【激レアバイト】映画「人間失格　太宰治と3人の女たち」の舞台挨拶を裏からサポートする映画バイト！　宣伝の極意を伝授され、映画の感想投稿を呼びかけ！

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今回の激レアバイトの舞台は９月14日（土）、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画「人間失格　太宰治と3人の女たち」の舞台挨拶でのお仕事だ。映画は、人気俳優の小栗旬さんが文豪・太宰治を演じ、小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちとの関係とともに描く。
採用されたのは、映画が大好きという石塚峻さんと西野つぐみさん。主要キャストが勢揃いした華やかな舞台挨拶の裏側で、宣伝スタッフさんのサポート業務に挑戦！その１日に密着した。

マル秘の「宣伝企画書」！宣伝スタッフさんから映画宣伝の極意を教わる

2人は開場前の丸の内ピカデリーに到着し、まずは関係者の皆さんにご挨拶。宣伝スタッフさんから「映画をよく知って欲しい」とマスコミ関係者に配られるプレスシートを渡される。これは、マスコミの皆さんに記事を書いていただくための作品資料で、一般には手に入らない貴重なものだ。
さらには、作品の関係者しか見られない「宣伝企画書」を見せていただいた。映画の宣伝は、映画の内容、類似する作品、監督やキャストの人気傾向などを参考に、観客層のターゲットを決め、さまざまな情報を計画的に発信していくのだという。「人間失格」は過去の類似作のデータ、SNS上での反応から、20代、30代の女性をメインターゲットに宣伝展開していると教えていただく。映画宣伝の奥深さに、感心する2人。

感想投稿キャンペーンのチラシをお客様に配布せよ！

開場時間。お客様が次々と劇場へ入っていく。「宣伝企画書」の通り、20代、30代の女性が中心だ。2人に任されたのは、お客様にツイッターやインスタグラムで映画の感想投稿を呼びかけるチラシを配布するというもの。劇場入り口の両脇に立って、すばやくチラシを手渡し、「映画の感想をSNSで投稿してください！」と声をかける。時折、劇場設備について質問される場面もあったが、劇場スタッフさんに聞きに行くなど迅速に対応。用意したチラシはあっという間になくなってしまった。

小栗旬さんを始め、豪華キャストが勢揃いした舞台挨拶を初体験

チラシの配布を終えると、2人は満席の場内へ。宣伝スタッフさんのご厚意で、映画本編の初回上映をお客様とともに鑑賞させていただけることに。さらに、太宰治役の小栗さんを始め、沢尻エリカさん（太田静子役）、二階堂ふみさん（山崎富栄役）、千葉雄大さん（太田薫役）ら豪華キャスト、蜷川実花監督が登壇した舞台挨拶も見学することができた。「R-15+」指定という大人のムードたっぷりの作品に、小栗さんは「朝から観る映画なのかは分かりませんが……。」と笑い。劇中には濃密なラブシーンがあるのだが、「小栗さんは慣れていらっしゃるかと思いきや、そうでもなかった。もっと来いやと思いました（笑）」と語る沢尻さんに会場も爆笑だった。

激レアバイトの2人は生で舞台挨拶を観たのは初めてだそう。「映像美に目を奪われました。映画を観た直後に、裏話を聞くことができて、興味深かったです。」と口をそろえた。

最後に、この日の感想を2人に聞いた。

石塚さん「宣伝企画書を見せていただいた際、映画を見に来る方には監督の作品が好き、出演者のファンであるなどさまざまな理由があり、そのニーズに合わせたPR方法があることを直接伺うことができました。また、多くの企業が映画に関わっているため、複雑なことが多く、さまざまな苦労があるのだということを知ることができました。これから就職活動を控えているので、活かせる経験や知識を得られました。」

西野さん「まさか自分が採用されるとは思わず、連絡をいただいた時は信じられませんでした。チラシを配っている時に劇場設備についてお客様から聞かれることがあって、焦ってしまいました。最初はとても緊張しましたが、物怖じしないで誠意を持って対応することが大事だと思いました。非公開の資料も見せていただき、自分の人生では考えられないくらいレアな経験をさせていただきました。」