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2016年05月10日

自分よりもペット優先な彼女ってどうなんでしょう…

the puppy Jack Russell

「自分よりもペット優先の彼女に不安を覚えます…」そんなお悩みに、作家の石田衣良さん(@ishida_ira)が答えてくれました。

Q. 自分よりもペット優先の彼女に不安を覚えます…

大好きな彼女に、一点だけ不満な点があります。それはペット優先なことです。デートの約束をした日でも、「犬の具合が悪くて行けないの、ごめんね」とドタキャンされることもしばしばです。年を取った犬で介護が必要ということですが、ぼくよりペット優先の彼女に不安を覚えることがあります。こんな彼女、アリでしょうか?

どれだけ大変なことなのか、想像力を働かせてみて

アリだと思うんですけど、本当に歳をとってヨレヨレのワンちゃんなのかな? それはちょっと現物を見てほしいよね。ヨレヨレのおじさんかもしれないからさ(笑)。ただ、飼っているペットが病気だったりすると、なかなかデートは難しいよね。それにこの子、詳しく書いてないですけど、もし1人暮らしだったりしたら、世話をするのが自分しかいないわけなので。なかなか家は空けられないもんね。

でもそんなに大切な彼女なら、ペットが病気になるのがどんなに大変か、ちょっと想像力を働かせたほうがいいんじゃない? 「大変なようだし、近くまで行くからお茶だけでもしようか」っていうような感じの誘い方もあるじゃない。デートの待ち合わせ場所に来ないって怒るだけじゃなく、ケーキか何か買ってそこの家まで行ってもいいんだしさ。別にあなたが犬嫌いとかでもいいと思うの。犬嫌いでも誰かが好きなものが大変な目にあっていて心を痛めているっていう状態に、自分の想像力が働くかどうかっていうことなんだよね。

だからその点ではちょっと彼のほうも考えてあげたほうがいいんじゃないかな。ただし、本当に病気の犬かどうか確かめてね(笑)。

※この記事は公式メルマガ「小説家と過ごす日曜日」よりお届けします。

企画:夜間飛行

ira_ishida のコピー石田衣良(いしだいら)
1960年、東京都生まれ。‘84年成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。‘97年「池袋ウエストゲートパーク」で、第36回オール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。‘03年「4TEENフォーティーン」で第129回直木賞受賞。 ‘06年「眠れぬ真珠」で第13回島清恋愛文学賞受賞。 ‘13年「北斗 ある殺人者の回心」で第8回中央公論文芸賞受賞。 「アキハバラ@DEEP」「美丘」など著書多数。 最新刊「オネスティ」(集英社) 公式サイト http://ishidaira.com/