【激レア体験レポ】映画『長いお別れ』プレミア試写会で宣伝スタッフをサポート! 中野監督に動画インタビュー!
5月31日より全国ロードショーとなる映画『長いお別れ』。認知症の父と家族の物語を描いた話題作です。今回の激レアバイトは、同作品の宣伝スタッフとしてプレミア試写会をサポート。イベント終了後の中野監督インタビューという重要なミッションに挑んだ!
今回、採用されたのはF・MさんとF・Yさん。
F・Mさん「現在大学4年生で、学校で映画に関するサービスについて学んだこともあり、映画やイベント業界の仕事にとても興味を持っています。『長いお別れ』は最近知りましたが、ものすごく引き込まれました。ぜひ、この映画を広めるお手伝いをしたいと思います!」
F・Yさん「『俳優のノート』を読んだことがきっかけで、山﨑努さんが一番尊敬する人の一人になりました。そんな山﨑さんが出演されているこの作品の魅力を精一杯伝えたいと思っています。」
まずは関係者との打ち合わせ! 内部向け資料も特別に拝見!
今回の激レアバイト、その舞台となったのは有楽町のよみうりホール。映画『長いお別れ』のプレミア試写会と舞台挨拶が行われ、キャスト陣と中野量太監督が登壇するとあって、数多くのファンと報道陣が駆けつけていた。
2人のミッションは、そんなプレミア試写会の舞台挨拶後に行われる中野監督の公式SNS用動画インタビューをサポートすることである。
まずは関係者へのご挨拶。その後は映画の配給会社の方から、本作について詳細にご説明いただくことに。
もちろん、2人とも事前に映画についての情報はリサーチ済みなのだが、ここで伺う内容は撮影の経緯や宣伝戦略といった制作サイドの話である。マスコミ向けのプレスキットや、一般には公開されないスタッフ用の内部資料なども特別に見せていただくことができた。
これはつまり、本日のミッションである中野監督へのインタビューに向けて「しっかりと映画の知識を身につけてほしい」ということ。重大な役割を担っていることを感じ取り、2人の表情もグッと真剣味を増してきた。
舞台挨拶を見学! 映画への理解をさらに深める
しっかりと資料を読み込みながら、プレミア試写会まで待機する。こうしたイベント関係の仕事では待機時間をいかに有効活用できるかもポイントだ。
そして、ついにプレミア試写会がスタートした!
今回は2人も特別にホールへ入らせていただき、舞台挨拶の模様を見学する。
今回、舞台挨拶に登壇されたのは、キャストの蒼井優さん、竹内結子さん、松原智恵子さん、北村有起哉さん、そして監督の中野量太さん。会見では各キャストから作品に対する思いや、撮影時の裏話、さらに“家族”というテーマにちなんでそれぞれの「家族のルール」が披露された。
舞台挨拶終了後は報道陣向けのフォトセッションが設けられる。それも終わると、いよいよ中野監督の動画インタビューだ。
ここで2人は会場を退出。さあ、最後の準備を整えなければ。
いよいよ撮影スタート! 中野監督を全力でサポート!
一足先に中野監督の控室へ入った2人。今回の撮影はこちらの部屋で行われるという。
スタッフの方と、撮影について最後の打ち合わせを行う。
そして2人の役割は、中野監督が話しやすいように質問をすることと、挨拶と締めの言葉の「カンペ」を持って中野監督に見せること。
中野監督の目線が泳がないよう2人の位置取りも重要だ。そうした細かい調整をスタッフの方と一緒に進めていく。
そしてあっという間に撮影の時間となった!
舞台挨拶を終えた中野監督が控室に入られたので、まずはしっかりと挨拶。そして自分たちの役割についても丁寧に伝える。
うまくコミュニケーションが取れたことで、良い雰囲気で撮影に入ることができそうだ。
ここからが本番! 無事にインタビューを成功できるのか!?
相談の結果、最初はF・Mさんがカンペ、F・Yさんが質問役を担当することに。撮影がスタートし、まずは中野監督がオープニングのメッセージを読み上げる。
「映画『長いお別れ』監督の中野量太です。本作は、5月31日より全国公開されますが、本日は特別に、映画にまつわるエピソードをご紹介します。」
このとき、注意すべきはカンペを動かしたり落としたりして音をたてないこと。F・Mさんはしっかりとカンペをキープし、見事に乗り切っていた。
続いてF・Yさんから質問を行う。発言部分は後ほどカットされるが、中野監督が話しやすいようにゆっくりと大きな声で質問を投げかけなければいけない。
「オリジナル脚本にこだわり続けていた中野監督が、本作を撮ろうと思った理由を教えてください。」
「劇中、山﨑努さん演じる、父・昇平の主観視点を一ヶ所だけ描いた理由を教えてください。」
緊張した様子もなく、聞き取りやすい声でしっかりと質問できていたF・Yさん。監督もにこやかに回答していた。
後半はF・YさんとF・Mさんが役割を交代。F・Yさんがカンペを、F・Mさんが質問を担当する。先ほどに続いて2人ともしっかりと自分の役割を全うすることができていた。
そして無事に撮影が終了! 2人とも最後までミスなく、完璧にやり遂げることができた。ここまでにしっかりと打ち合わせをして、頭の中で何度もシミュレーションしていた成果が出たのだろう。
気になる中野監督の回答は、ぜひ『長いお別れ』のSNSアカウントをチェックしてみてほしい。
Twitter:@nagaiowakare_mv
今回の激レアバイト、2人にとってはどんな体験だったのだろう。
F・Mさん「緊張で固まってしまいましたが、なんとか仕事をこなせて良かったです。監督がしっかり目を見て答えてくださって、この映画にかける思いがインタビュー越しに伝わりました。」
F・Yさん「出会いの素晴らしさを実感しました。スタッフの方も皆さん素敵でしたし、会うことでしかわからない監督の人柄に触れて、ますます監督や映画が好きになりました。」
インタビューという大役を見事に成功させた2人。この経験は、今後の人生においてもきっと生きてくるに違いない。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。