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2017年11月03日

11月3日はレコードの日。レコードショップで働くアルバイターに魅力を聞いてみた

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11月3日はレコードの日。「いまさらレコード?」と思ったアナタ、ここ最近のアナログブームにのって音楽業界ではレコードブームが大盛り上がり。大手レーベルがレコードを発売したり、大手CDショップがレコード専門店を出したりしているんです! そんなブームを牽引している『HMV record shop』で働く、大学生アルバイターに仕事やレコードの魅力を聞いてみました。
■プロフィール
HMV record shop 新宿 ALTA店
橋本陽花さん(22歳)バイト歴1年。現在、大学4年生。休日には都内のライブハウスやクラブでDJ活動も行っている。

高校時代、周りで誰も聴いていない音楽が聴きたかった

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――橋本さんのファッションや雰囲気から音楽好きな香りがムンムンしていますが、やはり音楽が大好きなんでしょうか?

大好きです!!(即答) 以前はライブハウスでバイトをしていて、ゼミでも映画とヒップホップ音楽についての卒論を今、書いている途中です。

――相当な音楽好きですねぇ~。ちなみに音楽にハマったきっかけは?

高校生の頃に60年代のブラックミュージックが好きになって。私、高知県出身なんですが、当時は誰も聴いていないような音楽を聴くのがちょっとステイタスというか。

――あぁ、すごくわかります! 高校のときって、そういう気持ちありますよね!

最初はそんな感じでしたけど、近所にレコードショップがあって、好奇心で入ってみたら店主の女性がDJもしている生粋の音楽好きで。彼女といろいろな話をしながらレコードを買ううちに、本格的に音楽が好きになっていきました。

好きなアーティストのルーツミュージックを知るためにレコードにハマる

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――高校生でレコードデビューしたんですね! はやっっ!

もともとすごく好きなアーティストがいて、彼らが影響を受けたルーツミュージックも調べるようになりました。ルーツミュージックというと、やはり古い音楽が多くレコードしかないこともあるので、自然とレコードを買う機会が増えたんです。

――大学に入ってからはどんなバイトをしてきましたか?

最初は飲食店です。でも、あまり楽しくなくてすぐに辞めてしまって。やっぱり好きなことがいいのかなと思い、渋谷のライブハウスでバイトを始めて2年続きました。

――好きなものだと長く続いたんですね。でも、なぜ、ライブハウスからレコードショップにバイトを変えたんですか?

ライブハウスでDJカルチャーを目の当たりにして、自分もDJを始めるようになったんです。それでレコードに触れる機会がどんどん増えて、もっといろんなジャンルの音楽やレコードを知りたいと思い、ちょうど『HMVレコードショップ』がオープンしたので、応募しました。

バイトで、新しいレコードと音楽に出会えるのが幸せ

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――着実に自分の好きな方向性に進んでいる感じですね。それでは、現在の仕事内容を教えてください!

入荷したレコードを袋につめて加工したり、加工後のレコードを陳列したり。あとは在庫確認、レジ接客、お客様からの問い合わせの対応もします。そしてSNSの拡散も大事な仕事。いかに多くの人の目につくような仕掛けを作るかも考えています。

――バイトをしていて楽しいと思うときはどんなときでしょうか?

ウチのお店はバイトでも任される仕事が多くて、たとえば店内でかける音楽を自分たちで選べますし、ディスプレイされている黒板にオススメのレコードを紹介することもできるんです。

そして何より嬉しいのは毎日、新しいレコードと出会えること。入荷したレコードを加工しながら、こんな音楽があるのか!と発見があったり、バイト仲間もみんな音楽好きなので情報交換できたりするのがものすごく楽しいです。ココで働いてから、自宅にレコードがどんどん増えて、今では200枚を超えるほどに。バイト代をお店に還元している状態です(笑)

自分とお客様とのレコードへの思いの違いを知り、学ぶことも

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――200枚とは、かなり還元しましたね(笑)。とはいえ仕事で大変なこともあるのでは…。

もちろんあります。音楽に詳しいお客様も多いですから、質問されたことにまったく答えられず不甲斐ない気持ちになることも多々あります。そして、一番反省したのはレコードの扱い方。当店には高額なレコードも置いてあり、コレクションのために購入される方もいらっしゃいます。私自身、DJをしている影響か、レコードをモノとして雑に扱うのに慣れてしまっていて、高額レコードをお会計しているときにお客様から「もっと丁寧に扱って」と言われて、自分の物差しだけで仕事をしてはいけないと気が付きました。

――なるほど、それはすごく勉強になりますね。

あの、今日、どうしても言いたいことがあって…。

――おぉ、なんでしょうか。なんでも言ってください!

11月3日「レコードの日」に当店でイベントをするんですけど、インストアライブを自分で企画したんです! ライブハウスでバイトしていた頃に知り合った『℃-want you!』というアーティストが11月3日に7 inchをリリースすることが決まって、ぜひ、ウチでインストアライブをしたいと店長に相談したら「やってみよう!」と言われて。初めて自分の人脈と企画が形になるのが嬉しくてしょうがないんです。ライブハウスのバイトのときも大変だな、辛いなと思うこともあったけど、あの経験があったから、今に繋がっているなと実感しています。

――なんて素晴らしい話。めちゃくちゃ嬉しそうに話す橋本さんを見ていると、好きなことが形になるのっていいなと思います。そんな音楽を愛する橋本さん! 最後に好きなことをバイトにするおもしろさを教えてください。

もう、単純にバイトに行くのが楽しい。これに尽きます。あとは自分の好きなものの知識が働きながら学べるのもおもしろいです。バイト先の先輩と情報交換できるのもメリット。私は同世代よりも知識豊富な年上の人と働くほうが好きなので。あとは、好きなバイトのほうが長く続く! これは絶対です。

■取材協力
HMV record shop 新宿 ALTA店
http://recordshop.hmv.co.jp/
Twitter:@HMVrs_shinjuku
facebook:facebook.com/hmvrecordshop

取材・文:中屋麻依子 撮影:曽我美芽