【激レア体験レポ】映画「町田くんの世界」の舞台挨拶サポートに大学生が挑戦!
今回の激レアバイトは、6月7日に公開された映画「町田くんの世界」の公開記念舞台挨拶サポート!
本作は、安藤ゆきさんの同名漫画作品が原作の映画。主人公の町田くんは、運動も勉強も出来ないけれど、たったひとつの才能がある。それは、すべての人を分け隔てなく愛すること。そんな“人が大好きな”町田くんが、“人が大嫌いな”猪原さんに出会ったことで、初めて“わからない感情”に向き合うことに…。まわりの人を巻き込んで動き出す、驚天動地の物語だ。
監督は、日本アカデミー賞を受賞した映画「舟を編む」の石井裕也さん。主役は、なんとほぼ演技経験ゼロの現役高校生・細田佳央太さんと、映画主演の初オーディションで見事主役に抜擢された関水渚さん。超新人の2人の主演と豪華キャストたちという前代未聞のキャスティングでも話題となった。
そんな同映画の公開記念舞台挨拶を、激レアバイトがお手伝い!
「イベントは生もの」臨機応変さを求められる現場仕事
この激レアバイトに挑戦するのは、大学生の君島あかりさん(右)と小柴一紗さん(左)。
小柴さん「この原作のファンです!私はテレビや映画が大好きで、将来はマスコミ業界に就職を考えています。今日はこの業界の雰囲気を肌で感じ、成長したいです!」
君島さん「私は大学のオープンキャンパス運営のお手伝いを毎年行なっています。その経験を生かせるよう、精一杯努力します!」
会場の映画館「丸の内ピカデリー」に到着し、まずはスタップパスを受け取る2人。これからどんな仕事が始まるのか…。ドキドキ。
現場の指示を出してくださる担当者さんと顔合わせ。当日の流れを簡単に説明していただく。
現場では予定通りに進まないことやトラブルも付き物だそうで
「イベントは“生もの”なので臨機応変に!」という担当者さんの言葉を深く胸に刻んだ。
開場時間が迫っているため説明後、すぐさま仕事に!
最初の仕事は、開場時に配るグッズの準備。
まずはバルーンの準備。
梱包されている袋からバルーンを取り出し、取りやすいように並べてダンボールに戻す。
「途中でバルーンの向きを変えないと、綺麗に入らない!」と、試行錯誤しながら並べる2人。特に細かい指示はなかったが、お互い相談しながら着実に進めていく。
次はステッカーの準備。こちらも来場者に渡しやすいように並べる。
いよいよ開場時間。今か今かとこのときを待っていた来場者たちが、一気に押し寄せてくる!
最初は圧倒されていたものの、終始笑顔で「風船をお配りしております!」と、バルーンを渡す君島さん。オープンキャンパス運営の経験が生きているようだ。
小柴さんも負けじと「ご来場ありがとうございます!」と、元気よく来場者に声をかけていく。いい調子!
こんな仕事も!?コンビニへおつかい!
次の仕事は、出演者さんやスタッフさんたちのドリンク準備!
お金を預かり、映画館近くのコンビニへ買い出しだ。
ドリンクを両手いっぱいに購入し、映画館まで戻ってきた2人。
君島さん「お…重い~!!!」
小柴さん「こんなにペットボトルを持ったのは生まれて初めてです(笑)」
ドリンクのラベルを剥がし、袋へ詰め直す。
自分たちが購入して準備したものが、出演者さんたちの手に渡ると思うとドキドキ…。
完成!
みなさんに喜んでもらえますように!
舞台挨拶会場へ潜入!激レアバイトを終えた2人の心境は?
最後は、二手に分かれての仕事。
それぞれの動きの説明を受ける2人。ここからは1人とあって緊張した面持ちだ。
小柴さんは関係者受付の仕事を任されることに。
招待メールを確認して、スムーズにご案内をする。
一方、君島さんは舞台挨拶後のフォトセッション(メディアによる出演者さんたちの写真撮影)で使われる看板をセッティングすることに。スタッフさんと入念に場所やタイミングを確認する。
扉の向こうから聞こえる会場内の歓声に、緊張した様子の君島さん。時間になりスタッフさんの合図を受け、看板を会場内へ。
会場には多くの来場者が。ドキドキしながらも、指示された場所へ看板をセッティングして完了!
その後、舞台挨拶を見せていただいた2人。自分たちより年下の細田佳央太さんと、同年代の関水渚さんの堂々とした舞台挨拶を目の当たりにし、「さすがプロ・・・」と感動するばかり。 2人にとって大きな刺激となったようだ。
この日、1日を通した感想をレポートにまとめて作業は全て終了!
仕事を終えた2人に感想を聞いてみた。
小柴さん「私、自分は人と接する職業は苦手だと思っていたんです。でも今日の舞台挨拶を見て、来場者の方がみなさんワクワクした笑顔をしていたことが印象的で、自分は人の笑顔を見ることが好きだなと思いました。
これから就活ですが、どのような形であっても人を笑顔にできる仕事に就きたいです!」
君島さん「来場者へのバルーン配布のとき、配慮が足りませんでした。しっかり目を見て声をかける、バルーンの口をつける部分に触れないように注意するなど、今思い返すと、もっと考えて出来ることがあったなと反省しています。
今回、舞台挨拶を運営する側の経験ができ、人と人が協力すること、誰かを楽しませるために周りに気を配ることの大切さを学びました。私も就職したら、人のことを考えた行動が取れる人になりたいなと思います!」
就職活動を控えた大学生が挑戦した今回の激レアバイト。この経験が彼女らの進路を決める判断材料や、社会人になってからの自信になることを願いたい。