夢が近づくウィッシュリストとは?作り方や思いつかないときのヒントまで
忙しく過ぎていく毎日の中、本当にやりたいことって何だっけ?と立ち止まることもあるはず。今回は、夢や願望を明確にし、実現に近づける方法としておすすめなウィッシュリストを紹介します。書き出すことで自分で思ってもみなかったウィッシュ(願い)が見つかるかもしれません。
ウィッシュリストとは
ウィッシュリストとは自分の願い(ウィッシュ)を書き出してリスト化したものです。自分が叶えたいことや、やりたいこと、夢や興味があることなどを思ったままに書き出すことで、心の中にある本当の自分の願望がわかるというもの。「やりたいことリスト」「夢リスト」などとも言われています。
ウィッシュリストを作る効果
無意識の夢や本音に気付きやすい
頭の中にぼんやりと浮かぶ願いを書き出すことによって、客観的に考えられ「本当にやりたいことは何か」が明確になっていきます。また、願望を書いていくうちに、どんどん紐づけられていき普段は意識していなかった本音や子どもの頃の夢に改めて気が付いたりと、自分のことを深く知れるのも大きなメリットです。
メリハリのある日々が過ごしやすい
やりたいことが見えてくると、その夢に近づくために何をすればいいか優先順位が見えてきて、実現するための具体的な行動に移せるようになります。行動を始めるとモチベーションが上がり、メリハリのある日々が過ごせるはず。そして、ウィッシュリストが少しずつでも形になったり、叶えられていくと達成感が得られ、ますます楽しくなると共に自然と自己肯定感が高められていく効果もあるようです。
「やりたいことがない」「毎日、目の前のことだけに追われている」と悶々としている人は、ぜひ、ウィッシュリストを書き出して頭の中を整理するのがおすすめです。
ウィッシュリストの書き方・作り方
それでは、ウィッシュリストはどうやって書けばいいのか。誰でも簡単にできる書き方を紹介します。
叶えたいことを100個書き出す
ウィッシュリストはできるだけ多く書き出すことで、これまで忘れていた願いややりたかったことが明確になる利点があります。「100個なんて考えつかない」と思うかもしれませんが、小さなことでも問題ありません。例えば「週に3回湯船につかる」「〇〇ちゃんと遊ぶ」「気になるパン屋さんに行く」など叶えたいこと、やりたいこと、興味があることを思いついた順にどんどん書き出してみましょう。制限は設けずに今、思いついたことを楽しみながら自由に書いてください。
できる、できないは気にしないで書く
大切なポイントとして「達成できる」「達成できない」と先のことは考えず、今、やりたいことを書くようにしましょう。「できる・できない」を考えてしまうと、現実的になってしまいワクワク感が薄れてしまいがち。やりたいことがバラバラでも、小さな願いでも大きすぎる願いでも何でもOK。重要なのは書き出しているときに自分がワクワクして楽しい気持ちでいられるかです。
ある程度の時間制限を設けて書く
書き出す際は時間を決めておくのがいいでしょう。20分で書ける人もいれば、数時間かかる人もいると思いますが、時間制限がないとダラダラと書いてしまう可能性があるため、1時間程度を目安に集中して書くのがおすすめ。最初のうちは、スラスラと書けると思いますが100個書くうちに、思い浮かばなくなり途中で手が止まってしまった…なんてことも。でも、そこでやめずに書き出し続けることで、記憶の底にあった昔の夢や、忘れていた本当にやりたかったことが出てくるかもしれません。
手帳や専用ノートなど書きやすいツールを用意する
書き出すのは手帳やノート、スマホ、専用アプリ、単語帳など、自分が書きやすいと思うツールを用意してください。このとき注意したいのは、書いた後にいつでも読み返せるようなツールを使うこと。手書きのほうがイメージが湧きやすい、スマホだといつでも読み返せる、専用アプリだとステップが設定できてラクなど、それぞれのメリットがあるため、自分が書きやすく、かつ読み返しやすいツールを選びましょう。
ウィッシュリストの一例
何を書けばいいのかイメージがつかない人のために、ウィッシュリストの一例を紹介します。
1. 北海道にスキーに行く
2. ハーフマラソンを完走する
3. 〇〇の推しライブに行く
4. 5キロのダイエットに成功する
5. 女子力高いワンピに挑戦
6. 彼氏を作る
7. 地元の友達に会う
8. 肉じゃがを作れるようになる
9. 猫カフェに行く
10. 小説を書いてみる
11. 富士山に登る
12. 自分の意見をはっきり伝える
13. いちいち落ち込まないようにする
ウィッシュリストが書けないときのヒント
一例を見てイメージがついたでしょうか。それでもなかなかウィッシュリストが書けない、思いつかないというときはジャンルごとに書いてみましょう。友達、勉強、恋愛、おしゃれ、自分の性格、食べたいもの、趣味など分けて考えると、思い浮かびやすくなります。やりたいことのジャンルは偏りがちになる可能性も大きいため、ジャンルを細かく分けると視野が広がり、意外な自分の一面を発見できるかもしれません。
友達、勉強、恋愛、おしゃれ、自分の性格、食べたいもの、趣味など
ウィッシュリストは暇を見つけて読み返す
ウィッシュリストは書いて終わりではありません。何度も読み返すことで、潜在意識に働きかけ願いが叶いやすかったり、行動に移しやすいという利点があります。せっかく書き出しても、日々の忙しさにかまけて、やりたいことや行動に移すのを忘れてしまうこともあるでしょう。でも、読み返せば書いたときの気持ちを思い出し、初心に戻るはずです。自分が読みやすいツールを選び、定期的にウィッシュリストを見返してみましょう。