【学生応援★リュウジ飯】 第6回「キャベツまるごと1個活用で食費を節約♪　3度おいしいポトフ“リメイク”レシピ」

GWで遊びすぎたから、お金がかかる外食やコンビニ弁当は控えたい…。だからといって、毎日きちんと自炊するのは大変…。そんな悩みを解決するべく、少ない食材でたくさん作れる「ポトフ」とそのリメイク術を、リュウジさんに教えてもらいました！　ちょい足しするだけで味や風味が変化して、新鮮に楽しめますよ。

“材料を鍋に入れて煮るだけ”の旨み凝縮スープ「キャベツまるごとポトフ」

ベースとなるポトフは、キャベツをまるまる1個使います。食材も調味料もシンプルなのに、その味わいはやわらかくて繊細。キャベツは、フォークで切れるほど柔らかに仕上がりますよ。

（1）キャベツは芯に届くまで深めに、十字の切り込みを入れる。ソーセージは斜めの切り込みを入れる。

（2）鍋にキャベツ、ソーセージ、水、コンソメを入れる。

（3）アルミホイルでフタをして、強火にかけ、40～50分ほど煮る。

（4）キャベツがくたくたになったら、塩、コショウで味を調える。

器に盛り、好みで粒マスタードを添えたら完成です♪

スパゲッティ＆バターをインしてコクのある主食に変身「コンソメスープパスタ」

ゆでたスパゲッティをプラスすると、少しとろみが加わった食べ応え抜群の主食メニューに。ソーセージを切るというひと手間で、食べやすくなります。スパゲッティをごはんに変えれば、リゾットにも。

（1）塩を入れたお湯で、スパゲッティを袋の表示時間よりやや短めにゆでる。

（2）ソーセージは斜め切りにする。

（3）鍋にスパゲッティ、キャベツ、ソーセージ、スープ、バター、塩を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせる。

仕上げに黒コショウを振りかけたら完成です♪

調味料ちょい足しで本場・北海道の味を再現「キャベツのスープカレー」

カレー粉をプラスするだけで、じっくりと時間をかけて作ったようなスープカレーに変化するのは、ベースのポトフに旨みが詰まっているからこそ。焼いた野菜やお肉を添えてもおいしそう。

（1）鍋にポトフ1食分を取り分ける。

（2）（1）にカレー粉とオリーブオイルを加えて中火にかけ、ひと煮立ちさせる。

器に盛り、ごはんを添えたら完成です♪

まとめ

ポトフは煮込む方法で紹介しましたが、キャベツを鍋に入れる前に、ラップでくるんで電子レンジで8分ほど加熱してから煮込むと、時短になります。すぐ作って食べたい方は、試してみてくださいね。できあがったポトフは鍋に放置せず、タッパーなどに移して冷蔵庫で保存するとベスト。4～5日程度で、リメイクしながら食べ切りましょう。

取材・構成・文：有竹亮介（verb）
撮影：森カズシゲ