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2025年07月16日

面接のノック回数は何回? 2回、3回それぞれの意味やドアノックの正しいマナーを解説

面接の入室時、ノックの回数は何回?ノックの仕方も合わせて解説面接室に入る時、ドアノックは何回が適切なのでしょうか?この記事では、面接の入室時のノックの回数やドアノックの仕方、そのほかドアノックに関する疑問について解説します。

面接入室時のドアノックの回数は3回

国内企業は3回ノック、外資系企業は4回でもよい

面接入室時のドアノックの回数は、3回が一般的です。面接だけでなく、就活や会社訪問、オフィスでの打合せなどビジネスのシーンでも、ノックの回数は3回です。
ただし、外資系企業では4回でも良いとされています。4回ノックする場合は、続けて打つのではなく「トントン・トントン」と2回に分けて打つようにします。

ノックの回数ごとの意味

世界標準公式マナーを示すプロトコール・マナーでは、ノックの回数を以下のように定めています。

2回ノック 空室確認(主にトイレの空室確認)
3回ノック 入室確認(親しい人や身近な人に対して)
4回ノック 入室確認(目上の人やビジネスシーン、礼儀が必要な場面、初めて訪問した場所)

プロトコール・マナーでは、外国での面接やビジネスシーンはノック4回がふさわしいマナーとなりますが、日本国内では3回が一般的です。

 

面接入室時のドアノックのやり方

2秒で3回を目安に打つ

ノックをする際は、手を軽く握り、人差し指か中指の第二関節でドアを「トン、トン、トン」と丁寧に叩きます。速さは、2秒間で部屋の奥にいても届くような強さを意識します。

強すぎ・速すぎないよう注意する

こぶしで叩くような「ドンドンドン」という強い音は、面接官を驚かせたり、雑な印象を与えやすくなります。また、音が小さすぎると、面接官に聞こえなかったり、聞こえても自信のなさそうな印象になります。テンポも、速すぎるとせっかちな印象を与えるので注意しましょう。

 

面接時のドアノックに関するQ&A

そのほか、面接の入室時のノックに関する疑問について解説します。

ドアが開いている場合はノックする?

面接室のドアが開いていたり、部屋にドアがないケースでは、ノックをする必要はありません。入る前に「失礼します」と中の面接官に声を掛けてから一礼し、入室しましょう。
入室してから、「ドアは閉めたほうがよろしいでしょうか」と確認しておきましょう。

ノックをしても返事がない場合はどうする?

ノックをしたものの応答がない場合は、2~3秒待ってから再度ノックします。それでも応答がなければドアを開け、「失礼します」と言ってから入室しましょう。
部屋の中に誰もいない場合はいったんドアを閉め、受付で確認するといいでしょう。

引き戸の場合、ノックはどうする?

引き戸の場合でも、ノックのマナーは基本的に同じです。引き戸の中央に立ち、自身の胸の高さのあたりを3回ノックし、「どうぞ」と声がかかったら、「失礼します」と言って静かに扉を開けます。どのようなドアでも同じように、丁寧な所作を意識しましょう。

 

面接の入室マナーと着席までの流れ

ドアを3回ノックする

面接室の前に立ったら、まずドアを3回ノックします。中から「どうぞ」や「お入りください」と返事があったら、ゆっくりとドアを開けて入室します。返事がない場合は、少し待ってから再度ノックしましょう。

ドアを閉めて面接官に挨拶する

入室したらまずドアの方を向き直し、静かにドアを閉めましょう。音を立てず丁寧に閉めるのがポイントです。その後、面接官の方を向いて「失礼します」と言いながらお辞儀をします。お辞儀の深さは、入室時は30度程度、面接終了時は45度程度を意識するといいでしょう。

「失礼します」と言ってから着席

面接官から「どうぞ、おかけください」などの案内があったら、必ず「失礼します」と一言添えてから着席します。この一言を忘れずに伝えることで、礼儀正しい印象を与えられます。イスを引く音にも注意して、静かに座るよう心がけましょう。

そのほか、面接時の入退室マナーの詳細は下記記事を参考にしてみてください。
面接時の挨拶マナー|受付、入室時、退室時に何て言う?

記事公開日:2024年5月27日、更新履歴:2025年7月16日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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