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2016年03月16日

読書術の講師も実践している、1日1冊本を読めるようになる“たった3つ”のステップ

cat reading a book on her arms
あなたはこの一ヶ月で、何冊の本を読みましたか?

「国語に関する世論調査」(文化庁)によると、1か月に1冊も本を読まない人が47.5%なのだとか。
逆にいえば、52.5%の人は月1冊は本を読んでいることになります。
月1冊読めば、1年で12冊。
この1年で12冊読んだ人と、全く読んでいない人とでは、大きな差がついているのです。

しかし、読んでいないあなたでも挽回する方法があります。
いまから毎日1冊読めば良いのです。

「そんなことできるわけがない」と思ったあなたも大丈夫。
1日30分もあれば1冊読むことができる方法を、マインドマップ読書術 講師の私ホラノコウスケ(@kosstyle)が紹介します。
通学中の電車や食後、就寝前などにサクッと1冊読んでしまいましょう。

※今回紹介する方法は物語の本ではなく、ビジネス書・自己啓発書が対象です。

ステップ1.「まえがき」「はじめに」を読む

girl reading book at home in morning sunlight
あなたは本を読むとき、「まえがき」や「はじめに」を読み飛ばしていませんか?
「まえがき」「はじめに」に重要な内容が書かれていることが多くあります。
長くても20ページ程度の場合がほとんどです。面倒くさがらず、ここはしっかり読みましょう。

ステップ2. 目次をしっかり読む

Reading book
意外に思うかもしれませんが、目次はとても重要です。
目次が充実している本は、本の内容が箇条書きでまとめられているようなもの。
それを読めば、その本の内容がだいたい分かってしまうのです。
目次を飛ばさず、しっかり読みましょう。

ステップ3. 気になる箇所だけ読む

Brunette reading a book while relaxing in the hammock at the beach
ステップ1〜2と読み進めるうちに、本の中身が気になってきます。
あなたの脳は焦らされて、「早く読みたい!もっと知りたい!」とムズムズしているはずです。

しかし頭から順に全て読もうとすると時間もかかるし、途中で挫折してしまうことも…。
そこでオススメするのは、目次を見て気になった箇所だけを読む方法です。

たとえば、架空の本『バイトがあなたの人生を変える』に以下の目次があるとしたら。

はじめに:もっとバイトを楽しもう! 5

第1章 あなたに合ったバイトを選ぶ
 バイト探しはタウンワーク 20
 バイトを探す前に自問したい3つのこと 23
 スイスイと履歴書が書ける方法 27
 面接がビックリするほどうまくいく3つの心得 32
第2章 バイト初日はこうすべし
 初めて行くバイトで緊張しない方法 36
 みんなとすぐ友だちになるには 45
第3章 バイト先で人気ものになる
 キーワードは◯◯! 52

本は必ず前から順番にすべて読まなければいけない、ということはありません。

あなたがもし第2章の「初めて行くバイトで緊張しない方法」が気になる!と感じたなら、36ページへ飛んでそこだけ読めばよいのです。

そのようにして1冊あたり3〜5箇所くらい読めば充分でしょう。
欲張らなくて良いのです。

気になる内容や素敵な言葉に出会ったらメモしておくのも忘れずに。
私はマインドマップという方法でメモしますが、ノートやスマホに箇条書きでメモしても良いでしょう。

本『マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)』

1か月間、毎日1冊読んでSNSに投稿してみる

Man reading an ebook or tablet in a coffee shop
上記1〜3だけなら、早い人は30分で1冊読み終えることができます。
ためしにこの方法で1か月間、毎日1冊読んでみてください。
「買った本を全部読まないのはもったいない」と感じるなら、図書館で借りればOK。

そして、ツイッターやフェイスブックに読んだ本の感想や良かった内容を投稿しましょう。
時間をかけず、思ったことをササッと書けば大丈夫。たとえばこんな感じです。

【2016年10冊目】本『バイトがあなたの人生を変える』を読んだらバイトしたくなった!特に「初めて行くバイトで緊張しない方法」に書かれていた「呼吸をゆっくりにする」が参考になったな。バイトする勇気が湧いた!

これを毎日続けると友だちから、

「毎日読書してるね?スゴイ」
「この本、面白そう!」

などと反応がもらえるようになると思います。そうなれば、ますます読書が楽しくなりますね。

Group of Students
本を全部読まないのはズルしているように思えるかもしれませんが、読まないよりマシ
この方法でも毎日読書しているうちに、あなた自身から出てくる「考え」や「言葉」が変わるのを感じられるはずです。

何か困りごとがあるとき、「あ、あの本にこう書いてあったな」と気持ちを切り替えたり、前向きな考え方が浮かぶことが増えます。

バイト仲間から悩み相談をされたら、「それならこの本を読んでみるといいよ」とオススメ本を紹介して仲間を元気づけることができるかもしれません。

友だちとの雑談中、「そういえば、心理学の本に書いてあったんだけどさ…」などと話せる、話題豊富な自分になっていくのです。

タイトルや表紙を見て気になる、読みやすそうな本を選ぼう

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「どんな本を読めば良いだろう?」と悩んでしまう人もいるかもしれませんが、難しい本を読む必要はありません。

図書館や書店でタイトルや表紙・目次などを見て、気になる本・読みやすそうな本を読めば良いのです。

テレビに出ている人の本なら、普段読書しない人でも興味を持って読めるかもしれません。
厚切りジェイソンさんの本『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』や、

メンタリストDaiGoさんの本『不安を自信に変える「逆転の発想術」 (あなたの人生に役立つ24のメンタリズム)』はきっとあなたの役に立つはず。

同じテーマの本を5冊読んでみる手もあります。
例えばコミュニケーションについての本を5冊連続で読めば、あなたはコミュニケーションについてちょっとしたモノ知りなれるでしょう。

たまにサボってしまっても、また次の日から読めば大丈夫。
通学中の電車や、自宅でサクッと読むも良し。
カフェでのんびり読書するも良し。
コツコツと続けたら、あなた自身も想像していなかった自分になることができますよ。

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信

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