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2015年04月22日

立ちっぱのバイトで足パンパン!? 5分でむくみを解消するプロの技

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一日バイトを頑張った日、さて帰ろう!とパンプスやブーツに足を突っ込むと、(あれっ入らない…!)ってこと、ありますよね(泣)。むくんだ足は頑張った証。だけど女の子たるもの、そのまま放置なんてできない!

ということで、“ふくらはぎマッサージ”の普及などで注目を集める、日本ゾーンセラピー協会・大谷由紀子先生に、立ち仕事でむくんだ足にスグに効く、応急措置的むくみ解消法をレクチャーして頂きました!

階段で伸び縮み運動

1.手すりやテーブルに手を置いて体を支えながら、足の前半分で、階段などの段差に乗ります。

1.手すりやテーブルに手を置いて体を支えながら、足の前半分で、階段などの段差に乗ります。

2.足の後ろ半分を上げたり…

2.足の後ろ半分を上げたり…

3.下げたりするのを10回ほど繰り返しましょう。

3.下げたりするのを10回ほど繰り返しましょう。

効果:「ふくらはぎを伸ばしたり縮めたりすることで、下に溜まった血液を上に戻すことができます。血行の流れが良くなる=むくみを取ることにつながるんです。これならアルバイトの休憩中などに、身近な段差を使って簡単にできますね。危険なのでヒールのある靴は脱ぎましょう!」

足首クルクル運動

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立ちながらor座りながら、足首を10回ずつクルクルと回すだけ!

立ちながらor座りながら、足首を10回ずつクルクルと回すだけ!

効果:「くるぶしに溜まりやすい血液を流すことで、むくみの解消に繋がります。本当に簡単だけど、これが結構重要なことなんですよ!」

わ~、2つともこれならすぐにできそう!と思える手軽さですね。早速、今日のバイト中や帰り道に試してみて♪

さらに、バイトで疲れてもう動きたくないときも、明日に備えてしっかりむくみは取っておきたいですよね。そこで、夜寝る前におススメのむくみ解消法も、合わせて教えて頂きました!

足組みふくらはぎマッサージ

1.寝転がって足を組みます。 2.下にした足のひざを使い、上に乗せた足のふくらはぎを揉みます。 3.逆の足も同じように行いましょう。

1.寝転がって足を組みます。
2.下にした足のひざを使い、上に乗せた足のふくらはぎを揉みます。
3.逆の足も同じように行いましょう。

効果:「お風呂上がりの、体が温まっている時にやるのがベスト。膝の程よい刺激で血流を良くします。お風呂の中で、ふくらはぎを下から上に流したりするのも効果的ですよ」

なるほど~。こちらも“ながら”でできるので、簡単に続けられそうです! 

でもそもそも足って、むくむと嫌だな~とは思うけど、特にケアしていない人も多いのでは? むくみ対策がどのくらい大切なことなのか、大谷先生、教えてください!

むくみを放置すると、肩こりや腰痛、免疫力低下の原因に

「あまり知られていませんが、足の血液が滞ることは、足だけでなく全身に関わるとても深刻な問題。血液やリンパ液が滞るということは、老廃物や汚れたものが流れないということなので、肩こりや腰痛、それから免疫力も落ちて病気になりやすいんです。ちなみに四足歩行の時代は、心臓病もなかったと言われています」

――むくみって実は怖いものなんですね…。では先生から見て、若い方の行動で気を付けた方がいいと思うことはありますか?

「立ち方・歩き方は気になりますね。片足立ちは良くないので、下腹部に力を入れて両足で立つことが大事です。歩く時も骨盤を引き締めて、腹部に力を入れて歩くのが◎。実はこれができていないと、下腹部がしっかりしないので、いわゆる“ヤンキー座り”ができないんですよ。だから今は、地べたに座っちゃうんですね」

――た、確かに言われてみたら、しゃがむのって意外と難しいかも…。

「それから靴選びも大事です。ピンヒールや厚底の靴で足の裏を使えていなかったり、膝を曲げたまま歩いたりしているのは良くないですよ。また今の時代は、洋式トイレやエスカレーター、街中に広がるコンクリートの影響で、足に悪いクセを付けてしまう環境が多いんです。

女の子にとって深刻な、冷えや生理不順、不妊症にも繋がることなので、少しずつ気にして足をケアしてほしいですね。最近はふくらはぎマッサージのブームも起こっているので、これを機に多くの方に見直して頂ければいいなと思います!」

大谷先生、ありがとうございました!

正直、これまで足の健康がそんなに重要だとは思っていませんでした。これからは気をつけなくちゃ!皆さんも、すぐできる動きから取り入れて、足から健康で快適(&スタイル抜群♪)な生活を目指しましょう!

文:磯まや 企画:エフェクト

■取材協力■
大谷 由紀子 先生

中国、ドイツ、タイ、アメリカなどで、足マッサージや催眠療法など多彩なセラピーを精力的に学び、足裏の反射区療法に心の問題を取り入れた、独自のゾーンセラピーを確立。日本ゾーンセラピー協会を設立し、サロンでの施術やスクールの開業などを行っている。著書に『「ふくらはぎをもむ」と超健康になる(マキノ出版)』がある。

日本ゾーンセラピー協会
http://www.zone-therapy.net/index.html

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