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2015年03月21日

案外売れる!?初めてのフリマ出店レポート【出店当日編】

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(前回の記事はこちら)
案外売れる!? 初めてのフリマ出店レポート【出店準備編】

さて、大井町競馬場で行われるフリーマーケットに出店することになった、私と友達2名。
迎えた当日、私は一足先に現地で受け付け。場所はスタッフの人が選んでくれた、会場入り口からすぐの場所でした。

まさかのいきなり大勢のお客さん来店に大慌て!

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そして、品物の入った箱を開けた途端、早くもお客さんが来店。1人が来ると2人、3人とどんどんお客さんが増え、「これはいくら?」「こっちは何?」さらには「まとめて買ったらいくら?」という値切り交渉まで始まり、「ちょっと待ってくださいね~」と大わらわの状態でお客さんの対応をしました。

友達到着で本格的に店開き

2_Rそうこうするうちに、援軍の洋服販売組の友達2人がやってきて、こちらも店開き開始。引き続き来るお客さんに私が持ってきた品物を売りつつ、敷物を敷いて洋服を並べます。本来は、物干しロープを前からうしろに渡してハンガーにかける予定でしたが、与えられた場所に引っかけられるところがなかったことから、急きょ下に置くことに。

3_R物干しロープは縦につるし、目を引くようなものをひっかけることにしました。

4_Rこれで店開き完了です!

お客さんは午前中の早い時間にドッとくる!

5_Rどうやらここは早朝から来る人が多い様子。開店から2、3時間が勝負タイムでした。
10時を過ぎると少しゆったりしてきて、趣味の合うお客さんと話し込むことも。ただ、1人での出店となるとその間に来てくれたお客さんを逃す可能性もあるので、なかなか難しいかもしれません。

お昼を待たずして、生活雑貨は完売!洋服もどんどん売れてうれしい悲鳴

6_Rさて、私が持ってきた生活雑貨は11時ごろには完売。
というわけで、洋服の並べ方を変え、私が持ってきたダンボールも使いながら、デニム素材のものを「いちおし商品」として目立つところに置くようにしました。
こちらも盛況で、お昼過ぎには以下の通り…。

7_Rちなみに開店当時は…

4_Rこんな感じでした。

もっと苦労するかと思っていましたが、洋服の値段が100円、300円と安価だったこともあり、品物はどんどんなくなっていきました。

店じまいは売り切るまで粘るか、自分たちで終了時間を決めるか

8_R結局、最後に残った洋服はすべて100円にし、13時半ごろには40点近くあった洋服も残り8点となりました。お店の撤収時間は16時でしたが、3人で相談した結果、かなりの達成感も得たし、人通りも少なくなってきたし…というわけで、売り切れなくても14時で店じまいしようということに。
最終的には売れ残ったものもありましたが、時間が来たので終了。ほかのお店も14時ごろにはすでに撤収していたり、店じまいの準備を始めていたりという感じでした。

なるべく多く売るための工夫とは?

9_R私が持ってきた商品がすべて売れたので、ほかのお店も見てみました。
まずは靴屋さん。最初は1000円で売っていたそうですが、11時からはタイムサービス!大井競馬場でのフリマには何度か店を出しているそうで、午後は客足が伸びないことを見越したうえでの「戦略」とのことでした。

10_Rこちらは古着屋さんですが、日本語以外に英語や中国語でも値段表示をしています。外国人のお客さんも多いため、このようにしたとのこと。私たちのブースにも中国の方が何度かいらっしゃいました。

11_R大井競馬場のフリマはプロの業者の人たちもお店を出しています。そんな中でなるべく多く売るために私たちも以下のような工夫をしました。

【工夫したこと】
1)値段が分かりやすいディスプレイにする

洋服はハンガーにつるすのではなく、直置きになってしまいましたが、「このコーナーすべて100円」「このコーナーすべて300円」のように、値段ごとに場所を分け、POPを作りました。
生活雑貨はクリップで色分けして、値段が分かるようにしました。
2)お客さんが入ってきやすいように、何を売っているのか、いくらで売っているのかを大きな声で言う
ほかのお店では、商品を並べて出店した人は後ろで黙って座って見ている、と言うところが意外と多かったのですが、私たちは「レディースウェア100円で販売してまーす。どうぞお手に取ってご覧くださーい」などのように、買う人が来る方向に向かって声掛けをしました。
3)お客さんが来たら、こちらから話しかける
商品を手に取ってくれた人がいたら、「これいいですよねー」と言いながら、使い方の提案をしたり、洋服なら合わせ方やデザインの特徴を伝えたりして「買う気」にさせるようにしました。
4)「世間話」も大事
3)は普通のショップでもやっていますが、フリマで大事なのは「世間話」。単に商品をアピールするだけでなく、お客さんから話しかけられたら積極的に応じるフレンドリーさも見せると、「お姉さんいい人そうだから、これも買うわ」ということになったりしました。

そんなわけでお客さんとのやり取りも楽しく、また自分たちにとっては要らないと思っていたものが、欲しいという人の手に渡るのはうれしい経験でもありました。
なお、大井競馬場など東京リサイクル運動市民の会が開催するフリマでは、売れ残った衣類を回収し、チャリティー販売をして植林活動に役立てているとのこと。持ち帰るのが大変な時にはこうしたリサイクルをお願いすることもできます。

自分だけでは売りたいものが少なくても、友達と一緒ならそれなりにまとまったお店もできます。まずはフリマ情報をチェックしてトライしてみて下さい!

【お知らせ】
■記事をプリントして持っていくと出店料特別割引!(2015年5月まで)
今回は東京リサイクル運動市民の会のご厚意により、「大井競馬場BIGフリーマーケット(4月より「TOKYO CITY FLEA MARKET」に改称)」に初めて出店する人には特別値引価格で出店できることになりました。
この記事の1ページ目(準備編でも可)をプリントして持っていくと(記事をスマホ等で見せるのは不可)、5月いっぱいまで、出店料を車・手持ちとも1200円引き(1ブースのみ。2ブース以上は通常料金。車でのファストブースチケットは対象外) に加えて、年会費500円を無料にしていただけます。ぜひ活用して下さいね。

文:北舘和子 企画:エフェクト

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