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2016年03月13日

3月13日はサンドイッチの日。食パンの厚さ、たまごサンド…関東と関西の違いを徹底的に調べてみた

メイン
バイトの前の腹ごしらえに、サンドイッチを食べる人も多いのでは? 3月13日は「1」が「3」にサンドされていることから、「サンドイッチの日」と言われています(ちなみに、サンドイッチの生みの親、英国のサンドウィッチ伯ジョン・モンタギュー伯爵の誕生日「11月3日」もサンドイッチの日と呼ばれています)。ところで、老若男女から親しまれるサンドイッチに、「関東」と「関西」で違いがあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、関東と関西のサンドイッチの違いを詳しく調べてみました。

1.関西はもっちり厚切りが好き!? 関東と関西で食パンの厚さが違うらしい

食パン1
「粉もの」文化で知られる関西地方は、もちろん「食パン」も大好き。総務省統計局が2015年に調査した一世帯当たりの「食パン」支出金額、全国でもトップ層はすべて関西。関東4都市(東京都区部、さいたま市、横浜市、千葉市)の年間平均購入金額が約9340円であるのに対し、関西4都市(京都市、大阪市、神戸市、奈良市)では約1万1822円にもなります。
 
そんなパン好きが集まる関西では、食パンは断然「厚切り」が主流なのです。サンドイッチに使う食パンも関西では5枚切りがポピュラー。一方、関東ではほとんどが6枚切り、8枚切りです。この違いは「食感」の好みに由来するそうです。

「徹底比較! 関東人と関西人: 性格から衣食住の好みまで」(日本博学倶楽部)によると、お好み焼きやたこ焼き、うどんなどのモチモチとした食感を好む関西人は、食パンももっちりとした食感を楽しめる厚切り志向なのだとか。

厚切りのパンで作るサンドイッチは、ボリューム満点。「安くてうまくてお腹いっぱい」なものが多く、コストパフォーマンスに厳しい関西では、サンドイッチのレベルも上がるのかもしれませんね。

2.定番のたまごサンドにも地域差が。「ゆで卵」派と「厚焼きたまご」派?

たまごサンド1
サンドイッチの中でも人気が高い「たまごサンド」。ゆで卵をつぶして塩、コショウ、マヨネーズであえたたまごサラダをたっぷり挟む定番商品です。ところが、関西ではこのたまごサンド、たまごサラダではなく「厚焼きたまご」を使うというのです。パンに厚焼きたまご、ちょっと想像しづらいですが、関西の喫茶店では定番メニューのようです。
京都の「志津屋」や「スマート珈琲店」、大阪の「喫茶マック」のたまごサンドは、どれもふんわり焼き上げた厚焼きたまご。ちなみに、東京でもこの「厚焼きたまご」を挟んだサンドイッチが食べられます。それが麻布十番にある「天のや」ですが、実は大阪発祥のお店なのです。

さらに、コンビニチェーン大手の「ローソン」では、近畿地方限定で「ハムと玉子焼きのサンドイッチ」を発売しています。また、ファミリーマートでは「たまご焼サンド」として、厚焼き玉子のサンドイッチを全国で販売しており、今後、関西発祥のたまごサンドが全国にじわじわ広まりそうな予感です。(2016年3月時点)

3.東は豚肉、西は牛肉。東西の肉文化が現れるカツサンド

カツ
関東は「豚肉」文化、関西は「牛肉」文化、と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。日本で広くお肉が食べられるようになったのは明治維新以降のことですが、関西では牛が農作業に使われていたこと、東京では明治時代に洋食文化が広まり、豚肉を食べる習慣が広まったことなどが、その背景にあります。
たとえば、「肉じゃが」に使う肉も、関東では豚肉、関西では牛肉が多いといった具合です。

その肉文化の違いは、カツサンドにもありました。大阪の洋食店「新世界グリル 梵」の看板商品は「極上ビーフヘレカツサンド」(一人前2100円)。さらに、「京都の朝はイノダから」でおなじみの京都の老舗喫茶店「イノダコーヒー」にも「ビーフカツサンド」(1880円)がちゃんとメニューに並んでいます。
牛肉を使っているため、お値段ははりますが、ちょっと贅沢な気分に浸りたい時には、いいかもしれませんね!

4.ホットドッグのキャベツがカレー味!?

ホットドッグ
ホットスナックとしてもおなじみの「ホットドック」。キャベツとソーセージを挟んだものをよく見かけますが、関西ではこの「キャベツ」がちょっと違います。なんと茹でた(もしくは炒めた)キャベツにカレー粉をまぶした「カレー味のキャベツ」を使うのです。

そもそも、ホットドックが日本に入ってきた当初、ピクルスやザワークラウトは高級品でなかなか安価に入手できなかったため、その代わりとして「カレー味のキャベツ」を使っていたのだそうです。そして、関西ではカレー味のキャベツがその後も愛されている、というわけなのです。

カレー味のキャベツ入りホットドックは、喫茶店でもホットドック専門店でもわりと一般的なようです。また、「ローソン」でも、かつて近畿地方限定で「カレーキャベツ入りホットドッグ」なるものを販売していました。(2016年2月29日で販売終了。2016年3月現在)

要するに、カレー味のホットドックというわけで、味を想像しても美味しそう。夏など食欲が落ちる季節には、スパイシーなカレーの風味が食欲を刺激してくれそうですね。

5.関西は甘辛味好き!? 「照り焼きバーガー」の売り上げは関西が一番

teriyaki hamburger
米国生まれのハンバーガーに日本のテイストをプラスし、今や定番の「照り焼きバーガー」。甘辛い醤油ダレを使ったハンバーガーは外国人のファンが多いですが、ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」によると、同社の定番商品「照り焼きバーガー」の売上は、関西地方がトップなのだそうです。(2009年時点)
たしかに、関西ではお好み焼きやたこ焼き、串カツ、焼きそばなど、甘辛くてどろっとしたいわゆる「どろソース」をたっぷりつける食べ物が多い気がします。モスバーガーの担当者のコメントでも、「お好み焼きやたこ焼きなど、「甘辛のソース味」が大好きな関西人には、照り焼きソースの甘辛い味を好むのでは」とのことでした。
これから関西発の「甘辛」サンドイッチでヒット商品が誕生するかもしれませんね。

いかがでしたか。
普段何気なく食べているサンドイッチですが、関東と関西でこんなに違いがあるなんて面白いですね。皆さんも、今日はいつもと違ったサンドイッチを試してみてはいかがでしょうか。

総務省データ:「家計調査結果」(総務省統計局) 平成28年2月16日 家計収支編(平成27年(2015年)平均)より集計
参考資料:「徹底比較! 関東人と関西人: 性格から衣食住の好みまで」日本博学倶楽部