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2015年02月16日

花粉やウイルス、実はブロックできてない!?美人専門家に聞いた “正しいマスクのつけ方”

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今年もやってきました。そう、ニクいアイツ(花粉)が飛び散る季節。ふと気がつけば、右も左もマスク着用の人ばかり。でも、マスクって正しいつけ方をしないと意味がないってご存じですか?今回は専門家に、「清く正しく美しい」マスクのつけ方を聞いてきました。

 

日本に数人。マスクのつけ方の専門家とは

今回、話を聞いたのは、(公財)労働科学研究所の飯田裕貴子さん。日本で数人しかいない、マスクのつけ方を研究するエキスパート。マスクのつけ方の研究って、そんなジャンルがあることにびっくりです。

「マスクには、産業用と一般用があって、私が主たる研究を行っているのは産業用です。医療や工業、もしくは救急・レスキュー時などに使われるマスクですね。こうした産業用の場合、正しく着用しないと命にかかわるので、本気ですし、真剣に研究しているんですよ」と笑いながら教えてくれた飯田さん。

ちなみに、労働科学研究所内にいるマスク研究の第一人者は、エボラウィルスの封じ込め対策として、日本代表としてアフリカに派遣されているのだとか(!)。失礼しました、マスクって効果大なんですね。

 

ではさっそく教えてもらいましょう。コレが正しいマスクのつけ方だ!

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1.まず鼻のところに折り目をつけます。

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2.折りたたんであるプリーツをしっかりしっかり広げ、

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3.耳にかけて、まずは鼻から空気がモレないように、しっかり沿わせます。

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4.鼻がずれないように片手で押さえながら、あごまでしっかりマスクで覆います

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5.頬骨にそって、顔の骨格にマスクが密着するよう、軽く押しつけます

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6.マスクをつけた状態で、何回か呼吸し、空気がもれていないかを確認。

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これで完了!

 

マスクのつけ方はフィットが最重要。その理由は…

では、なぜこのつけ方になるのでしょうか。理由を教えてもらいました。

「マスクって、フィルターとフィットが大切なんです。フィルターの性能、つまり異物を除去する性能は、市販製品と産業用の差はなくなっているんですが、一方でフィットはまだまだ。産業用の場合、正しくフィットしていないと命にかかわるので、顔のサイズに合ったものを着用しますし、つけ方の教育を受け、空気がもれて、異物が入り込まないかを確認するのですが、一般でトレーニングを受ける人なんて、まずいませんよね(笑)」。

確かに、筆者もマスクのフィットなんて、意識したことはありません。そのため、エキスパートの飯田さんからみると、街ゆく人のなかには「それ、マスクの意味ないですから!」と突っ込みたくなる人がたくさんいるそうです。

きれいにフィットしていると、小顔効果も大です!

ちなみに、最近では美肌とか小顔、メガネが曇らないとか、さまざまなマスクが販売されていますが、専門家から見て美人&小顔に見えるマスクってありますか?

「きちんとサイズが合ったものを選ぶことが大前提。すべてはフィットしているかどうか、です。メーカーごとにサイズが異なるので、まずは顔に合ったものを選んでください。マスクが顔にフィットしていれば、シュッとおさまるので、小顔効果も期待できるのではないでしょうか」。

どうやらマスク美人へのカギも、フィットにあるようです。ちなみに、きちんとフィットしていれば、花粉対応メガネ&マスクで花粉を除去できるため、薬いらずになるのでは、と分析されています。また、メガネが曇る現象も、正しくつけられておらず、空気が漏れているから起きるとのこと。メガネっ子は専用製品でなくても、まずは正しいつけ方をマスターしたいところですね。

災害に備えて、1人1枚の勝負マスクを用意しよう

最後に、どんなマスクを買ったらいいのか迷うという人に、オススメのメーカーを教えてもらいました。

「日本の興研、重松製作所、海外だと3Mの3つは、産業用のマスクも開発していて、性能も高く、ドラッグストアなどでも入手しやすいはず。これらのメーカーから出ているちょっと高いもの、私は勝負マスクと言っているんですが、これを家庭にぜひ常備してほしいんです。地震や土砂災害、噴火など、災害時にマスクは役立ちます。備蓄用品のなかにぜひマスクを!」と熱弁してくれた飯田さん。
左上が興研製、右上がシゲマツ製、下の折りたたみ式が3M製

先生のオススメマスク。左上が興研製、右上がシゲマツ製、下の折りたたみ式が3M製

また、単に備えるだけでなく、ヒモの長さを調節して、マスクをつける訓練をしてほしいとのこと。小さな子どもがいる筆者からみると、災害時にウィルスに負けることはできないし、防災用マスクって必要かも。今日、さっそく勝負マスクを買いに行こうと思います!

【取材協力】労働科学研究所

【災害時の正しいマスクのつけ方】

https://www.youtube.com/watch?v=bXZz9GGdpMo

※使い捨てマスクのつけ方は1:50〜

文・撮影:嘉屋恭子