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2015年02月20日

カフェバイトを続けた結果、ラテアートの技術がプロ並みに。手に職をつける喜びを知った時に観たい映画3選

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©2007 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.ALL RIGHTS RESERVED.

バイトで一生懸命練習したラテアートが成功! 努力が実って技術が身に付いたときにこそ観たい映画をコトブキさんがチョイス。ますますバイトを頑張れる作品ばかりです。

『幸せのレシピ』

幸せのレシピ、ブルーレイ2500

「若いうちの苦労や努力は絶対に将来の糧になる!(コトブキツカサ/以下同)」

「映画の舞台が飲食店なので、飲食バイトの方は共感できる部分がたくさんあるかなと思い選んでみました。もちろん、舞台だけでなくストーリーもおもしろい。レストランの料理長を務める主人公は料理の技術はピカイチだけど、気が強すぎて人間性にやや問題アリ。でも、この人、すごく頑張り屋さんで苦労しながら技術を磨いてきたわけです。

よく『若いうちの苦労は買ってでもせよ』なんて言葉がありますけど、これはホント。なんて言っても、10代、20代の皆さんにはまだ分からないと思います。実際、僕も20代の頃はまったく分からなかったですし。でも、40代にもなると、あの時、苦労してでも努力しておいて良かったとしみじみ思う。だから、ラテアートの技術を努力して習得したことは、これからの人生において絶対に糧になります。この映画はそんな努力を続けてきた女性が、仕事だけでなく他のことにも幸せを見出していく話。ひとつのことを苦労して乗り越えた先には、いろいろな幸せがあることを教えてくれますよ」

【あらすじ】
人気レストランの料理長であるケイトは腕前は抜群だが気が強く人と衝突してばかり。しかし、孤児となった姪を引き取ったり、新しく入った副料理長と出会ったり打ち解けたりする中で、少しずつ生き方に変化がおとずれる。

製作国:アメリカ
製作年:2007年
キャスト:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/アーロン・エッカート/アビゲイル・ブレスリン
発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
ブルーレイ ¥2,381+税/DVD ¥1,429+税

『舟を編む』

プリント

©2013「舟を編む」製作委員会

「マジメはつまらなくない。おもしろいものなんです」

「物語は、出版社に勤める松田龍平さん演じる主人公がコツコツと15年をかけて一冊の辞書を作る過程を描いていますが、この主人公がマジメの一言。コミュニケーション能力がまったくなく、社内から変わり者扱いされていますが、仕事に対して、とにかくひたむきで真剣なんです。

でも、マジメじゃない人が成功したって話、僕は聞いたことがありません。成功した人はみんなやりたいことに対して真摯にマジメに取り組んできた人ばかりです。それを表しているのがこの作品。“マジメな人”と聞くと“つまらないヤツ”“おもしろみのないヤツ”と捉える人がいるかもしれませんが、決してそうではないことが、この映画を観れば分かります。

きっと、ラテアートの技術を習得するにはコツコツとマジメに練習をしたはずです。そんな自分と重なる部分があるでしょうし、これからますます技術を高めたいと思うなら励みにもなるはず。キャッチコピーが『マジメって、おもしろい』なんですが、まさにその言葉通りの映画ですね」

【あらすじ】
出版社の営業部につとめる主人公が言葉のセンスを見出され、新しい辞書『大渡海』の編纂に加わることになる。15年に及ぶ編纂の様子や仕事に対する思い、私生活での人間模様を丁寧に描き出す。

製作国:日本
製作年:2013年
キャスト:松田龍平/宮﨑あおい/オダギリジョー
発売元:アスミック・エース
販売元:松竹
通常版DVD:3,800 円+税/ブルーレイ:4,700 円+税

『キューティー&ボクサー』

©2013 EX LION TAMER, INC. All rights Reserved.

©2013 EX LION TAMER, INC. All rights Reserved.

「クリエイトを続ける大変さと、その先にある楽しさを知れ!」

「実際にラテア―トを作っている方を間近で見たことがありますが、“アート”とついているだけあって芸術家と言っても過言じゃない。芸術家というと華々しく大成した人を思い描きがちですが、街の片隅にも芸術家はたくさんいるんです。そんな芸術家つながりでこの映画をオススメしたい。NY在住の現代芸術家、篠原有司男さんと同じくアーティストの妻、乃り子さんの生活を映したドキュメンタリーで、アカデミー賞にノミネートされた作品。

篠原有司男さんは、1960年代に日本で活躍していたのですが、攻めの姿勢でNYに渡ります。とはいえ、なかなか評価されずに生活に困窮しているほど。でも、有司男さんは80歳という年齢ながらもアーティスト活動を続けているんです。彼は何があっても死ぬまで芸術家であることを選んで邁進している。この映画を観れば、何かをクリエイトして続けることの大変さ、でもの先にある楽しさがひしひしと伝わってくると思います。有司男さんに習って、ラテアートの技術を80歳まで追究しなくては!と思えるかもしれません」

【あらすじ】
NYに暮らす日本人夫婦アーティストの日常、40年に及ぶ結婚生活をありのままにおさめたドキュメンタリー。芸術家の刺激的な創作活動だけでなく、生活することの大変さ、葛藤までを赤裸々に映し出している。

製作国:アメリカ
製作年:2013年
キャスト:篠原有司男/篠原乃り子/篠原アレクサンダー空海/イーサン・コーエン
発売元/キングレコード+パルコ
販売:キングレコード
DVD通常版:¥3,800+税

 

【番外編】
コトブキ的、今月グっときた新作映画

毎月、何十本も新作映画を鑑賞しているコトブキさんが、今月一番ササった1本を厳選紹介!

『はじまりのうた』

©2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

©2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

「“音”を“楽しむ”という音楽の原点を教えてくれる」

「キーラ・ナイトレイとMaroon5のヴォーカル、アダム・レヴィーンがミュージシャンカップルなんですが、彼が先に売れてしまい失恋。そんな失意の彼女が再び音楽に向き合っていく物語。僕が大好きなのはビルの屋上でみんなでギグをするシーン。それぞれが人生に問題を抱えていますが、音楽を通じてひとつになっていく姿がとてもいいんです。音を楽しむと書いて音楽と読みますが、まさにその原点を描いていると思いますね。また、エンディングからはじまりとなる未来に向かったラストもすがすがしい!」

■映画情報
シネクイント、新宿ピカデリーほかにて全国公開中
配給:ポニーキャニオン

■Profile

Kotobukitsukasa_TIFFコトブキツカサ
映画パーソナリティ

1973年生まれ、静岡県出身。年間500本以上、累計10000本以上の映画を鑑賞。SBS「Soleいいね!」tvk「映画のウィスプ」などテレビレギュラー出演の他、「週刊プレイボーイ」「メンズクラブ」など雑誌、webなどで映画関連コラムを多数連載。日本工学院専門学校 放送・映画科にて非常勤講師も務めている。
【公式Twitter】@kotobukitsukasa で検索。

インタビュー・文:中屋麻依子