをとれるんです。」とスタッフの方が説明してくれた。
Kさんが、「わぁっ!」と驚きの声を上げる。リハーサル準備中のステージへ来た時だ。普段は見る事ができない開演前の様子を見る事ができ、テンションが上がったようだ。
「僕たちは、この日のために半年もかけて準備をしてきたんです。お客さんにとっても特別な1日だけど、スタッフにとっても大切な1日なんです。」とスタッフさん。
このイベントにたくさんの人の想いが詰まっているのだ。まだ観客はいないけれど、広大に広がる横浜アリーナのホールが、イベントの大きさを感じさせる。
次は、ホールの外へ。一角に人だかりのできているエリアがあった。
ANIMAX MUSIX開演前の恒例行事、DJ和によるDJイベントだ。音楽に合わせてオタ芸を披露する人々に、さらにその観客も加わり大盛り上がり。
「すごい熱気ですね!」とKさん。その盛り上がりと、初めてみる生のオタ芸パフォーマンスに圧倒される。
まだ時間は午前9時を過ぎたあたり。14時の開演まで数時間はあるのにこの盛り上がりなのだ。アニメに詳しくないKさんも、アニメミュージックの勢いを実感したようだ。
アーティストのアテンドに挑戦!!
スタッフルームに戻り、他のスタッフの方々や、インターンで参加している他のバイトさんともご挨拶。
ここからのミッションは、リハーサルをするアーティストさんをステージへアテンドすること。
ステージ近くの入り口へ移動し、スタッフさんからの指示を仰ぐKさん。
リハーサルの音が鳴り響くため、聴き漏らしがないようにと、じっと耳を傾けていた。
スタッフさんと一緒にアーティストさんの楽屋へ向かう。初めて見る楽屋に緊張の面持ちだ。
スタッフさんと一緒にステージ横の入り口までスムーズにアテンドすることができた。
次に任されたのはパソコンを使った作業。
出演のアーティストさんが、ステージ横で歌詞の確認などをするための画面を制作することに。
「このソフトは使える?」との問いに、「大丈夫です!」とKさん。
すでに入力されている歌詞をプレゼンテーションソフトを使ってレイアウト。曲を聴いて照らし合わせながら内容に間違えがないかを確認。文字をキリの良いところで区切ったり、改行を入れたりしながら、1画面を構成していく。
集中して取り組むKさん。作業に詰まることもなく、完了できた。
ほっと一息。次の業務に向けて、早めの昼食をとることに。
スタッフさんがKさんの分も用意してくれていたケータリングをいただき、ますます元気いっぱい!
他のスタッフの方と「同じ釜の飯を食べる」ことで、心の距離も近づいたようだ。
握手会のサポートに挑戦!
午後は握手会のお手伝い。開場も近づいてきて、場内もさらに混み合ってきた。アーティストさんがスムーズに移動を進められるように、脇を固めて会場まで誘導を行う。
握手会スタート。ここで任された任務は、撮影禁止のお声がけだ。撮影禁止の張り紙はあるが、気づかない方にお声がけを行うのだ。
いまはスマホでも簡単に撮影ができるため、よく見ておかないとスマホの操作と判別が難しい。周囲に目を配る。
携帯を手に持っている方はいたが、撮影をしている方はいなかったようだ。握手会も無事に終了。
次の任務は、ケータリングの設置作業だ。届いた荷物を開封しはじめるKさん。
開けたとたん笑顔になるKさん。中に入っていたのは……、
飾りつけ用の可愛いぬいぐるみだった。
「見栄えのするケータリングは、出演者さんのテンションも上がるんです。」とスタッフさん。
ぬいぐるみとともに入っていたケータリングのドーナツは冷凍されており、冷蔵庫で解凍が必要と説明書に記載がある。冷蔵庫に運ぶ。
解凍を待つ間、スタッフさんとともに、出演アーティストの楽屋へアンケートを届けて回る事に。
次に回る楽屋のアンケートを用意するKさん。
楽屋入り口でご挨拶。スタッフさんがアンケートを渡して内容を説明する。
多くの出演者さんにアンケートを届けたところで、ドーナツの解凍も終わり、食べ頃に。
最後にドーナツを綺麗に並べて本日の任務は完了。かわいいケータリングは、出演者の方々に喜ばれたことだろう。
ミッション完了後、本日の感想を聞いた。
「アテンドしたり、楽屋を回ったりと、ファンの方では仕事にならないのでは?と思うほどの近い距離感でした。普段は見る事ができないところが見れて嬉しかったです。また、実行委員会の方々の、イベントにかける想いを感じることができ、1つのものをみんなで作り上げるイベントのお仕事にも興味が湧きました。」
ミッション後、開幕した『ANIMAX MUSIX』。近年のアニメミュージックを牽引する『OxT』でスタートし、『GRANRODEO』がトリで締める。6時間大いに盛り上がり、大盛況で幕を閉じた。
大きなイベントの裏側を体感でき、アニメの世界の魅力を知ることができたKさん。きっと、一生ものの経験となったことだろう。
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