気遣いができる人とできない人の違い 【DJあおいの「働く人を応援します!」】
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
気遣いにはある程度の厚かましさが必要
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
気遣いに必要なのは、観察力と共感力なのですが 、気遣いが苦手だという人は、観察力が足りないというわけでもなく、共感力が足りないというわけでもないんです。
むしろ観察力や共感力が高過ぎてフリーズしてしまうのが気遣いが苦手な人の大きな特徴ですね。
「相手の状況を詳細に分析→あらゆるリスクを評価→行動するか否か」と、複雑なプロセスをたどるのですが、気遣いは相手との関わりであり、完全にリスクをゼロにすることはできませんので、結局は「やっぱりやめておこう」という考えに至り、顔に愛想笑いを貼り付けて壁の花になってしまうんです。
何もしていないように見えるのかもしれませんが、認知リソースは人一倍消費しているのが気遣いが苦手な人。
だから彼等は人の集まりに参加するだけで疲れ果ててしまう傾向があるんですよ。
そういう意味で言えば、「気遣いが上手」と評価される人って、ある程度の厚かましさを持っている人なんですよね。
当然反感を買うリスクもあるし、煙たがられるリスクもあるので、場合によっては気遣いが裏目に出てしまうこともありますが、彼等の特筆すべき点は気遣いの精度というよりも「リカバリー」にあるんです 。
気遣いが裏目に出てしまったら、それを逆手に笑いに変える技術があったり、絶妙な「ヨイショ」でその場を切り抜ける話術があったり、気遣いで人を楽しませるのではなく、リカバリーで人を楽しませる技術があるので、失敗を恐れることはあまりしなくていいんですよ。
気遣いが苦手な人に足りないのは、観察力でもなく共感力でもなくリカバリー力です。
「失敗をしないように」と、認知リソースを注ぎ込むのではなく、失敗を前提としたリカバリーの方に認知リソースを割き、様々なリカバリーのバリエーションを増やしていくこと。
それでもなお失敗することはあるかと思いますが、その失敗からまた最適なリカバリー方法を学んでいくこと。
この繰り返しでリカバリーの精度を上げていけば、もう壁の花なんかやっている必要はないし、気遣いが苦手な人特有の「人疲れ」も心地良い疲労に変わると思いますよ。
+ + + + + + + + + + + +
▼ DJあおいさんの記事をジャンルごとに読む ▼
コミュニケーション(人間関係) / 恋愛 / モテ / 自分の将来 / 違いシリーズ / 人から好かれるには / 社会に出て役立つスキル / メンタル強化 / お金 / イタい人 / 女子の心理 / 欠点(短所)の克服

謎の主婦。Xで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
■公式ブログ http://djaoi.blog.jp
■X メインアカウント @djaoi
サブアカウント @DJ_aoi
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。